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タイガー・ウッズ完全復活のV!米プレーオフを制し通算80勝達成

出典:日刊スポーツ

米男子プレーオフ最終戦『ツアー選手権 アメリカ イーストレイクGC』最終日が終了!

3打差の単独首位からスタートしたタイガー・ウッズが2バーディ、3ボギー「71」で周り、通算11アンダーで逃げ切り、2013年「WGCブリヂストン招待」以来となるツアー通算80勝目飾りました。

最終ホールの18番、大勢のギャラリーがグリーンを囲み、短いパーパットを決めると大歓声が響きわたりました。その瞬間、タイガーは両手を上げて喜びをかみしめていました。

「とにかく精一杯やりました。難しいコンディションの中で、いいプレーをすることができました」と優勝インタビューに答えていました。

タイガーは、サム・スニード以来のツアー史上2人目の通算80勝に到達。松山英樹は、6バーディ、1ボギー「65」の通算6アンダーの4位でフィニッシュ。フェデックスランキングは13位で終わりました。

2017~18年シーズンのフェデックスカップランキング1位(年間王者)は、松山英樹と同じく通算6アンダーの4位に入ったジャスティン・ローズが輝きました。ボーナス1,000万ドル(約11億円)を獲得。

ツアー選手権 上位成績

優勝 −11 タイガー・ウッズ
2位  −9 ビリー・ホーシェル
3位  −8 ダスティン・ジョンソン
4位タイ −6 松山英樹、ウェブ・シンプソン、ジャスティン・ローズ

タイガー・ウッズ復活優勝の軌跡!

出典:GDO

スランプや怪我、スキャンダルで苦しみ抜いた、ゴルフ界のスーパースターの復活Vまでの軌跡を追ってみました。

タイガー・ウッズ|プロフィール

名前:エルドリック・タイガー・ウッズ
生年月日:1975年12月30日
出身地:アメリカ カルフォルニア州
出身校:スタンフォード大学
身長:188cm
体重:84kg
ゴルフ歴:生後9ヶ月
プロ転向:1996年
メジャー優勝14回(歴代2位)、トリプル・グランドスラム(史上2人目)
契約:クラブ/テーラーメイド、ボール/ブリヂストンゴルフ、ウェア・シューズ/ナイキ

生後9ヶ月でゴルフクラブを握り、2歳のときには「すごい幼児がいる」と新聞に取り上げられ話題になります。また、テレビにも注目される。5歳でハーフ「48」のスコアを記録し、8歳のとき世界ジュニアで優勝。ジュニア時代は、今田竜二ともライバルでした。

2009~2012年|交通事故

2004年10月にエリンと結婚。2009年11月に不倫スキャンダルが発覚し、妻から逃げる途中に街路樹に衝突する交通事故を起こして負傷。2013年に「ファーマーズインシュアランスオープン」「ツアープレーヤー選手権」で優勝するなど年間5勝して、世界ランク1位に返り咲きましたが腰痛で長期離脱。

2015〜2017年|世界ランク674位まで降下

「フェニックスオープン」で自己ワーストの「82」を叩き、最下位で予選落ち。メモリアルトーナメントでは「85」を記録し、自己ワーストを更新。翌週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」を棄権し、世界ランク674位まで下がりました。

2017年5月には、薬物の影響下で車の運転をしたとして職務質問を受けて逮捕されます。

2018年|ツアー競技復帰

「バルスパー・チャンピオンシップ2位」「プレーヤーズ・チャンピオンシップ11位」「全英オープンでは6位」「全米プロでは2位」と完全復活をアピール。

そして9月の米国男子プレーオフ最終戦「ツアー選手権」で、初日から首位を譲らず完全優勝を果たし、「完全復活」をさらに印象付けました。

タイガーのショットは、いつ見ても感動します!

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タイガー・ウッズ勝利数

出典:GDO

メジャー通算14勝

・マスターズ:4勝(1997年・2001年・2002年・2005年)
・全米オープン:3勝(2000年・2002年・2008年)
・全英オープン:3勝(2000年・2005年・2006年)
・全米プロ:4勝(1999年・2000年・2006年・2007年)

現在は歴代2位。1位はジャック・ニクラウスの18勝です。2005年の全英オープンで勝ったことにより、すべてのメジャー大会を2勝ずつ挙げた「ダブル・グランドスラム」を達成します。ジャック・ニクラウス以来の2人目。

2008年の全米オープンの勝利で、すべてのメジャー大会を3勝ずつ挙げた「トリプル・グランドスラム」を達成します。ジャック・ニクラウスの38歳よりも若い「32歳」で成し遂げました。

米国男子ツアー

通算80勝(上記メジャー優勝も含む)
歴代2位(1位はサム・スニードの82勝)

タイガー・ウッズ特集です!彼の凄さがわかりますよ!

出典:CBSSPORTS.COMピンチに陥っても奇跡のようなスーパーショットで観客の度肝を抜き、ゴルフ=アスリートのイメージを植え付け、ゴルフの概念そのものを変えた人物。アメリカが生んだゴルフ史上もっ...
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まとめ

今大会のタイガーは、昔のような強烈な飛距離と強烈なバックスピンのゴルフの強さではなく、穏やかでどっしりとした横綱のような強さのゴルフを見せてくれました。

サム・スニードの82勝が見えてきましたね。タイガーの強いパッティングが今大会で復活しましたので、来シーズンがとても楽しみです。また、神がかったプレーをたくさん見せてほしいです。