ゴルフ初心者の頃は、なかなか思ったように打つことができません。
しかし、そんな初心者でも何打も何打も同じところから打つことになると、気が滅入ってラウンドが嫌になってしまいます。
そんな最悪な場面を回避するためにも、とりあえずピンチを凌ぐ術を学んでおきましょう。ピンに寄せる、狙い通り打つ、よりもまずはトラブルを回避できる打ち方を学んでおけばスコアの大崩れを防いで楽しくプレーすることができるでしょう。
初心者必見!スコアの大崩れを防止する方法と解決策
バンカー
バンカーからはボールが上がらずに何打も何打も使ってしまっている初心者が多いようです。原因はボールを上げようとしすぎたり、打ち込み過ぎたり、様々。
ボールに対して打ち込む意識よりも、砂を飛ばすイメージを持ってみてください。小野寺誠プロが実践するバンカーのコツは、砂を飛ばすようにして振ることで理想のバンカーショットが打てるようになります。
バンカーミスの一番の原因は、「ボールを出さなきゃ!」という力みなどによっておこります。砂を飛ばすほうがボールを出すよりもイメージは簡単です。ボールの手前の砂を飛ばすイメージで振ってみてください。
林
林の中からショットは足場もライ(地面の状況)も悪く、加えて木の枝で打てる範囲が限定されています。なので、球を低く抑えて確実にまっすぐ打つコントロールショットを打つ必要があります。
ポイントは、グリップを短く、スタンス広く、ボールは右側、体の回転で打つ、以上の4つです。
グリップを短く持つことでクラブを扱いやすくします。スタンスを広くすることで足場の悪い環境でも安定してスイングできます。ボールを右側に置くことでロフトが立つので球が低くなります。体の回転で打つことで方向性を上げてまっすぐ飛ばすことができます。
傾斜
傾斜から思い通りの場所へボールを運ぶには、アドレスやスイングはもちろん、使用クラブ、振り幅、フォローなど高いスキルが必要です。
ゴルフ初心者に関しては上記のようなたくさんのポイントを取り入れてしまうと、スイングがガチガチになってしまう可能性があるので、まずはもっとも重要でかんたんにできるポイントを取り入れましょう。
初心者はまず、傾斜に対して肩のラインを合わせてください。肩のラインを合わせることで傾斜に対してクラブが適切なロフト角になるのでボールをしっかり前に飛ばすことができます。
スイングよりも大事…ミス防止ポイント
トラブルショットの場面が訪れた場合、多くの初心者は頭が真っ白になってしまいます。
何打打っても脱出できないと、自然と体に力が入りスイングがガチガチになってさらにトラブルを招きます。難しい状況になったときは必ず一度深呼吸してみてください。
リラックスして打つのと打たないのとでは、ショットの成功率が倍以上違うでしょう。グリップを5秒くらい力いっぱい握って強制的に脱力する方法もおすすめです。ぜひ、トラブルの場面こそリラックスを心がけましょう。
▶▶▶ゴルフスイングの基本をマスターできればショットの精度も大きくアップするでしょう!
ピンチの場面で役立つ打ち方のコツをご紹介しました。
まずは、シンプルにトラブルを脱出する方法から試して、慣れてきたら中上級者のスキルを体得していきましょう。
もっともやってはいけないのは、いきなり上級者スキルや、複数のテクニックを取り入れようとすること。スイングが複雑になり、再現することが難しくなります。ぜひご紹介した方法を試してみてください。