こんにちは。ゴルファボ編集部の今川です。先日のラウンドで、残り140ヤードだと思ったショットがまさかのOB…。原因は「距離の読み間違い」でした。
ゴルフコース脇のヤード杭を参考にして打ったのですが、実際はうねりや高低差の影響で想定した距離よりも短かったようです。パーオンがかかったシーンで自信をもって放ったショットが痛恨のミス。連鎖的にその後のプレーも崩れてスコアは散々…。
同じような経験がある方のために、今回はGPSウォッチよりも正確に計測できる「ゴルフ用レーザー距離計」を徹底調査。選ぶときのポイント、2025年に発売したばかりのものを含むおすすめ人気製品、コース上で使う時のコツをまとめました。
「コスパが良い人気のメーカーは?」
「高いモデルと安いモデルはどう違う?」
「手ぶれ補正や3点間距離計測の機能は必要?」
などのさまざまな疑問も解決するので、ぜひ参考にしてください。
目次 [非表示]
- 1 ゴルフ用距離計|レーザー・GPSウォッチどちらがいい?
- 2 ゴルフ用レーザー距離計のハイエンドモデル・安いモデルの違いは?
- 3 ゴルフ用レーザー距離計の人気主要メーカー・ブランド一覧
- 4 ゴルフ用レーザー距離計の選び方
- 5 【安い順】2025年おすすめゴルフ用レーザー距離計16選
- 5.1 Tamterd(タムタード)|ゴルフ 距離計
- 5.2 TecTecTec(テックテックテック)|Light
- 5.3 CaddyTalk|minimi
- 5.4 EENOUR(イーノウ)|Ultra-mini LCD U800
- 5.5 Shot Navi|Voice Laser Red Leo
- 5.6 NINJOR GOLF|NJ MINI PRO LCD
- 5.7 Nikon|COOLSHOT 20i GIII
- 5.8 R2G(アールツージー)|MATE MiNi
- 5.9 Voice Caddie|Laser FIT
- 5.10 GreenOn|LASER CADDIE GL04PRO
- 5.11 Canon(キヤノン)|PowerShot GOLF
- 5.12 Bushnell(ブッシュネル)|V6 SHIFT JOLT BLACK
- 5.13 Garmin|Approach Z30
- 5.14 EAGLE VISION|Xi EV-490
- 5.15 Nikon(ニコン)|COOLSHOT PROIII STABILIZED
- 5.16 Garmin|Approach Z82
- 6 実践!コース上でレーザー距離計を使うときの2つのコツ
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ゴルフ用距離計|レーザー・GPSウォッチどちらがいい?
ゴルフ用距離計でメジャーなタイプは、「GPSウォッチ(腕時計型)」と「レーザー距離計」の2種類です。それぞれを比較すると以下のような違いがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
種類 | レーザー距離計 | GPSウォッチ (腕時計型ナビ) |
向いている人 | ・中〜上級者 | ・初心者 ・中〜上級者のレーザー距離計との併用 |
計測の仕組み | 対象物にレーザーを照射し、跳ね返ってきた時間をもとに計測 | 衛星を使用し、自分が立っている位置やピンまでの距離を表示・計測 |
計測の精度 | ◎ 精度の高い計測ができる | △ 数yのずれが起こりやすい |
計測の自由度 ※機能はモデルによって異なる | ◯ 目標を自由に決められる ただし障害物の背後は計測できない | △ グリーン・ハザードなど登録された地点までの 距離しか測れない |
計測のしやすさ ※機能はモデルによって異なる | △ 取り出してレーザーを正確に対象物に当てる必要あり | ◎ 出し入れ不要で グリーンやハザードまでの距離がひと目でわかる |
コースマップ ※機能はモデルによって異なる | × 確認できない | ◯ 確認が可能 |
電池持ち | ◎ 数ヶ月〜1年程度 | ◯ 数ラウンド |
価格帯 | 7,000円〜5万円程度 | 1万5,000円〜10万円程度 |
結論として、GPSウォッチとレーザー距離計の両方を使うのがおすすめです。GPSウォッチのコースマップで全景を確認し残りの距離を把握したうえで、レーザー距離計を使ってボールを落としたい地点までの距離を正確に計測しましょう。
近年は、GPS機能とディスプレイを搭載したハイブリッド型のレーザー距離計も販売されていますが、高額であるのがネック。特別なこだわりがなければ、GPS機能やディスプレイはGPSウォッチに任せるのがよいでしょう。
GPSウォッチ(腕時計型距離計)についてさらに詳しく知りたい方、多くの商品を見たい方は以下の記事をご覧ください。
ゴルフ用レーザー距離計のハイエンドモデル・安いモデルの違いは?
