ゴルフは食事、運動、メンタルの3つで成り立っているとも言われます。
ゴルフの練習や道具には気を使っているけど、食事をおろそかにしてしまっているアマチュアゴルファーが多いです。
すなわち、食事に気をつけるだけで周りと差がつけられるかも…。
そこで今回は、あなたのゴルフをサポートするための食事メニューをご紹介します。ラウンド中、あなたのプレーを助けるおやつも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
食事とスコアの意外な関係
ゴルフは意外と体力を使うスポーツ。広いゴルフ場を1ラウンドすると、カートを使ったとしても6~7キロは歩いています。
スイングも全身運動のため10回もゴルフクラブをスイングすれば、汗がにじみます。体重60キロの人が5時間ゴルフをプレーすると約1600kcal消費するそうです。
これだけの全身運動+長距離歩くスポーツなら、油物などの消化に時間がかかるものをドカ食いしてしたら、ゴルフ場を歩くだけで疲れてしまいますね…。
>>>ゴルフの消費カロリーについて詳しく知りたい方はこちら↓↓↓
本番1~2日前は何を食べるべき?
ゴルフの試合前日には必要なエネルギーを蓄えるために、糖質・脂質・タンパク質の3大栄養素をバランスよくとりましょう。
もっとこだわりたい人は、脂質を減らしタンパク質中心の食事にして、ビタミン群も積極的に摂取すると◎。筋肉や臓器の元となるタンパク質(アミノ酸)や、体力回復・筋肉分解防止のためのビタミンをしっかり取ることでゴルフのゲーム当日、最高のコンディションを作れるでしょう。
肉類・魚・豆・牛乳などはタンパク質。ごはん・麺類などの粉物は炭水化物。ビタミンは肉・魚などにも含まれていますが、レバーや鰻などにはさらに豊富に含まれています。かぼちゃ・にんじんなど色鮮やかな緑黄色野菜もおすすめ。
当日の朝・昼は何を食べるべき?
〜朝〜
朝食にはパンもしくはごはん+飲み物+タンパク質がベスト!洋食ならば卵やハム。和食なら納豆を合わせると必要な栄養素を手軽に摂取できます。
時間がない場合は、カローリーメイトなどの栄養調整食品でも大丈夫。
ゲーム開始の2~3時間前に朝食が取れていると、朝食のエネルギーを体がしっかり吸収し、より良いパフォーマンスにつながります。
〜昼〜
昼食は和食、それも魚料理がおすすめ!魚に含まれるタンパク質・良質な脂によって後半のプレーに必要な体力や精神力が充実します。
魚に含まれる栄養素が血流を良くし、代謝を高め、内臓が活性化します。体の血の巡りが良くなるので、血液にのって送られる酸素や栄養素の供給が良くなり、プレーを助けてくれます。
また、魚に含まれる脂質が高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防につながることもわかっています。
ゴルフ場のランチメニューに刺身や焼き魚定食などがあれば積極的に選んでいきましょう。
ラウンド中におすすめの食べ物
引用:Amazon
ラウンド中に手っ取り早くエネルギー補給するなら、ゼリー飲料系がおすすめ。片手で持つことができ、1口2口で素早くエネルギー補給することができます。
味や得られる栄養も種類によって様々。用途に応じて選べるのも嬉しいポイントです。
固形物なら「ようかん」がおすすめ。近年、ようかんがスポーツの間食や非常食に適していると見直されています。
運動の合間に食べられるように「スポーツようかん」というものも販売されています。ちょっとしたおやつにもおすすめです。
パフォーマンスを上げたいならこれ!
パフォーマンスを即効であげたいなら、リポビタンDやレッドブルなどのエナジードリンク系がおすすめ。脳を活性化させる糖分やカフェインを手軽に摂ることができます。
ゴルフは体以上に脳を使うスポーツです。脳は糖分で動くので、糖分を取らないとエネルギー不足になってしまいます。また、カフェインには「集中力を高める」「運動能力の向上」といった効果があります。
一方で、飲みすぎには要注意!飲み過ぎは糖尿病やカフェインによる中毒症状を引き起こす恐れがあります。エナジードリンクは1日1本までにしておきましょう。
おすすめしない食事一覧
ゴルフの本番当日に出来れば避けたい食事を一覧として紹介します。ゴルフ場で昼食をとる際にはこちらのリストを参考にしてみてください。
1. 揚げ物系の定食
唐揚げ定食やとんかつ定食など、脂質とご飯(炭水化物=糖分)を一緒に食べるのは避けたいところです。消化に時間がかかるためゴルフのプレー中、体が重くなったと感じてしまいます。
2. ハンバーガーセット
ハンバーガーのパンやサイドセットで付いてくるポテトが曲者。ポテトとサンド系の組み合わせは脂質と糖質を多く取り入れてしまいます。
3. ピザ
1切れだけなら大丈夫、と考えがちですが、意外と高カロリーな食べ物。Mサイズのピザ1切れにつき、150球打つのと同等のカロリー量があります。チーズ等の脂質とパン生地を同時に摂取してしまうので、出来れば避けたいメニューです。
がっつり食べたい人は、ステーキがおすすめ!
意外と思われるかもしれませんが、ステーキはゴルフの昼食やダイエットにも適しています。理由は高タンパクで低糖質だから。
アミノ酸も豊富で午前中に疲弊した筋肉を午後にも使えるよう回復させてくれます。
>>>疲れを取りたい方はこちら!飲み物でパフォーマンスを上げていきましょう。
今回はゴルフ本番前の食事についてご紹介しました。
ゴルフは長時間の全身運動なので、食事のメニューとの関係がその後のプレーを左右します。食事に少し気をつけるだけで、午後からのプレーが眠くなったり、胃もたれしたりなどを防ぐことができます。
最初から最後までゴルフを楽しむためにもぜひ参考にしてみてください。