出典：パーゴルフ
今回は、アンダーパーについてご紹介します。ゴルフでは、規定打数（par）より少ないスコアで回ることを言います。ゴルファーの究極の憧れですよね。一度は「69」を出してみたい！
アマチュアゴルファーで出すことはとても難しいことなのですが、目指すことでこれからのプレーに役立つことが期待できるでしょう。
ぜひ一読していただき、レベルアップを目指してみてください。もし最高のプレーが安定してできるようになると…夢ではなくなるかもしれません。
目次
ゴルフ｜アンダーパーとは？
コースで決めた規定打数（par）より少ない打数でラウンドしたことを指します。ゴルフでは各ホールに「par」が設定され、それぞれ「Par３」「Par４」「Par５」と呼んでいます。
一般的に１～９番ホールまでをアウトコース、１０～１８番ホールをインコースいいます。アウト、インとも「36打」になるようになっていますので、合計すると「72」になります。そして「par72」を切ったときに「アンダーパー」でラウンドしたといいます。
トーナメントでは、本来の打数より少なくして「パー71」や「70」と設定する場合もあります。通常のパー５をパー４にして難易度を上げたり、ゴルフ場のトータル距離が短いので規定打数を少なくしたりして、工夫をしています。
スコアカードの記入例をまとめました。間違えるとコンペでは競技失格となり賞品がもらえません…
トーナメントのアンダーパー記録は…！？
2018年８月のウィンダム選手権にて歴史的スコアが飛び出しました。驚異「59」で初日を終えたのは、2007年優勝者のブラント・スネデカー選手。2012年にはフェデックスカップ年間王者に輝くなど実績十分のベテランゴルファーです。
PGAツアーの最少ストロークは2016年にジム・フューリック選手が達成した「58」。記録には1打届かなかったものの、歴代2位という驚異の打数でホールアウトしました。2位の選手も「−７」。アンダーパーの選手が90人になったそうです。
こういう場合、コースの名誉にもかかってくるので、２日目以降になると難しいセッティングになってきます。やはりトーナメントでは、プロのいろんな技を見せて欲しいですよね！
いいプレーをするには、ゴルフのグリップがとても大切です！チェックしてみましょう。
ギネスブック認定記録
実は、2010年中日クラウンズの最終日に「59」を出して優勝をしています。この記録、世界最少スコアとしてギネス認定されました…しかし、２年後の2012年５月、アメリカのPGA下部ツアーでライン・ギブソン（オーストラリア）選手が「55」で回り、あっさりと記録が塗り替えられました。
出典：Yahoo!スポーツ
そのときのスコアカードです！驚異的なゴルフプレーですね。その時のプレーを支えたのが山形県の工房で作られた「山田パター・エンペラー」です。すべて１パットだったそうです。
そのニュースを聞いたオバマ前大統領は、2013年の日米首脳会談のおみやげに安倍総理におねだりしたとかしないとか…アンダーパーの記録が日米首脳会談まで影響するとは凄いですね！ ちなみに実際にプレゼントしたそうです！
良いラウンドで回るにはパターの上達は欠かせません！ゴルフ初心者もすぐに上達する練習情報です！
アンダーパーを目指すためには、120、100を突破しよう！
120を切るには…
ゴルフ初心者が「120切り」をするには発想の転換でいけそうです。
18ホールをパーで回ると「72」です。ボギーだと「90」、ダブルボギーだと「108」、トリプルボギーだと「126」です。全ホールをダブルボギー回っても、あと11打多く打てます。それで「119」になります。
ゴルフでバーディをとるには、ミスショットは許されません。しかしダボやトリプルでは多少のミスは許されます。そのためには、下記の４つのポイントを意識してゴルフプレーをしましょう。
・ドライバーを短く持ってミスを減らす
・セカンドショットではグリーン周りに打つ
・アプローチではグリーン中央に乗せる
・パターは２～３パットで入れるようにする
100を切るには…
＜ナイスショットはいらない＞
全てボギーで「90」です。その内９Ｈでダブルボギーと打ってしまったとしても、100切りの壁は達成する事が出来てしまいます。基本的にミドルでは「３オン・２パット」、ロングでは「４オン・２パットでOKです。という事は、ゴルフでドライバーが苦手な人は無理に使う必要はありません。ＯＢのリスクが減らせます。
＜得意な距離を残す＞
ゴルフで100を切るレベルになると、得意な距離があるはずです。例えば…「120ヤード前後のショットはミスが少ない」とか「50ヤード以内ではピン周辺に打つことができる」など好きな距離やミスが出にくいショットを把握します。
ピンまで残った距離ではなく、わざと得意な距離が打てる場所にボール運んで、次のショットでピンそばに寄せていくマネジメントが大切です。
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アンダーパーを狙うには！？
まずは100切りを目指して、90、80、70とレベルを徐々に上げていくことです。たくさん練習したからといってアンダーパー達成することができません。
平均以上の飛距離、狙った距離を確実に打ち分ける技術、トラブルの対処法など基本スキルがしっかりマスター出来て初めて目指すことができるでしょう。
ゴルフはミスが出るスポーツです。それを少しでも減らすことで伸びてきます。アマチュアが「70」を切るのは至難の技ですが、プロでも「60」を切るのは大変ですので、ゴルフでアンダーパーを出すには、地道にレベルアップして壁を乗り越えていくしかないようです！
まとめ
一般アマチュアでは、アンダーパーで回ることは難しいですが、「99」は100を基準にすると「−１」ですから、１アンダーのスコアでラウンドしたことになります（笑）
少しオヤジギャグ的な解釈ですが、レベルに合わせて練習とラウンド経験を積みながら徐々にスコアアップしていくと、プロのように「69」などを出せるチャンスが巡ってくるかもしれません！地道にゴルフを取り組んでいきましょう！
この記事を書いたライター
ゴルファボ編集部
