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ゴルフドライバーの選び方5つの基本!性能と相性を大解剖

ドライバ―を上達させるための秘訣は、自分に合った性能や特性を持ったドライバ―を使うことです。今より飛距離アップ、方向性アップするために欠かせないポイントをご紹介します。

ドライバーをしっかり振るとOBになる…、かといって手加減して弱く打っても曲がってしまうし、飛距離も出ない…そんなジレンマに陥っていませんか?

ドライバーは全番手の中でもっとも飛距離が出ますが、アイアン等と比べて長尺なので、一番扱いが難しいという一面があります。1ラウンド18ホール、平均で14回程度使用するこのクラブは他のゴルフクラブと比べて大きく違うところがあります。(18H中4ホール程度はショートホールなのでドライバーは使用しません)

それは、ドライバーを使うときだけは毎回ティーグランドから自分の好きなようにセットして、完璧な状態から打つことが出来るということです。自分の好きな様にセットして打てるからこそ、絶対に失敗はしたくないですよね。

ドライバーを上達させるための秘訣は、自分に合った性能や特性を持ったドライバーを使うことです。今より飛距離アップ、方向性アップするために欠かせないポイントをご紹介します。

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ドライバーはココで選ぶ!

全てのゴルフクラブの中で一番長尺で長いのがドライバーです。

基本的に「見た目・長さ・硬さ・重さ・ロフト」この5つが
選び方の基本的なポイントです。

全国のスポーツ用品店や、ゴルフ専門用品店で新品中古など、様々な機能を持ったものが各メーカーから発売されています。数多くあるドライバーの中から最適なものを選んで、いつでもナイスショットするためのポイントは、自分のスキルや生まれ持った体質、スイングにマッチした性能のドライバーを使う事です。まずは5つのポイント、「見た目」「総重量」「フレックス(シャフトの硬さ)」「長さ」「ロフト」に注目しましょう。

見た目

「見た目」はとても重要な要素で、各ゴルフメーカーによってデザインが大きく変わります。

構えた時、「構えやすい!」「上手く打てそう!」とゴルファー自身が思える事がナイスショットには欠かせません。それにはヘッドの大きさ、色、などが関係してきますが、ポイントとしてはフィーリングを大事にすれば良いでしょう。大きなヘッドが好きな人もいれば、小ぶりなヘッドのほうが上手く打てそうという人もいます。

直感的に自分が構えてみて「いいな」と思ったものが良いでしょう。ゴルフ初心者であればなかなかわからないと思いますので、ヘッドが大き目なものであれば、当たりそうな感覚が持てるので良いでしょう。素材でも印象は大きく変わり、チタン製や、チタンとカーボンを使った複合ヘッドがあります。

総重量

「総重量」は年齢や体力に関係します。若くて力のある人が軽すぎるゴルフクラブを使うと、振り遅れや力のロスなどにつながります。

反対に力のない人が重いゴルフクラブを使うと、遠心力で振り回されてしまいスイングスピードが出ずに飛距離が出ません。総重量(ヘッド+シャフト+グリップ)300gを基本として、力のあまりない方は300g以下、パワーのある人は300g以上がベストです。

フレックス(シャフトの硬さ)

シャフトの硬さは各モデルやゴルフメーカーによって異なりますが、素材は基本的にカーボンを使用したカーボンシャフトです。柔らかい順番にR・SR・S・Xといったフレックスという表記で表されます。

スイングスピードが速くない方は柔らかくしなって飛ばせるRやSR、スイングスピードが速い方は振りに負けない固いSやXのシャフトを使うことで、シャフトの性能を100%生かすことができます。これは、どのシャフトが良いというわけではなく、自分の体力やスイング傾向に合わせた選び方が重要です。

↓フレックスによる性能の違いと選び方はこちらで解説いたします。↓

長さ

ドライバーが短ければそれだけ操作性が上がり扱いやすくなりますが、遠心力が生まれにくくなるので飛距離が出にくくなります。逆に、長ければ遠心力が多く生まれるのでゆったりと振ってボールを飛ばすことができますが、長尺な分、振りにくいと感じるゴルファーも多く、ミスが生まれやすくなります。

