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知識

ゴルフ体の回転のための練習ドリルと3つの注意点とは?

ゴルフで練習を続けていてもなかなか飛距離が伸びない…ダフリやトップが直らないという悩みはありませんか?

ゴルフでは体の回転を使ってスイングをしないと、パワーが伝わらず遠くへ飛ばすことができません。小手先のショットになると、毎回同じ動きをする事が難しいので再現性も低くなりミスも増えてしまいます。

とはいえ、しっかり体を回して強く振るというのは言うほど簡単ではないですよね。

そこで今回は、ゴルフで体の回転を使う動きのポイントとおすすめの習得ドリルをご紹介します。上体を上手く回して大きくゴルフクラブを振ることができると、あなたの持つ最高の一打が放てるでしょう。ぜひトライしてみてください!

体の回転が大事な理由

上体をうまく使えずに腕の力でクラブを振る「手打ち」は中級者クラスのゴルファーにも見られる打ち方です。

ゴルフでは手だけを使うと動きも小さくなり、腰や肩の大きな力を利用できないので飛距離を伸ばすことができなくなります。手で当てに行くのでトップやダフリの原因にもなってしまいます。

体の回転を使ってショットができると、上半身の筋力を利用して大きなパワーをボールに伝えることができます。飛距離も伸びますし、より強い筋肉を動かすことになるので、再現性も高くなります。

理想的スイング3つの注意点

ゴルフでうまく体の回転をするために3つの注意点があります。

腰と肩をしっかり回す

下半身はぐっと踏ん張りながら体の回転を始動する時の目安となる角度があります。

それはバックスイングのときに腰が45度、肩が90度回ること。トップに向かって腰を動かしていき、その状態で肩甲骨を動かしていくと、スムーズに肩が回っていきます。柔軟性はゴルファーによって違うので、苦しい場合はできるところまで意識してひねっていきます。

もし、かなり硬くて苦しいというゴルファーは、顔を右に向けてください。頭を動かすのではなく「顔を右に向ける」です。正面を見続けているとテイクバックがきついので、若干右を向けることで改善されるでしょう。

腕の三角形を保つ

ゴルフで手打ちを防ぐためには、アドレスで作った左右の腕の三角形を保っていくことが大切です。脇を締めてこの三角形を崩さずにショットをすることで、動きもきれいになります。

テイクバックのときに手だけでクラブを上げてしまうと、動作が小さくなったり軌道がずれたりする原因になります。またインパクトから先で三角形が崩れてしまうと、左肘をたためず、脇があいたフィニッシュとなってしまいます。

ゴルフ練習場の鏡などを使って腕の形がどうなっているかチェックをしてみてください。

また、100円ショップなどで売っている15センチから25センチくらいのおもちゃのボールを前腕のあたりに挟んで落とさないようにするドリルも効果的です。まずはシャドーや素振りで試してみてください。詳しくはこちら👇

腕と身体は同調させる

体を回す、手だけで振らないという意識が強すぎるあまり、腕がついてこない振り方になってしまうことがあります。いわゆる振り遅れです。

振り遅れてしまうとフェースが開いたままボールを擦るようにインパクトしてしまうので、スライスがかかってしまいます。「手打ち」はもちろんよくありませんが、インパクトにかけて上体の動作に合わせて手もしっかり振ることが大切です。

↓ゴルフでは「すくい打ち」もダフリやトップなどの原因になります。チェック方法と改善のためのレッスンを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの習得ドリル3選

体の回転を使うための練習ドリルを3つ紹介します。

お尻を固定したドリル

一つ目はクラブがなくてもイメージがよくつかめる方法です。

お尻を壁(椅子の背でもOK)につけて、普段のゴルフと同じように前傾をします。その状態でシャドースイングをしてみましょう。そのときにお尻は壁につけたまま。テイクバックでは右側、フォローでは左側の尻が付くように意識します。

下半身を固定したまま振っていく意識がつくので、ヘッドアップも防ぐことができます。シャドーで繰り返してイメージをつかんでください。打ちっぱなしでも、設置してある椅子を使って素振りをすることで練習することができます。

片手打ち

手打ちになる一つの原因はゴルフクラブが「軽いこと」です。軽いために手だけを使って振ることができてしまうので、練習では片手で振ってみるようにしましょう。

思った以上に重さや扱いづらさを感じると思います。片手打ちはプロもよく取り入れているドリルです。

どうしてもうまく当たらないときは反対側の手を軽く添えるようにしてもOK。振り抜くときには右肩をターゲット方向に向けるようなイメージを持ってください。そうすることで上半身をしっかり使うことができます。

片手打ちの練習法はこちらで詳しく解説しています。

動きを止める練習法

手打ちになっていないか、簡単に判別できるやり方があります。

まず通常と同じようにボールを打つ動きをしていきます。トップの位置にきたらいったん止めてください。その状態からダウンスイングを再開します。上半身を使って振れている場合は止まった状態からも強く振り抜くことができます。

手の力だけ、あるいは反動を使っていたりして体の回転ができていないとうまく打てません。

トップで止めるとうまく打てない場合は、小さな動きからチャレンジしていってください。腰、あるいは膝くらいの高さのテイクバックで止めてからボールを打つ。上半身を使うこと、それだけに集中して取り組むことがポイントです。

少しずつ動作を大きくしていくことで、ゴルフの正しい上体の使い方を身につけることができます。

↓ゴルフ初心者でもドライバーの飛距離をアップさせるポイントを紹介しています。記事をチェックして日頃のメニューに取り入れてみてください。

まとめ

今回は体の回転で振っていくためのポイントを紹介しました。「手打ち」だったゴルファーが習得できると、これまでよりもかなり遠くまで飛ばすことができるはずです。

全身を使って振っていけるとゴルフのスコアアップにもつながります。練習法も簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

 

↓ゴルフは考え方次第で大きく上達することが出来ます。

 

この記事を書いたライター

ライター

ゴルファボ編集部

ゴルフの上達法から雑学、業界最新ニュースまでをお届け。ゴルフ好きのあなたが「もっと上達する」情報を提供致します。
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