グリーン周りエッジ部分からのアプローチ。
パターだとちょっと遠いし芝の抵抗もあってまっすぐ転がらないかも…。逆に、ウェッジだとちょっと近すぎて上げるべきか転がすべきか迷う…。そんな経験ありませんか?
どのウェッジを使ってどれくらいのキャリー・ランでピンを攻めるかはゴルファーそれぞれでちがいますが、今回紹介するテクニックは『ウェッジの歯で転がす』スキルです。
カラーやエプロンで使えて微妙なシチュエーションを一気に解決してくれる技になります。実践で使用するにはある程度経験がいるかもしれませんが、技として持っているとゴルフがもっと楽しくなります。ぜひ試してみてください!
ウェッジの歯で打つ!グリーン周り攻略法とは?
ウェッジの歯で打つメリット・デメリット
グリーン周りのエッジ部分からパターで打った場合、グリーンまでの間にある芝にスピードを取られてしまいます。その結果、狙った距離よりもだいぶショートしてしまう可能性が高くなります。
メリット
ウェッジで転がすように打つと、打ち出しの数十センチボールが浮いた状態になり滑ります。なので、芝の抵抗を受けにくく、距離感が合わせやすいといったメリットがあります。
デメリット
ウェッジの歯で打つので、パターに比べてクラブとボールの接地面が小さくなるのでインパクトが難しくなります。
安定したスイングフォームが要求されるので、ある程度の経験者でなければ毎回同じようにショットすることは難しいでしょう。
↓↓↓ゴルフ初心者がアプローチを寄せるための4か条を解説いたします。
打ち方のコツ①ゴルフクラブの使い方
打ち方のコツは、ソール面を使って打つことです。いわゆるウェッジの歯の部分(リーディングエッジ)を使って打とうとすると、当てる面積が小さいのでうまくミートすることが難しかと思います。
大竹プロは、ウェッジのソール面を使ってボール打つ意識でスイングているそうです。ウェッジはソール面が厚いのでリーディングエッジよりもミートしやすくなります。ソール面を使ってボールを打ってみてください。
打ち方のコツ②スイングの仕方
ソール面を打ち出したいターゲット方向に向け、フェースを開いて構えます。
スタンスはオープンめで取ると狙うべきラインが見えやすくなります。テイクバック、ダウンスイングはまっすぐ引いてまっすぐ出します。
インパクトではボールの赤道を打つイメージでショットします。
ボールの上部分を打とうとすると、上部をコスってしまうだけになる可能性もあります。また、下側を打ってしまうと、通常のウェッジショットのようになりボールが上がってしまうので、ボールの中心(赤道部分)に当てるイメージでスイングしてください。
↓↓↓ゴルフスイングの基本はこちらで解説しています。ミスショット対策のためにぜひご覧になってみてください。
ウェッジのソール面を使って打つことで、ボールを滑らすことができるので、グリーン周りの芝の長いエッジ部分からでも思った通りにピンを攻めていけるでしょう。
このショットはスイングの安定が非常に重要なので、下半身の安定はもちろん、上半身も動かしすぎないように注意してください。