ゴルフ用レーザー距離計は、1万円以下のエントリーモデルから5万円を超えるハイスペックモデルまで販売されています。
エントリーモデルは軽量で操作が複雑ではないというメリットがありますが、カートからの計測に便利な3点間距離計測機能や、ピンを自動で認識するピンロック機能がないことが目立ちます。また、中には高低差を考慮した計測ができないものもあります。
ハイエンドモデルになると、3点間距離の計測ができる、ピンロック機能がつくなどスペックが向上。特に高価なモデルでは、画面の自動明るさ調整機能、手ブレ補正機能がつく、完全防水などがつく場合もあります。
【モデルによる機能の違いの例】
エントリーモデル | ハイエンドモデル |
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初心者がレーザー距離計を購入する場合は、機能を絞った安いモデルで問題ありません。上達して「コース全体と各地点の距離を確認しながら、戦略的に攻めたい!」というレベルになったら、数万円のモデルレーザー距離計・GPSウォッチを併用するのがおすすめです。
ゴルフ用レーザー距離計の人気主要メーカー・ブランド一覧
ゴルフ用レーザー距離計を取り扱うメーカー・ブランドは多岐に渡ります。商品を見る前に、人気の主要メーカーの特徴をチェックしておきましょう。
メーカー・ブランド名 | 国 | 特徴 |
GreenOn (グリーンオン) | 日本 | ゴルフ用距離計を専門的に扱う日本のメーカー。レーザー距離計は「LASER CADDIE」シリーズを展開 |
Shot Navi (ショットナビ) | 日本 | GPSウォッチの人気が高い日本のブランド。レーザー距離計も展開 |
EAGLE VISION (イーグルビジョン) | 日本 | GPSウォッチが主流だが、GPS×レーザーのハイブリッド型を販売 |
COOLSHOT (クールショット) | 日本 | 日本のニコンが製造するレーザー距離計のシリーズ。カメラメーカーならではの手ぶれ補正機能あり |
Canon (キヤノン) | 日本 | デジタルディスプレイを搭載した見やすい画面と撮影機能が大きな特徴 |
CaddyTalk (キャディートーク) | 日本 | レーザー距離計を中心としたゴルフ用品を扱う日本メーカーのブランド |
NINJOR GOLF (ニンジャゴルフ) | 日本 | コンパクトかつリーズナブルなレーザー距離計を取り扱う茨城県のメーカー |
Bushnellgolf (ブッシュネル) | アメリカ | PGAツアーでプロが多く使用し、精度の高さや防水性の高さに信頼があるブランド |
Garmin (ガーミン) | アメリカ | GPSウォッチが主要タイプだが、スマートウォッチと連動するGPS機能付きのレーザー距離計がある |
VOICE CADDIE (ボイスキャディ) | 韓国 | GPS・レーザーのほか、ハイブリッド型や音声型の距離計など製品バリエーションが多い |
R2G (アルツージー) | 韓国 | 「MATE」シリーズを展開。非常にコンパクトなモデルがあり、デザインがスタイリッシュ |
EENOUR (イーノウ) | 中国 | Amazonで人気のブランド。同メーカーのブランドに「SILLAID」がある |
TecTecTec (テックテックテック) | フランス | Amazonで人気の高い、低価格のレーザー距離計を販売するメーカー |
ゴルフ用レーザー距離計の選び方
続いて、ゴルフ用レーザー距離計を選ぶ際のポイントをご紹介します。
レーザー距離計にはどんな機能が必要?機能一覧と優先度
ゴルフ用レーザー距離計の機能は非常に多く「調べているうちにどれがいいのかわからなくなってきた……」という経験がある方もいるのではないでしょうか?
