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石川遼 復活Vならず…2018年賞金王は今平周吾に決定

出典:日刊スポーツ

今シーズンの優勝者、賞金ランキング上位者などの30人のみが出場している国内男子メジャー「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日は、石川遼、小平智、ハン・ジュンゴン(韓国)の3人が通算8アンダーのトップタイで並びプレーオフに突入しました。

石川は2年ぶりの優勝、小平は通算8勝目、ジュンゴンは3年ぶりの勝利がかかっていました。賞金ランク1位の今平周吾は、通算5アンダーの8位でフィニッシュして初の賞金王に輝きました。

国内男子メジャー|日本シリーズJTカップ

出典:ALBA

国内男子メジャー『日本シリーズJTカップ 東京よみうりカントリークラブ(東京都)』の最終日の競技が終了。通算8アンダー、トップタイで並んだ石川遼、小平智、ハン・ジュンゴン(韓国)の3人によるプレーオフ。プレーオフは18番パー3で行われました。

プレーオフ1ホール目、石川、ジュンゴンともパーパットを外してボギー。小平は約1.5mのパーパットを沈めて今季初優勝。日本ツアー、米ツアー通算8勝目を獲得。

4位には通算7アンダーの藤本佳則。5位には通算6アンダーの堀川未来夢、岩田寛、イ・サンヒ(韓国)。5位の堀川は、自身4度目の最終日最終組のラウンドでしたが、ダンロップフェニックストーナメントに続き、最終ホールでスコアを落とし優勝目前で涙をのみました。

今平のツアー1勝でのマネーキングは、1976年の青木功以来の2人目。26歳61日のタイトル獲得は歴代5位の年少記録。

「来年も賞金王らしいゴルフをしたいと思います」とインタビューで話していました。2014年の下部ツアーの賞金王タイトルと合わせて、”ダブル賞金王”に輝きました。1999年のJGTO発足後初の快挙です。

日本シリーズ優勝者|小平智

出典:GDO

名前:小平 智(こだいら さとし)
生年月日:1989(平成元年)年9月11日生まれ(28歳)
身長:172㎝
体重:70kg
出身地:東京都出身
通算:8勝(うち米ツアー1勝)

2013年「日本ツアー選手権」で初優勝。2017年3月に古閑美保プロと結婚。2018年初出場したマスターズでは28位。マスターズ出場の翌週、米男子ゴルフ「RBCヘリテージ」で、韓国の金シウとのプレーオフを制して米ツアー初優勝。

2013年「日本ツアー選手権」、2015年「日本オープン」に続く、国内メジャー3つ目を地元凱旋優勝で果たす。

今シーズン米ツアー初優勝など着々と力を伸ばし、世界でも戦えるようになりました。小平の強さの秘密とスイングの特徴などをまとめました。

出典:株式会社プロギア2018年4月、RBCヘリテイジでアメリカ男子ツアー初優勝。小平智は大舞台で、目標にしていた勝利をつかみ取りました。2011年にプロツアーに参戦。チャレンジを続けて少しずつ力を...
小平智が凄い!日本を代表するトッププロを大特集 - ゴルファボ

日本シリーズ上位成績

優勝 −8 小平智(プレーオフ)
2位タイ −8 石川遼、ハン・ジュンゴン(韓国)
4位 −7 藤本佳則
5位 −6 岩田寛、イ・サンヒ(韓国)、堀川未来夢
8位 −5 星野陸也、今平周吾

男子ツアー|今シーズン初優勝者

重永亜斗夢(29歳)東建ホームメイト
秋吉翔太(27歳)ミズノオープン
市原弘大(36歳)日本ゴルフツアー選手権(メジャー)
出水田大二郎(25歳)RIZAP KBCオーガスタ
星野陸也(22歳)フジサンケイクラシック
稲森佑貴(24歳)日本オープン(メジャー)
木下裕太(32歳)マイナビABCチャンピオンシップ
額賀辰徳(34歳)VISA太平洋マスターズ

※年齢は優勝当時

2018年賞金ランキング上位

出典:GDO

1位 今平周吾   1億3,911万円
2位 S・ノリス   1億 394万円
3位 稲森佑貴     8,530万円
4位 市原弘大     8,224万円
5位 池田勇太     7,967万円
6位 小平智      7,598万円
7位 星野陸也     7,358万円
8位 B・ジョーンズ   7,298万円
9位 時松隆光     6,953万円
10位 チェホソン    6,948万円

165cmと決して大きくない体で300ヤードの飛距離を飛ばす抜群のセンスで賞金王になった今平周吾。彼のこれまでの歩みと強さの秘密をまとめました!

 出典:msn.com若手ゴルファーの中でも注目度ナンバーワン!今平周吾はいま男子ツアーの主役として常に上位争いに絡んでいます。昨年の関西オープンで初優勝。2018年も好調をキープして賞金ランキ...
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まとめ

スタートホールでダボを叩き、優勝争いから脱落かと思われた石川遼ですが、その後猛チャージをかけました。惜しくもプレーオフで負けましたが、復活に相応しいゴルフでした。来年がとても期待できますね!

優勝した小平は、今季米ツアーで1勝を挙げましたが、その後思うような活躍が出来ていませんでした。日本ツアー最終戦で見事に優勝を飾り、小平ここにありを日本のファンに見せてくれました。来年も日米両ツアーの掛け持ちになると思いますが、さらなる活躍を期待しています。

初の賞金タイトルを獲得した今平は、平均ストローク、平均パット数、平均バーディ数が1位。今シーズン1勝ですがトップ10の回数が13回と圧倒的な安定感を出しての戴冠でした。世界ランキングも上げていただき、来年のオーガスタでのプレーも見てみたいです。