どちらもメリット&デメリットがありますので、自分のタイプや好みに合わせていきましょう。プロゴルファーのようにスイングスピードが速い人は比較的短めのものを使って精度を上げたりしています。平均は45インチ程度ですので、46インチなどは長尺の部類に入ります。近年では46インチ長尺でも軽くて振りやすいモデルが登場しています。

↓目指せ+20ヤード!遠心力で飛距離を大きくアップさせる方法とは?↓

ロフト角

ロフト角とはゴルフクラブのフェース面の角度の事で、弾道に強く影響します。

選び方としては、ゴルファーのヘッドスピード(HS)やスイングタイプで違ってきますが、ロフト角が立てば立つほど、ゴルフボールを上げるのが難しく、HSが速いゴルファー向けと言えるでしょう。

ゴルフ初心者であれば10.5°程度であればまずはOKです。経験を積んでいくうちにヘッドスピードが上がってきたり、ボールの弾道が高すぎて飛距離がでないと感じた場合は9.5度などロフト角の少ないものに変更することをおすすめします。

ドライバーの性能・機能を
理解しよう

ドライバーには大きく分けて、「スライスしにくいモデルと、フックしにくいモデル」「スピン量を抑えるタイプと、スピン量を増やすタイプ」に分かれます。

一概には言えませんが、各ゴルフメーカーが「易しく打てる」とうたっているものは基本的にはスライス抑制機能があり、アスリートモデルと言われるものがフック抑制機能があります。

スライス球ばかり打ってしまう方が、フックしにくいモデルを使うとボールはさらに右に曲がってしまいますし、もともと球が上がらない方が低弾道の性能をもったものを使うとボールはさらに上がりにくくなります。自分の球筋と性能のマッチングはもっとも注意しなければいけないポイントです。

スライス・フックを抑制する

ヘッドに付けられた「ウエイト(おもり)の位置」でヘッドの返りやすさが変わり、スライスしにくい、フックしにくいといった特性が変わります。

元から球がスライスや右に行きがちなゴルファーは、スライスしにくいモデルを使用することで、弾道をまっすぐに矯正することができます。反対にボールがフックや左に行きがちな人はフックしにくいモデルを選ぶほうがよいでしょう。この違いはヘッドの重心位置や、フェースの角度などで決まります。

○ = スライスする人→フックしやすいドライバー
✕ = スライスする人→スライスしやすいドライバー

スピン量に関して

スピンがたくさんかかるとボールは高く上がります。では、高く上がれば上がるほど良いのかと言えば、そうでもありません。ゴルフではボールが高く上がりすぎると逆に上に伸びるだけで飛距離は出ません。スピン量が少なすぎてもライナー球のようになり大きな飛距離は望めないでしょう。

ゴルフボールの理想的なスピン量は2500~2700回転/分ですが、少ない人だと2000回転/分以下(スピン不足)。多い人だと4000回転/分(スピン過剰)といった数字も出るそうです。このスピン量は現在、全国のゴルフショップやスポーツ用品店などでも計ることが出来るのでぜひ自分の数値を計ってみることをおすすめします。

スピン量はゴルフクラブのロフト角や打ち方、ボールの位置でも変わりますが、適正なゴルフクラブを使用すればあなたの飛距離はさらにアップするでしょう。

性能別ドライバー紹介

一見すると同じような見た目でも、各メーカーやモデルによって機能や特性は大きく変わります。あなたの体力や持ち球の傾向にドライバーをマッチさせることで、ミスが限りなく減ったり、飛距離が大きく向上したりします。

まとめ

自分に最適なドライバーを使うためのポイントは、自分がどんなゴルファーでどんなスイング傾向にあるのかを把握することが重要です。

もともとスライス球の出ないゴルファーが、スライス抑制効果のあるドライバーを持ってもなんの意味もありませんし、球が上がらないゴルファーがスピン量を抑える性能を持ったものを使用しても飛距離アップは望めないでしょう。

どんな球が打ちたいのか?自分のどの部分をゴルフクラブでカバーしたり、伸ばすことが出来るのか?そういった点を踏まえてドライバーを使えば、ラウンドでミスする確率が大幅に減るだけでなく、ゴルフ上達のスピードが2倍3倍にもなります。

ぜひこの記事を参考にして、あなたにマッチした最高のドライバーを手に入れてください。