レーザー距離計の機能一覧とそれぞれの優先度は、以下のとおりです。
機能・スペック | 優先度 | 優先度の理由 |
ピンロック機能 (ピンシーカー) | 高 | この機能がないとスムーズな測定ができず、使いづらさを感じやすい |
計測時間の短さ | 高 | 素早く測定して、プレーを妨げないことが重要 |
連続計測機能 | 中〜高 | グリーン→エッジ→花道など目標地点を連続で計測でき、スムーズに使用クラブや打ち方を選べる |
文字色がカラー | 中〜高 | 赤など色のついた文字だととても見やすいが、製品が限られるため最優先の要素ではない |
軽さ・コンパクトさ | 中〜高 | 持ち運びやすく、ショットの際に邪魔にならないことが大事 |
高低差計測 | 中 | 距離計に重要な機能でエントリーモデルでも機能がついていることが多いが、ごく一部にはないため注意が必要 |
防水性 | 中 | ほとんどの製品で生活防水程度の性能があり、完全防水を求める必要があるのは一部の人のみ |
防塵性 | 中 | 防水等級のみ記載された商品もあるが、ホコリに特別弱いものではない |
3点間距離計測 | 中 | 中〜上級者でも限られたシーンでしか使わない機能なのでそこまで重要ではない |
手ぶれ補正 | 低〜中 | あると非常に使いやすいが、メーカーが限られ高額になる |
明るさ自動調整 | 低〜中 | あると非常に使いやすいが、メーカーが限られ高額になる |
計測精度の高さ | 低 | レーザー距離計は精度が低い製品が少なく、選ぶ基準になりづらい |
計測可能距離の長さ | 低 | ほぼすべての製品で十分な距離があるため、選ぶ基準になりづらい |
計測完了の知らせ方 (振動・音声・サイン) | 低 | 使いやすさに大きな差がないため、基本的にどれでも問題がない |
GPS機能 | 低 | 高額で重くなりやすく、GPSウォッチとの併用で解決する |
コースマップ表示 | 低 | 高額で重くなりやすく、GPSウォッチとの併用で解決する |
録画・撮影機能 | 低 | 使うシーンが限られ、搭載モデルは高額であるため |
電池持ちのよさ | 低 | ほとんどの製品で数ヶ月交換の必要がなく、選ぶ基準になりづらい |
実は、精度よりも素早く測定できて画面が見やすいことが非常に大事。また、GPSウォッチとの併用を考えるとそれほど高い機能は必要ありません。以下で詳しく解説していきます。
精度より計測しやすい&見やすいが大事!
