もっとも遠くにゴルフボールを飛ばせるクラブがドライバーです!ラウンドでは、主にティーショットで使います。どれだけ上手く打てるかでスコアの良し悪しが左右されてきます。
ゴルフクラブのメーカーからは、たくさんの種類が発売されていますが、ゴルフ初心者だと、どういう点に注目してドライバーを選べばいいのか迷ってしまうと思います。
今回は、初心者のドライバーが失敗しないための7つのポイントをご紹介します。
自分に合うドライバーを使えば、スライスやフックのミスが防げて、飛距離をアップすることができます。ドライバーで遠くに飛ばすことができれば、セカンドショットからの距離も短くなるので、パーオンの確率も上がりスコアアップも期待できます。
目次
ドライバーの特徴
ティーショットの第1打目で、ティーアップしたボールを打つときに、よくドライバーを使います。ゴルフクラブの中で一番飛ばせますが、その分、ボールが左右に曲がりやすいクラブでもあります。コースでは、多くのアマチュアゴルファーがパー3以外のホールでドライバーを手にします。
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ドライバーの選び方
ロフト角
クラブのフェースには、ボールを上げるためにロフト角がつけられています。その角度によって球の高さが変わります。アイアンではその角度が顕著にわかりますが、ドライバーにも少しついています。一般的なロフト角は、9.5度、10.5度が多いですが、初心者ゴルファーは、少し多めの11度以上があれば簡単にボールが上がり、飛距離もアップしますのでオススメです。
メーカーによって角度の差がありますので、試し打ちをして確認するのがとても効率的です。
フェースの向き
ドライバーを構えるとフェースの向きが、ターゲットに対して、スクエア(真っ直ぐ)、オープン(開いている)、クローズ(閉じている)のものがあります。
・スクエア↓↓↓
・オープン↓↓↓
・クローズ↓↓↓
ライ角(ヘッドを地面につけたときできるシャフトと地面の角度)が少し影響しています。ライが立っているとクローズに感じ、ライが寝ているとスクエアまたはオープンに見えます。
現在のドライバーは、大きなヘッドのものが主流です。大きいとインパクトのときに開きやすくなるので、クローズのものが多いです。
フェースの向きはほぼ好みになります。プロはボールをしっかりと捉えて飛ばしたいので、スクエアかオープンのものを好みます。スライスを減らしたい初心者はクローズのフェースの方がいいでしょう。
シャフトの硬さ
ゴルフクラブは、ヘッドとシャフトでボールを飛ばします。シャフトの硬さでボールの飛びが影響されます。
一般的な硬さは、柔らかい方から「L」「A」「R」「S」「X」となります。硬さの選び方は、ヘッドスピードが遅い非力な初心者やシニア、レディースは柔らかいシャフト、パワーがありヘッドスピードが速い人は、硬いものがおすすめです。
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ドライバーの重量
ドライバーの重さはとても大切です。重すぎると振りきれなくなり、軽すぎると手打ちになりスイングが不安定になります。
<重量の選び方>
・パワーに自信のある男性:305g以上
・20~40代男性:300g程度
・非力な方、女性ゴルファー:300g以下
ドライバーの重心距離
重心距離は、重心からシャフトまでの長さを言います。重心距離が長くなるとインパクトでヘッドが返りにくいので、フックがよく出る人におすすめです。逆に短くなると返りやすくなりますので、スライスが多い初心者におすすめです。
ドライバー|失敗しないための7ポイント
構えやすい顔(形)を選ぶ
あなた自身がドライバーのヘッド全体の顔(形)を見て、「いいな」と思える感覚だ大事です。アドレスでしっくりいけば気持ちよく振れます。
ヘッドの形は好みの問題です。選び方のコツとして、ゴルフショップに足を運んで1本1本構えてみて、好きな顔を選ぶことが失敗しないポイントです。
初心者には大きいヘッドが打ちやすい
出典:Amazon
現在は、科学技術や製造技術がアップしてきているので、軽くて大きいヘッドが作られています。大きいということは、芯も大きく多少のミスショットでもカバーしてくれますので、初心者におすすめです。
重たいものはダメ
前述したとおり、ドライバーを振るには重量がとても大切です。重いと振りにくさが出てきますので、スイングのスピードが遅くなり飛距離も伸びません。
もし、知らずに重いドライバーを購入した場合は、振る前にアイアン2本持ち素振りをしてみましょう。そうすると重めのドライバーが少し軽く感じます。重いクラブは軌道を安定させます。しっかりと練習を積み、重いクラブが振れるようになるとスイングが安定しますので、ナイスショットを連発することができるでしょう。
逆に軽すぎると手打ちになってきますので注意しましょう。
硬いものはダメ
シャフトの硬さは、自分に合うフレックスのものでOKです。特に、「自分にはパワーがあるから大丈夫」と硬いフレックスでも打てると見栄を張って選ぶと、シャフトのしなりが使えず飛びません。使い続けるとスイングを壊す危険性があります。
また、好きなプロが使っているから同じモデルのドライバーを購入してしまうと、体力が同じくらいあれば問題はないのですが、やはり無理をすると上達の妨げにもなるので、自分に合う硬さをおすすめします。
ポイントとして、自分のスイングを計測しましょう。ゴルフショップ等でお願いするとヘッドスピードを計測してくれます。自分の癖も客観的に知ることができますので、自分に合うドライバーのシャフトを見つけることができます。
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長尺はミスショットを誘う…!
ゴルフクラブが長いと遠心力がかかるので、間違いなく飛びます。しかし、短いクラブとは違うスイングをしなくてはいけません。初心者はあまりスイングが固まっていないので、ある程度振れるようになるまでは、普通サイズの45.25~45.75インチくらいの長さがおすすめです。
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価格や性能は高いほうが良い!?
出典:タイトリスト
最近のドライバーは新しく発売されるたびに進化を遂げ、選び方が複雑化してきています。多くのドライバーがヘッドとシャフトを着脱できるモデルが登場しています。ロフト角やウェイトを変更したりして、弾道も調整できるようになっています。
しかし、ゴルフ初心者が調整機能のタイプのドライバーを使っても、スイング軌道を大きく変えてくれるものではありませんので、初心者は基本的なスイングができるようになってからでも遅くはないでしょう。
初心者はまず中古用品でもOK
選択の1つに中古のドライバーもいいでしょう。タイプやモデルの違うたくさんのドライバーがありますので、いろいろなドライバーを試して使っていくうちに、打ちやすいもの、自分に合うものを探すことができます。
価格もリーズナブルで財布にも優しいので、安心して選ぶことができます。
ドライバーは、性能や自分の好みで選んでもOKです。フィーリングが良くなればスイングも良くなり飛距離も上がります。スライスを直したい人は球がつかまるタイプを、フックを打ちたくない人はフェースが返りにくいタイプを選びましょう。
万人に合うドライバーは存在しません。マッチするポイントを知れば、飛距離アップにつながり、スコアアップにもつながります。良いドライバーが見つかればゴルフはとても楽しくなりますよ!