ゴルフクラブはしっかりとお手入れをしていますか?
練習やラウンドで汚れたゴルフクラブをどうメンテナンスしたらいいのかわからない人も多いと思います。今回は、ゴルフクラブの正しい磨き方とケアの方法をご紹介します。
上手いゴルファーはゴルフクラブもしっかりとお手入れをしているといいます。正しい磨き方でメンテナンスをすることで、ゴルフクラブの性能も発揮されますし、長持ちもします。また、十分にお手入れがされているゴルフクラブは、下取りのときに価格に差が出るそうです。決して安くはないゴルフクラブですから綺麗にメンテナンスして大切に扱いラウンドに備えましょう!
ゴルフ中継を見ながらでも簡単にできます。ゴルフクラブのケアが終わる頃には次のラウンドが待ち遠しくなるでしょう。
目次
ゴルフクラブの正しい磨き方
ゴルフクラブは、ほぼ金属でできていて硬いイメージがあると思いますが、とても繊細な道具ですので丁寧に取り扱いましょう。ゴルフクラブは、磨き方を間違えて硬いもので拭いたりするとすぐに傷がついてしまいます。またウッドなどはヘッドに塗装をしていますので、すぐに傷がついて剥げてしましい格好悪くなってしまいます。
ゴルフクラブの磨き方は、まず下記のものがあるととても便利です!全部揃えなくても大丈夫です。
クリーニングにあると便利なもの一覧
・乾いた布(雑巾で大丈夫です)
・メラミンスポンジ(商品名「激落ちくん」など)
・歯ブラシ
・水(温めの水が最適ですが水でもOK)
・中性洗剤(食器用洗剤)
・車用研磨剤(コンパウンド)
・錆止めスプレー(クレ556など)
ゴルフクラブの正しい磨き方と共にケアの方法をご紹介していきます。
ゴルフクラブの磨き方ケアの方法4選
ドライバー&FW・UTの磨き方
最近のドライバーは、軽量化のするため薄くて硬いチタンという金属でできています。そのため飛距離が伸びます。その反面高性能にできているので、硬いもので拭くと傷がついてしまいます。FW・UTも、チタンを含めステンレス、スチール鋼などを使用していますの、同じく硬いものですと傷がついてしまいます。
ドライバーの磨き方は、少し湿らせたタオルかメラミンスポンジで拭くのがオススメです。メラミンスポンジは、「激落ちくん」という商品名で売られています。水に浸しサッと拭くだけで研磨力が強いので汚れが落ちます。
また、テンプラやチョロを打つ初心者などのゴルフクラブに多く見られるヘッドの上部分(クラウン)やネック部分の塗装面に付くボールの跡は、「メラミンスポンジ」、「コンパウンド」で拭けばきれいになります。
ドライバー・FWのシャフトは、カーボンが多いと思いますので、少し湿らせた布で拭いたあと水気をとる程度で大丈夫です。
アイアンとウェッジの磨き方
アイアンとウェッジのゴルフクラブは、直接芝生や土、バンカーの砂などに接触しますので汚れが多くなります。特にスコアラインやポケットキャビティーなどの裏のポケット部分には土・砂や芝が詰まったりします。
磨き方は、まず水洗いをして使い古した歯ブラシなどを使うときれいに落ちます。かなり汚れがある場合は爪楊枝などを使うとあまり傷がつかないで掃除ができます。
注意点として、アイアンやウェッジは鉄の素材が多いですのでサビます。汚れを落とす時は水洗いでもOKですが、そのまま置いておくと環境によっては一晩で錆が出てくることがありますので気をつけましょう。水気を払ったあとは、市販の錆止めやシリコンスプレーを塗っておきましょう。
最近のアイアンのシャフトはスチールのほうが多いと思います。スチールシャフトもアイアンと同じケアの方法で大丈夫です。水気を取って錆止めをしておきましょう。
パターの磨き方
パターは形も素材もたくさんあります。錆が目立たない素材や錆が出やすいものもあります。ウッド、アイアンなどと同じですが、水洗いしてしっかりと水気をとることが大切です。仕上げに、アイアンと同じように錆止めのスプレーを塗ってきれいに拭いておきましょう。
ラウンド中、パターカバーを装着せずにいると、他のプレーヤーのパターやゴルフクラブに当たり傷が付くケースもあり、そこから錆が発生することがあります。プレー中にもパターカバーをすると後の掃除も楽になります。
↓↓↓ゴルフクラブに万が一錆がついてしまったら。よく落ちるのは、さあどっち!
グリップの磨き方
グリップはゴムでできていますので、きれいに使っても磨り減ったり、硬化したりしていずれは交換をしなければいけません。しかし、お手入れをするだけで長持ちします。
グリップはゴルフクラブとカラダの唯一の接点です。手の汗や皮脂でとても汚れていますので、中性洗剤で洗います。柔らかいブラシやタオルなどで洗ってください。洗ったあとはしっかりと乾拭きをしてください。
注意点として、洗剤が残ると逆にゴムの劣化を早めてしまいますので気をつけましょう。雨の日のラウンド後は、バックからゴルフクラブを出して、乾かしておきましょう。また、車のトランクに入れっぱなしにすると寒暖差でゴムの劣化も早くなりますので注意しましょう。
↓↓↓グリップが蘇る方法があります。参考にどうぞ!
↓↓↓シューズのお手入れについて動画もまじえて紹介しています!
ゴルフクラブを正しくケア出来ると5つのメリットがあります。
・買った時のゴルフクラブの性能を維持することができる
・長持ちする
・下取り価格がアップする
・人間力がアップする
・ゴルフクラブに愛着がわく
きれいにお手入れされたゴルフクラブを持っていると、周りに良い印象を与えることができマナーの向上にもつながります。ゴルフクラブのヘッドなどがきれいにメンテナンスされていると、性能どおりの飛距離、スピンが効いてくれますので、ショットにもキレが出てきてスコアアップにもつながります。
ぜひ、この機会にゴルフクラブのお手入れをしてみてはいかがでしょうか?