ゴルフ用レーザー距離計は、実は計測の精度はほぼ同じと言われています。プレーに支障が出るほど大きなずれが出るレーザー距離計はないと考えてよいでしょう。
そこで最も大事になるのが、スムーズに計測と距離の確認ができることです。ゆれる画面を覗いて遠くにあるピンに確実にレーザーを当てることは簡単ではありません。
そこで、ピンを自動で認識する「ピンロック機能」がついているかチェックしましょう。ピンシーカー、ロックオン機能とも言われ、長押しをしたときにピンのフラッグにレーザーが当たると自動で距離を計測します。
計測時間の短さもポイントです。距離計の反応が悪く計測の度に時間がかかっているとプレーのリズムが崩れてしまいます。計測時間は0.2秒〜1.0秒ほどと幅があるので事前に確認しましょう。ただし、サイトでの公称値と実際のスピードが違うことやそもそも数値が書かれていないこともあるので、口コミを確認するのがおすすめです。
また、複数箇所を連続で計測できる「連続計測機能」は、中〜上級者ならぜひ取り入れたい機能です。画面の見やすさは、文字色が赤などのカラーであると景色の中に紛れづらくおすすめ。製品は限られますが、できる限り優先したい要素として重視しましょう。
手ぶれ補正・明るさ自動調整は便利だが高額に
計測のしやすさや画面の見やすさを左右する機能として、手ぶれ補正機能・明るさ自動調整機能が挙げられます。この2つの機能があれば狙ったところにレーザーを簡単に当てることができ、画面の内容もすぐに把握できます。
ただし、ニコン・キヤノンといったカメラメーカーの製品に限られるうえ、高額であることがネック。特に初心者は、ピンロック機能を使って計測をスムーズにするのがベターと言えます。
予算に余裕がある、ピン以外の場所もぶれずに素早く正確に測りたい!という場合は手ぶれ補正機能・明るさ調整機能があるモデルを選ぶとよいでしょう。
サイズ・重さもチェックしよう
レーザー距離計は、基本的にベルトループに引っかけたり、ベルトに通したりして持ち運ぶものです。ショットの際に気にならないサイズや重さのものを選びましょう。軽いものでは100g強、重いものでは250g近くと、重量はかなりの差があります。最重要の要素ではありませんが、できる限り軽いものを選ぶのがベターです。
なお、中にはマグネットでカートやクラブなどに貼り付けられるものもあるので、腰回りにつけたくない人や取り出しやすさを重視したい人はチェックしましょう。
防水機能はほとんどの製品に搭載
防水機能は、安い価格帯のモデルを含むほとんどのレーザー距離計に搭載されています。多少の雨や水しぶきには対応できるものばかりなので、選ぶ際の優先度が高い要素ではありません。
しかし、防水性能には等級があり、レベルが異なるのは事実です。強い雨の中でもプレーすることがあるという場合は、高い防水性のモデルを選ぶとよいでしょう。
なお「IPX4」のように、防水等級を表す数字の前に「X」が入っている場合は、防塵等級の記載が省略されています。この場合にまったく防塵性がないというわけではありませんが、バンカーの砂埃などが気になる場合は「IP54」のような表示の製品を選んでください。
中〜上級者は3点間距離モデルがおすすめ
3点間距離計測とは、自分が立っていない地点から目標までの距離を測れる機能のことです。カートの横から測定して持っていくクラブを決めたいときに役立ちます。実際にボールの位置に立ったときに「このクラブじゃなかった……」となる失敗を防げるでしょう。また、仲間が立っている地点からの測定を代わりに行うこともできます。
なお、高低差(傾斜)を含んだ計測はエントリーモデルを含む多くの製品で可能です。しかし、一部の製品には機能がついてないので注意が必要です。高低差を考慮したショットはゴルフに欠かせないものなので、特に安いモデルを購入する場合は念のためチェックしましょう。
GPS機能やコースマップ表示はGPSウォッチ
近年は、GPSウォッチの主要機能であるGPS機能やコースマップの表示機能を搭載した、ハイブリッド型レーザー距離計も多数発売されています。
しかし、ハイブリッド型のレーザー距離計は高額なものが多く、重量や操作の複雑さもネックです。GPSウォッチとレーザー距離計を併用して、GPSを使った計測やコースマップの表示はGPSウォッチに任せるというのがスタンダードな使い方と言えるでしょう。
1台ですべて完結したいという方は、このあと紹介する「EAGLE VISION|Xi EV-490」「Garmin|Approach Z82」などをチェックしてみてください。
【安い順】2025年おすすめゴルフ用レーザー距離計16選
メーカー・ブランド名|商品名 | 価格(Amazon・2025年7月時点) | 発売年 |
Tamterd | 7,999円(税込) | 不明 |
TecTecTec|Light | 11,881円(税込) | 2024年 |
CaddyTalk|minimi | 14,980円(税込) | 2020年 |
EENOUR|Ultra-mini LCD U800 | 17,980円(税込) | 2024年 |
Shot Navi|Voice Laser Red Leo | 18,690円(税込) | 2021年 |
NINJOR GOLF|NJ MINI PRO LCD | 18,980円(税込) | 2023年 |
Nikon|COOLSHOT 20i GIII | 23,124円(税込) | 2024年 |
R2G|MATE MiNi | 24,200円(税込) | 2024年 |
