10年前と比べてゴルフで日焼け止めを使っている男性ゴルファーが増えているそうです。
ですが、ゴルフで日常的に日焼け止めを使っている人でも、正しい対策法や、正しい塗り方、を実践している人は少ないとか…。日焼け止めは正しい方法で使用しないと効果がなかったり、ムラ焼けができてしまいます。
そこで今回は、夏ゴルフに欠かせない日焼け止めを特集いたします。長袖やインナーだけでは防ぎきれない日焼け止め対策や、アフターケアの方法が明確になります。人気のおすすめ商品もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゴルフに日焼け止めって必要?
ある機関の調べでは男性ゴルファーの9割は対策をしていないそうです。たしかに、黒く焼けた肌はゴルファーっぽくてかっこいいですよね。
しかし、夏のゴルフ場で何も塗らずに急に大量の日光を浴びてしまうと、皮膚は火傷状態になり炎症を起こし、いい感じの肌色どころか、ただ肌がボロボロになってしまうだけかも…。黒くてかっこいいゴルファーになるためにも日焼け止めは欠かせないんです!
下の画像は、ゴルファボ編集部の男性スタッフが実際に日焼け止めを塗って2時間真夏のゴルフ場で体を焼いてみた実験結果です。
日焼け止め対策をした箇所は見事に紫外線を防止出来ています。ヒリヒリすることもなく、後日も色が黒くなることもありませんでした。ちょっと塗るだけでこれほどの効果があります。
ゴルフコースの強い日差しも効果的にブロックできたので、普段から日差しに慣れていないゴルファーは必ず対策をしてからプレーを楽しむことをおすすめします。
肌にどんな影響がある?
ゴルフ場は市街地よりも標高が高いところにあるので紫外線量が多くなります。地上に降り注ぐ紫外線にはA波(UV-A)とB波(UV-B)の2種類があり、それぞれダメージの種類が違います。
紫外線の90%を占めるA波はゆっくり肌の奥まで届いて細胞にダメージを与えます。一方、B波はすぐヒリヒリするなど炎症の症状がでます。夏ゴルフでヒリヒリするのはB波の影響が強いようです。シミ・ほくろ、などの皮膚トラブルになるのはA派の影響が強いと言われています。
どちらも浴びると肌は黒くなりますが、ゴルフでは普段よりも遥かに多い紫外線量を浴びやすいと言えるでしょう。
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日焼け止めを選ぶ時のポイント
選ぶ時の指標となるのが、「SPF」と「PA」の2種類の数値です。日焼け止め製品には必ず、SPF50やPA++などの表記がされています。SPFは数字によって強さが違い、PAは「+」の数によって変わります。
■SPFとは?
SPFはB波防止を目的とされ、数字が大きくなればなるほど防止レベルが上がっていきます。個人の体質にもよりますが、基準としてSPF1で約20分防ぐことが出来るとされています。
なので、SPF20の場合…20分×20=400分。約7時間近くカットできる計算になりますが、個人の体質にも大きく左右されるので、あくまで参考値と考えてください。
■PAとは?
PAはA波防止を目的とされ、+から++++の4段階で強さが表されています。数が多いほど防止効果が高くなります。しかし強ければ強いほど肌への負担も増えるので、自分の体質、用途に合わせて選びましょう。
絶対に焼きたくない人はSPF50・PA++++、キレイに焼きたい人はSPF1~10を選びましょう。
おすすめ!ゴルフの日差しに負けない日焼け止め4選
NULLウォータープルーフ ジェル
特許製法で汗・水で流れ落ちないように作られているので、夏のゴルフに適しています。
NULLジェルはSPF50、PA++++と、どちらも紫外線カットレベルは高い数値になっています。アルコール、着色料、パラペン、香料などの刺激成分も使用していないので敏感肌の人や子供でも安心して使うことが出来ます。
使用感はとてもサラサラしているので、ベトつくのが苦手な男性ゴルファーでも快適に使用することができます。洗顔でかんたんに落ちるのも嬉しいポイント。国内で購入できる日焼け止めとしては最も強力なレベルの日焼け止め。メンズにおすすめです。
ZIGEN UVクリームジェル
SPF21、PA++、ゴルフだけでなく普段の生活にも使える一本。
紫外線防止だけでなく、メンズ特有のテカリ・ベタつきを考えて作られた、メンズ専用の日焼け止めジェル。ZIGEN UVクリームには界面活性剤や、パラベン、シリコンなどのケミカルなものは使用していないので体にも易しく石鹸でかんたんに落とせます。
SPFは21と中程度ですが、その分肌への負担も少なく、ゴルフ中もこまめに塗りなおすことで高い効果を発揮できます。保湿成分が入っているところも嬉しいポイント。
クワトロボタニコ
SPF50、PA++++、ウォータープルーフになっているので、汗にも強くゴルフ場に降り注ぐ紫外線からしっかり守ってくれます。
