30y以上の距離のあるバンカーショットは、ゴルフの中で最も難易度が高いとされています。プロ選手でも、グリーンにオンするのは難しいといいます。
100y以上あるフェアウェイバンカーは、フルショットしてボールを打っていくことはできるのですが、中途半端な30y・40y・50yといったような距離のあるバンカーからの一打が苦手な方はたくさんいると思います。
今回は、難易度の高い30y以上の距離のあるバンカーからの攻略法をご紹介します。中途半端な距離のバンカーショットが打てれば、スコアの大崩れもなくなりますので、ぜひご紹介する打ち方を試してみてください。
目次
距離のあるバンカーショットの打ち方
距離のあるバンカーで注意すること!
最初に決めないといけないのは、グリーンを…
・直接狙うのか
・ただ出すだけなのか
を決める必要があります。中途半端な判断のまま攻めていくと大叩きをする可能性があります。決める判断の中で、もっとも重要なことは、ボールとカップの飛球線上にある、アゴの高さがどれくらいあるのかを見なければいけません。
バンカーのアゴの見極め方
グリーンを狙うときのバンカーのアゴの高さの目安として、グリップの半分(約13cm)より高い場合は狙わないでください。グリップの半分より低い場合は、グリーンを狙ってもOKです。
アゴが高い場合はプロでも狙いません。スコアを崩さないためには1打を犠牲にしてでも抜け出さないといけません。参考にどうぞ!↓↓↓
砂を爆発させてはいけない…
距離のあるバンカーからグリーンを狙うときは、エクスプロージョンで砂を爆発させてショットしてはいけません。エクスプロージョンだけでは、距離が足りず届かないので、普通と同じように球を直接打ちます。
直接打つと球が低くなってしまいますので、前述したアゴ高さはしっかりと確認しましょう。
実践!習得ドリル
バンカーではクリーンに球を打つことが難しくなります。“出来て当たり前”というのではなくて、“ミスしても仕方ない”という気持ちで打ってみてください。
ボールの位置を右足寄りに置く
右足側に置くとクリーンにヒットしやすくなります。
少しだけフェース面を開いて構える
右足に置くと、クラブのロフトが立ちます。ロフトが立つと球が低くなってしまいますので、フェース面を開いてボールに高さを出していきます。
足をオープンに構えてアドレスを取る
フェースを少し開いた分、スタンスもオープンに構えます。フェースだけ開くと右方向に飛んでいきますので、スタンスも開いてターゲットに飛んでいくようにします。
直接ボールを打つ
通常のグリーンサイドのバンカーのように、エクスプロージョンの爆発で打つと、距離のあるバンカーの場合は届きませんので、普通のショットのように直接ボールに当てていきます。
通常バンカーの攻略法はこちらです。一発で脱出できるようになります。参考にどうぞ!↓↓↓
距離のあるバンカーショットの時は、“出来て当たり前”ではなくて「ミスしても仕方ない」という気持ちでトライしてください。
・バンカーのアゴの高さを確認する
(アゴの高さを確認してグリップの半分(約13cm)より高い場合は直接狙わない)
グリーンを狙う時は、
・ボールの位置を右足寄りに置く
・少しだけフェース面を開いて構える
・足をオープンに構えてアドレスを取る
・ボールを直接打つ
砂を爆発させるエクスプロージョンではなく、普通のショットのように球を直接打ちます。次のゴルフで、距離のあるバンカーから打たなければならない時には、今回ご紹介したことを意識して試してみてください。