Voice Caddie|Laser FIT | 29,700円(税込) | 2024年 |
GreenOn|LASER CADDIE GL04PRO | 39,600円(税込) | 2025年 |
Canon|PowerShot GOLF | 47,000円(税込) | 2024年 |
Bushnell|V6 SHIFT JOLT BLACK | 49,000円(税込) | 2025年 |
Garmin|Approach Z30 | 52,000円(税込) | 2024年 |
Nikon|COOLSHOT PROIII STABILIZED | 58,410円(税込) | 2025年 |
EAGLE VISION|Xi EV-490 | 59,830円(税込) | 2025年 |
Garmin|Approach Z82 | 79,630円(税込) | 2020年 |
Tamterd(タムタード)|ゴルフ 距離計
出典:Amazon
ゴルフ初心者が最初に選ぶ1台としておすすめなのが、Amazonで人気があるタムタードのレーザー距離計です。価格はおよそ8,000円と手頃で、「GPSウォッチは高価すぎる」と感じる方にもぴったりの選択肢です。
お手頃ながらも、ピンロック機能や高低差の測定機能などを搭載している点も見逃せません。上達後も引き続き使える性能を備えています。
発売年 | 不明 |
計測時間 | 0.05秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IP54 |
重さ | 不明 |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
TecTecTec(テックテックテック)|Light
出典:Amazon
フランス発のブランド「TecTecTec」のレーザー距離計「Light」は、158gと軽量かつコンパクトな設計が魅力。ラウンド中もかさばらず、ポケットに収まるサイズです。
初心者向けの入門機ながら、赤色表示で曇天でも視認性が高く、使いやすさに配慮されています。公式サイトで製品登録をすれば、最長2年間の保証が受けられる点もメリットです。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 0.5秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IP54 |
重さ | 158g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
CaddyTalk|minimi
出典:Amazon
CaddyTalkの「minimi(ミニミ)」は、レーザー距離計に見えない個性的なデザインが特徴。手のひらにすっぽり収まるほどの小型サイズで、重量も約135gと軽量です。
独自の「Eスロープモード」により、高低差だけでなく使用クラブの傾きや打ち上げ角度まで考慮した距離表示が可能。さらに、本体のボタンではなくリモコンで操作することで手ぶれを防止します。
携帯性がよく、手ぶれしにくい1台を求めるゴルファーにおすすめのモデルです。
発売年 | 2020年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IP55 |
重さ | 約135g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
EENOUR(イーノウ)|Ultra-mini LCD U800
出典:Amazon
Amazonで評価の高いイーノウ(EENOUR)のレーザー距離計「Ultra-mini」は、プロゴルファー今平周吾選手が推奨するシリーズ。名前の通りコンパクトで、重量はわずか128.5gと非常に軽量です。
比較的リーズナブルながら、3点間距離計測にも対応。GPSウォッチを主に使いつつ、持ち運びやすいレーザー距離計を探している人に適しています。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 0.04秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | ◯ |
防水性能 | IP54 |
重さ | 約128.5g |
ディスプレイ | × |
GPS機能 | × |
出典:Amazon
ショットナビの「Voice Laser Red Leo」は、赤色OLEDディスプレイを採用しており、芝の緑に埋もれにくい視認性の高さが魅力。ピンロック機能のほか、連続計測にも対応しているので(スキャンモード)、どのようなシーンでも測りたい場所までの距離をすぐに計測できます。
また「Voice」という名前のとおり、振動のほかに音声でも計測の案内をしてくれます。目が悪くどうしても画面が見づらいという方の選択肢になる1台です。
発売年 | 2021年 |
計測時間 | 0.3秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 約136g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
NINJOR GOLF|NJ MINI PRO LCD
出典:Amazon
安価でコンパクトなレーザー距離計が人気の「NJ MINI PRO」シリーズ。従来の「NJ MINI」シリーズに比べてピンシーカーの精度がアップしました。同シリーズのうち、この「LCD」が最もリーズナブルですが、こちらには3点間計測機能がついていないので注意しましょう。