さらに、クワトロボタニコにはテカリや毛穴の目立ちも防いでくれる美容液も配合されている、メンズのための肌ケア商品です。使い心地はとても軽くすぐに馴染みます。雑誌や百貨店でも多く取り上げられ人気となっています。
エンジェルUVスプレー
スプレータイプなので、ワンプッシュするだけで使うことができます。汗に強いUV製品は落とすのが大変だったりしますが、この製品はスプレーで刺激も少ないのが簡単に落とすことができます。
エンジェルUVスプレーは、真夏のゴルフ場よりも、街中や打ちっぱなしに行くときなどにサッと一吹きするのがおすすめ。低刺激でノンケミカル、赤ちゃんにも使えるので体にも安心です。女性ゴルファーへのプレゼントにも喜ばれますね。
アフターケアも忘れずに!おすすめアイテム
日焼け止めをたくさん塗ったとしても、夏のゴルフ場で100%紫外線をカットすることはなかなか難しいでしょう。
しかし、洗顔した後にしっかり保湿対策することでダメージを極力減らすことができます。乾燥によって皮膚がボロボロになることも防ぐことができるので、焼きたい人もぜひ保湿を心掛けてください。
さらに効果的に日焼け止め対策したい!色素沈着を防ぎたい!というゴルファーは医薬品を使ってみるのもありです。シミやそばかす防止にも効果が期待できます。ただし、医薬品なので通常の薬のように用法用量を守ってください。
DHC オールインワン【アフターケア】
出典:Amazon
化粧水を塗って…美容液を塗って…ボディークリームを塗って…そんなのめんどくさい!!そんな男性ゴルファーにおすすめなのがDHCのオールインワンタイプのジェル。顔含め体すべてに使用でき、化粧水・美容液・乳液・保湿クリーム・ボディクリームが1本に凝縮されています。
さらっとしているので夏場でも気持ちよく使用できます。一本あるだけでケアをまとめて助けてくれます。全国の薬局などでかんたんに購入できるのもうれしいポイント。
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ホワイトルマン【第3類医薬品】
ビタミンC、B2、Eなどが含まれたビタミン類の医薬品です。サプリメントや一般化粧品よりも多くの成分を配合しているので、ダメージを受けた肌の回復が期待できます。紫外線はもちろん、喫煙者にもおすすめ。シミ・そばかすケアに人気です。
粒は大きすぎず飲みやすいです。ただし一般の風邪薬などと同様に第3類医薬品なので、用法用量を守る必要があり、体調がすぐれない方などは飲み合わせに注意する必要があります。
日焼け止めの正しい塗り方・落とし方
塗り方
一ヵ所に付けて延ばしていくのはNGです。おでこ、鼻頭、顎、両ほほ、顔の5ヵ所に点を打つように付けてから、指でやさしく広げていきましょう。
指でやさしく叩きながらなじませると、皮膚にしっかり日焼け止めが浸透します。洗顔・保湿後のキレイな状態で使用するとさらに馴染みやすくなります。
もう一つのポイントが量をケチらないということ。少量過ぎてしまうと、ムラが出来やすくなってしまいます。暑い日のゴルフでは、たっぷり量を使って塗り込んでいきましょう。2~3時間おきに塗りなおすと効果が強まります。
落とし方
基本的に洗顔石鹸などを使えば問題なく落ちます。
ただし、あまりゴシゴシ洗ってしまうと肌を傷つけてしまう可能性が高くなります。紫外線を浴びた後は敏感になっていますので、やさしく泡立てて洗ってください。洗顔ネットなどを使ってきめ細かい泡を作って洗えればベストです。
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日焼けしやすい季節と時間帯
出典:国立環境研究所有害紫外線モニタリングネットワーク事務局
日焼け止め=夏ゴルフというイメージがありますが、紫外線は一年中降り注いでいます。その中でも紫外線によるダメージを受けやすい時間と季節があります。
季節は8月がピークですが、4月~9月まではとても高い数値を記録しています。4月などはまだまだ寒い時期なので無縁のようですが、実際はそうでもありません。紫外線は11時~13時の時間帯がもっとも強くなります。この時間帯だけでもラウンド中の対策をすることで大きな効果があります。
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まとめ
絶対に日焼けしたくない人も、キレイに焼きたい人も、日焼けの後しっかりケアしたい人も、ぜひ専用クリームで対策することをおすすめします。
ゴルフ場では、夏はもちろん春や秋も強い日差しが降り注いでいます。ラウンド前やランチタイム後に少し塗るだけで炎症による痛みを防いで、いつでも楽しくラウンドできるでしょう。
少し手間かもしれませんが、こまめに塗りなおすことで効果を最大限発揮してくれます。