ドライバーのスライスが止まらない…。アイアンがダフってばかり…。その原因、グリップ(握り)にあるかもしれません!
グリップは体とクラブを繋いでいる唯一のポイント。しっかり握れないとスイング軌道がおかしくなったり、インパクトの衝撃に負けてしまいます。
初心者の多くはグリップが間違っていると言われるポイントなので、ぜひ理想の正しい握り方をマスターしてみてください!
グリップの作り方
左手の作り方
まず軽く前傾します。そして、腕をだら~んと垂らすと親指が内側にくると思います。この親指の角度は人によって変わります。長谷川プロであれば、たいだい45度程度。人によってはもっと角度がある方もいます。
その位置でグリップすることで、あなたに合った理想のポジションで握ることができます。力みにくくリラックスした状態で構えられると、ショットの精度が高くなります。
グリップは基本的に指で握ってください。小指の付け根から人差し指の第2関節の位置で握るイメージです。もし、手のひらで握ってしまうと、力を入れないとグリップできないのでおすすめしません。
正しいグリップのチェックポイントとして左手のふくらみの部分と薬指・中指の2本でクラブをひっかけられる形になっていると◎です。クラブを斜めにしたときにクラブが落ちるようであれば力が悪い方向にかかっていることになります。
右手の作り方
右手の小指を左手に絡ませるかどうかは、あなたの好みでOKです。3つのパターンを試してみてしっくりくる握りを採用してください。
右手小指を左手人差し指に絡ませるのがインターロッキング。右手小指を左手人差し指・中指の間に絡ませるのがオーバーラッピング。両手でがしっと握るのがテンフィンガーグリップ(ベースボールグリップともいう)です。どのタイプでも弾道などにあまり影響はないので、自分の好みで選んでください。
薬指・中指の第一、第二関節を曲げてシャフトに引っ掛けます。そこから左手のグリップまでスライドして下ろしてください。左右の手がぴったりくっつくまでスライドさせてください。左右のグリップは必ず密着することが重要です。一体感のあるグリップを作れると、ショットの精度が大きくアップします。
どれくらいの力で握るべき?
握る力は20%くらいでOK。まずクラブを縦に持ちます。100%握った状態から手の力を少しずつ抜いていくとクラブがストンと落ちると思います。何度か行うとこれ以上緩めるとクラブが落ちるポイントがわかると思います。グリップを握る力の理想はこれくらいがベストです。
▶▶▶スイングの基本を習得することで、もっと思い通りの球を打つことができるでしょう↓
ゴルフクラブと体を繋いでいる唯一のポイントが「グリップ」です。
上級者はグリップを見ただけでその人が上手いか初心者か分かるそうです。基本に忠実な握りが出来るとショットの再現性を大きくアップさせることができます。
ゴルフ初心者は必ずマスターして欲しいポイントなので、ぜひ何度もご覧になって理想のグリップを習得してください。