カラーはブラックのほかにシルバーやピンクも展開しているので、明るいカラーのレーザー距離計を選びたい人にもおすすめです。
発売年 | 2023年 |
計測時間 | 短押し0.2秒 長押し0.1秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 122g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
Nikon|COOLSHOT 20i GIII
出典:Amazon
「COOLSHOT 20i GIII」はニコンの人気シリーズの軽量タイプのモデル。2021年発売の「20i GII」からリニューアルされた製品です。振動で計測完了を知らせるタイプで、ピンロック機能も搭載しています。コンパクトながら機能性が高く、十分な性能を備えた1台と言えるでしょう。
専用のソフトケースが付属しており、ベルトに通せる形状なので揺れづらいこともメリットです。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | ◯ |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 約130g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
R2G(アールツージー)|MATE MiNi
出典:Amazon
韓国ブランドR2Gの「MATE MiNi」は、軽さと小ささを両立したミドルレンジモデル。ポケットに入れて持ち運べるだけでなく、専用ケース込みでも約150gと軽量です。高級感のあるシンプルな外観もポイント。
高低差に加え、3点間の距離測定機能も搭載。小型ながら高性能な距離計を求める中〜上級者におすすめです。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 0.05秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | ◯ |
防水性能 | IP54 |
重さ | 111g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
Voice Caddie|Laser FIT
出典:Amazon
ボイスキャディの「Lase Fit」は落ち着いたメタルベージュと個性的なカデットブルーの2色展開で、おしゃれなデザインが魅力的です。ごつごつとした堅いデザインを避けたい人におすすめ。
もちろん機能も十分に備わっており、ピンロックや3点間距離の計測も可能。そのうえ非常に軽量なので、腰回りにつけたりポケットに入れたりしていてもショットの際に気にならないでしょう。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 約0.1秒 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | ◯ |
防水性能 | 生活防水 |
重さ | 約116g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
GreenOn|LASER CADDIE GL04PRO
出典:Amazon
GPSウォッチも人気が高いグリーンオンの「LASER CADDIE GL04PRO」は、2025年7月発売、約4万円のシリーズ最高峰モデル。赤と緑のOLEDディスプレイで視認性が高いことが大きな特徴です。ピンロックや連続計測(スキャン)、3点間計測ももちろん可能。
さらに、マグネット付きで取り出しもスムーズです。ストレスなくスピーディに計測したい中〜上級者におすすめのモデルです。
発売年 | 2025年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | ◯ |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 約180g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
Canon(キヤノン)|PowerShot GOLF
出典:Amazon
カメラメーカーならではの技術が詰め込まれたCanonの「PowerShot GOLF」は、視認性の高いデジタルディスプレイが特徴。デジタルズームに加え、静止画や動画の撮影機能も備えており、プレー後の振り返りにも活用できます。
重量やバッテリー消費の面では注意が必要ですが、見やすさや記録性を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢です。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 約151g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
Bushnell(ブッシュネル)|V6 SHIFT JOLT BLACK
出典:Amazon
多くのプロゴルファーがPGAツアーで使用している「Bushnell」の最新モデル(2025年発売)は、IPX6の高い防水性能を誇ります。急な悪天候下でも使用できるため、頻繁にラウンドするゴルファーにおすすめです。
「ダブルジョルト機能」により、目標を捉えると自動で測定を行い、振動で完了を知らせてくれます。さらに、強力なマグネット内蔵で取り出しもスムーズ。操作性を重視する方にぴったりの一台です。
