ボールに当てようと思って振っているのに、なぜか全く当たらない!!?
ゴルフを始めたばかりの方は不思議に思うことでしょう。自分は当てる気まんまんなのに全然球に当たらないと嫌になってしまいますよね。
今回はこの「なぜ球に当たらないのか」の原因と改善法をご紹介します。少し経験は積んだけど、たまに空振りしてしまう方にも参考になる方法なのでぜひチェックしてみてください。
目次
球に当たらないゴルファーにおすすめの練習法
ボールに当たらない原因とは?
ボールに当たらない原因は数多くありますが、その中でも初心者に多いと言われる3つのミスポイントをご紹介します。記事の後半でご紹介する練習法を試せばいずれも解決されるので、まずは原因を見つけてから練習に励んでみてください。
体が動き過ぎてしまう
止まったボールを打つだけなのに、なぜ当たらないのか…。その原因は「自分が動いているから」。スイング中、自分が縦・横に動いてしまうと打点がブレてミートすることはできなくなります。
ゴルフ初心者は特に“縦の動き”に注意してみてください。自分の体とボールとの距離が変わらないようにしましょう。前に突っ込んでしまうとダフリ、後ろに倒れてしまうとトップや空振りに繋がります。
ヘッドアップで上体が浮く
ヘッドアップとはボールを打つ瞬間顔が上がってしまうことを言います。初心者に多く見られるポイントで、ボールの行方が気になってしまい顔がターゲット方向をみてしまうことで起こります。
インパクトの瞬間までボールを見るようなイメージでスイングしてください。しかし過度にボールを凝視し過ぎるとスイングがぎこちなくなるので、左目でなんとなく捉えておくような形が良いでしょう。
力みでガチガチ
飛ばそう!当てよう!という意識が強すぎると体に力が入ってしまいます。緊張した筋肉はスムーズに速く動かすことができないので、自然と飛距離・方向性が低下してしまいます。
プロゴルファーは下半身に力が入って、上半身が脱力しています。アマチュアは反対に上半身に力が入って、下半身が脱力してしまっています。初心者は特に手元に力が入ってしまいがちなので、力感には十分に注意してスイングしてください。
▶▶▶ゴルフ初心者のスイング作りに役立つ改善法を5ステップで紹介します↓
ハンドファーストで打とう!おすすめ習得ドリル
地面にガムテープを張って、スイングして剥がす練習法です。この練習では、体が動いていたり、ヘッドアップしていたり、力み過ぎていると、うまくガムテープを剥がせません。
安定してガムテープが剥がせるようになると、自然とハンドファーストで安定したスイングができるようになります。使用クラブは7番アイアンが難しいかたは9番アイアンやピッチングウェッジが扱いやすいのでおすすめです。
具体的には地面にガムテープを張ります。そして右端のほうにヘッドを合わせます。そのままガムテープを剥ぎ取るようにスイングしてみてください。
ガムテープを剥ぎ取るように打てると、自然と軸のキープ、ヘッドアップを防止して打つことができます。ハンドファーストでクラブを下せるようになるので、ショットの再現性も大きく上げることができます。
▶▶▶ドライバーをまっすぐ飛ばすため初心者がまず習得すべきポイントをまとめました↓
ハンドファーストの形を保ったままスイング出来ると、ボールに確実に当てることができます。
球に当たらないときは上記でご紹介したポイントを思い出して改善に生かしてみてください。
また練習の際は上半身はリラックス、下半身はしっかり踏ん張るようにしてガムテープを剥がせるようにスイングしてみてください。うまく剥がせるようになればハンドファーストで打つスイングが身に付き、アイアンの精度を大きく向上することができるでしょう。