球が上がり過ぎたり、引く出て転がり過ぎたり、ダフったりトップしたり、アプローチの悩みは尽きませんよね…。
もしアプローチが苦手なら、7番アイアンを使ってみるのも一つの戦略です。
ロフトの立っている7番アイアンでアプローチを打つと、球が上がらないので確実に転がして寄せたいときなどに役立ちます。
今回はアプローチで7番アイアンを使うメリットとコツをご紹介します。シチュエーションを見極めてぜひ使ってみてください。
7番アイアンでアプローチ!打ち方とメリットを解説
アプローチで7番アイアンをおすすめする理由
低く出て転がる
7番アイアンはウェッジに比べるとロフトが立っているので、球が上がりません。キャリーが短くランの割合が増えるので、絶対に転がしたいときに役立ちます。
アプローチでは高く上がり過ぎたり、低く出過ぎたりといった問題がありますが、7番アイアンを使用すれば「高く上がる」選択肢を消すことができます。
転がりだけに注力すればいいので、ピンに寄る可能性が上がるでしょう。
ミスショットに強い
アプローチのミスの原因の一つに、手首(コック)の解けがあります。
アドレスの手首の角度をキープしたままインパクトできるのが理想ですが、アマチュアの多くはインパクトまでに手首が緩んでしまい、ダフリなどのミスに繋がってしまいます。
その点、7番アイアンはコックが解けてもしっかりインパクトしてくれます。バウンスが少ないので芝が薄い場面でもソールが滑ってくれます。ただし深いラフなどでは不向きです。
打ち方のコツ
7番アイアンでアプローチするときは、パターのように払い打ちましょう。
短く持ってアプローチのように構えると、若干クラブが吊ったような形(アップライト)になると思います。その角度をキープしたままスイングしてください。
体重移動は行わずに腕とクラブの角度をキープしたまま打つことが重要です。スイングするときは腕の三角形を保ったままバックスイング~フォロースルーまでの動作を行ってください。
7番アイアンのアプローチはスイングの緩みにも強いですが、あくまでヘッドを加速させながらボールに当てることは忘れないでください。
▶アプローチショットの基本はここでチェック!まず習得すべきポイントとは…?
ショットの注意点
番手の大きいクラブなので、飛び過ぎが怖くなるかもしれませんが、高さが出ない分大きなミスは出にくいと思います。テイクバックを上げ過ぎることがなければ、飛び過ぎてOBなどということはないでしょう。
アプローチで絶対に転がしたいときは7番アイアンがおすすめです。
ミスにも強く球が上がらないクラブを使うことで、転がす攻め方をすることができます。
ゴルフ初心者にもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。