発売年 | 2025年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX6(完全防水) |
重さ | 236g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
Garmin|Approach Z30
出典:Amazon
GPS機器で有名なガーミンの「Approach Z30」。最大の特徴は、互換性のあるガーミンのGPSウォッチと連動させると、GPSウォッチで計測した距離がファインダー内に表示されることです。さらに、レーザー距離計で測定した距離がGPS内に表示される機能もあります。
文字色が赤なので天候や背景を問わず表示が見やすいことや、高い防水性能があることもポイント。ガジェット好きで、レーザー距離計にGPS機能を持たせたい人は購入の価値がおおいにありの製品と言えます。
発売年 | 2024年 |
計測時間 | 1秒以内 |
明るさ自動調整機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX7 |
重さ | 210g |
マップ表示 | × |
GPS機能 | ◯ (デバイスとの連携が必要) |
EAGLE VISION|Xi EV-490
出典:Amazon
イーグルビジョンの「Xi(クロスアイ) EV-490」は、GPSウォッチの機能も搭載されたハイブリッド型のレーザー距離計です。本体にGPSとマップを表示するディスプレイが搭載されており、画面でコースの全景や残り距離などを確認しながらレーザーでの計測ができます。
重量や価格はプラスされますが、GPSウォッチとの使い分けが面倒で、1台で済ませたいという方にはぴったりのアイテムです。
発売年 | 2025年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | × |
手ブレ補正機能 | × |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | ◯ |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 202g |
マップ表示 | ◯ |
GPS機能 | ◯ |
Nikon(ニコン)|COOLSHOT PROIII STABILIZED
出典:Amazon
2025年4月発売の「COOLSHOT PROIII STABILIZED」は、ニコンのクールショットシリーズにおけるハイエンドモデル。高性能な手ブレ補正機能により、狙ったポイントへ正確にレーザーを当てやすいことが大きな特徴です。
ピンロック機能付きで、最速0.1秒のスピーディな測定も可能。視認性の高い画面表示でプレー進行を妨げない、上級者にふさわしいモデルです。
発売年 | 2025年 |
計測時間 | 0.1秒 |
明るさ自動調整機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX4 |
重さ | 205g(電池を除く) |
マップ表示 | × |
GPS機能 | × |
Garmin|Approach Z82
出典:Amazon
ガーミンの「Approach Z82」は、本体にGPSを内蔵した「次世代のレーザー距離計」と謳うハイエンドモデル。ファインダー内にマップ、飛距離、風速・風向き、高低差情報などを表示することができ、どのようなニーズにも応えられるスペックを持った1台です。
さらに、紛失の際に位置を把握できる機能や、アプリとの連携でスコアを記入できる機能も。とにかくハイスペックなレーザー距離計が欲しいという人におすすめです。
発売年 | 2020年 |
計測時間 | 不明 |
明るさ自動調整機能 | 不明 |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンロック機能 | ◯ |
高低差計測 | ◯ |
3点間距離計測 | × |
防水性能 | IPX7 |
重さ | 232g |
マップ表示 | ◯ |
GPS機能 | ◯ |
実践!コース上でレーザー距離計を使うときの2つのコツ
最後に、レーザー距離計を使う際のコツをご紹介します。うまく計測できないという方はチェックしましょう。
レンズから目を離さない
普段メガネやコンタクトを使用している方はレンズ(覗き口)から目を離して見てしまいがちです。
しかし、レンズから目を離してしまうと画面も小さくなり、手のブレも大きくなってしまいます。目に軽く押し当てて計測するのが上手に測るポイントです。
短く押すのはNG!ピンロック機能を使って長押しでピンに当てよう
ピンポイントで当てようとしてピンフラッグ周りで短くカチカチ押すのはNG。いつまでも計測できません。
コツは「長押し」です。ピンフラッグの周りで計測ボタンを長押しして当ててみましょう。自動的に手前のピンに合わせてくれる機能(ピンシーカー)で自動的に照準を合わせてくれます。
ただし、ピンロック機能がついていないレーザー距離計は自動計測ができないので、事前に機能をよく確認してから購入しましょう。
まとめ
ゴルフ用レーザー距離計を選ぶときのポイントと人気おすすめランキングをご紹介しました。
距離を測るというシンプルな目的の便利アイテムですが、様々な機能であなたのゴルフをもっと快適にもっと上達させるサポートをしてくれます。
おすすめした商品の性能や金額を見比べながら、ぜひあなたにとって最適なレーザー距離計を選んでみてください。