バックスイングをどの方向に上げればいいのか?
迷われているアマチュアゴルファーは非常に多いかと思います。もっとアップライトに上げたほうがいいのか、トップ位置が低くてもいいのか…悩みは尽きませんよね。
今回は、あなたが「クラブを上げるべき向き」を見つけるための練習法をご紹介します。この練習法は同時に体幹も鍛えることが出来るので、スイング安定、飛距離アップ、精度の向上などさまざまなメリットがあります。
ゴルフクラブを振っているだけでは、なかなか身に付きにくいイメージや、スイングのブレを改善する為にとても効果的な練習法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
メディシンボールを使ったゴルフ上達法
メディシンボールとは?
出典:Amazon
メディシンボールとは筋トレなどのフィットネスで使われる体幹を鍛えるためのボール状の道具です。メディシン(Medicine)とは英語で医療品や治療薬といった意味を持ち、筋トレだけでなくリハビリなどでも使用されます。
重量は軽いものから重いものまで多種あり、トレーニングに負荷をかけて体を鍛えることができます。使い方によって腹筋や体幹部分を強化したり、上腕、背中などの上半身、太ももやふくらはぎなどの下半身を満遍なく鍛えることが出来ます。
ゴルフでメディシンボールを使うメリット
ゴルフスイングで体にかかる遠心力は、普段生活しているだけでは感じる事のない負荷です。なので、メディシンボールを使うことで自重以上の負荷を与えてゴルフスイングに耐えられる体を作ることが出来ます。
体幹部分を鍛えるとスイングが安定するので、飛距離・方向性ともに大きく向上することが出来ます。
方向性を改善するための方法
まずメディシンボールを持って通常のアドレスを構えます。
そしてその状態からテイクバックする後方に腕を振ります。ターゲット方向ではなくテイクバックする向きを意識して肩くらいの高さまで、上げてください。
この時、もしもあなたが手でゴルフクラブを上げていた場合、重いメディシンボールを上げるのはかなり辛いかと思います。理想的なバックスイングは体を使って上げることです。
しっかり体を使ってメディシンボールを上げましょう。
何度か繰り返していくうちに、重いメディシンボールをスムーズに上げられる軌道が分かってくるかと思います。その向きがあなたにもっともマッチしたバックスイングの軌道です。
その感覚を持ったまま、実際のゴルフクラブに持ち替えてみましょう。軽いゴルフクラブでも手ではなく体で上げられるようにしましょう。そうすることで、体の面をしっかりと捻り、捻転差の大きいスイングを作ることができます。
👉アライメントスティックを使うと精度が大きくUPします。
ゴルフの天敵、手打ちを改善するための方法にメディシンボールを使った練習がおすすめです。バックスイングを上げる軌道が正しければ必然とトップ位置もよくなります。トップ位置が良ければ、ダウンスイング・インパクトへもスムーズに移行しまので、ぜひ参考にしてみてください。