初めてコースに出るゴルフ初心者はどれくらいのスコアで回れば恥ずかしくないのか?また、ゴルフを続けてどれくらいでアベレージゴルファーを卒業したらいいのか…考えている人もいるでしょう。
今回は、アマチュアからのアンケートの結果を交え、ゴルファーの平均がどれくらいなのか、どうしたらアベレージゴルファーを卒業できるのか…をご紹介していきます。
ぜひ参考にしていただき、アベレージゴルファーの壁…平均スコア100切りを突破してください!
目次
全ゴルファーの平均スコア
日本パブリックゴルフ協会のアンケート調査結果によりますと、ゴルフ歴3年以内では「130」以上の方が多いようです。また、株式会社ゴルフライブ調べのアンケート調査によりますと、アベレージは、
・コースデビュー 130~140が多い
・ゴルフ歴半年 110~120が多い
・ゴルフ歴1年 100~110が多い
という結果になっています。ここでも初心者のデビュー当時は「130」の方多いですね。でも、経験を重ねれば打数も少なくなってきていますので、ゴルフを続けていれば必ず上達することがわかりますね!
また、ゴルフスクールや練習を経験したゴルフ初心者の女性は、平均150~160くらいだそうです。半年ほどしっかりと練習を積んでいる人は、初ラウンドでも120くらいでラウンドする女性もいるのだとか…!
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アベレージゴルファーとは?
アベレージゴルファーとは、明確な基準があるわけではありませんが、平均スコア100前後のゴルファー、ハンディキャップ18~20前後のことを言います。
1回だけ100を切ったことがあっても、平均が100前後でなければ呼ばれません。
アベレージゴルファーを卒業できない理由
なぜ、アベレージのスコアを突破できないのでしょうか?それは、Par72のホールを「72」で回ろうとしているのではないでしょうか?
プロのように、「ティーショットを300ヤード飛ばし、ベタピンにつけて楽々バーディ!悪くてもパー!」と考えてはいないでしょうか?それはあまりにも無謀すぎます…初心者も含め、まずは、どうしたら100前後のアベレージのスコアを出せるのかを考えましょう!
では、どうすればアベレージ100前後を出せるのか?
パーはいらないボギーでOK!
極論、アベレージで100切るためには「パー」なんて必要ありません。
全ホールボギーを叩いても「90」です。あと「9」叩けます。つまり、9ホールボギー、9ホールダブルボギーで「99」です。これなら簡単にできそうですよね!
「机上の空論だ〜」と言われそうですが、毎ホール規定打数の1~2打叩いても良い計算になりますので、初心者でも楽にショットが打てると思います。無理に狙いにいくので、大叩きの罠にハマってしまいます。
調子の悪いゴルフクラブは封印する
これまで練習した中で、得意なクラブや苦手なクラブが出てきたと思います。また、スタート前の練習で調子の悪いクラブも出てくると思います。そんな時は思い切って使うことを止めます。
例えば、ドライバーの調子が悪ければ、フェアウェイウッド、ユーティリティーを使ってもいいでしょう。ショートアイアンの調子が良ければ、9番アイアンを2回使ってもいいでしょう。
OBを出すと大叩きの可能性がでてきますが、刻めば初心者でもフェアウェイから攻めていくことができます。そうすることで、パーを取るのは難しくなりますが、ボギー、ダボは確実に取りにいけます。
アベレージゴルフを卒業する4つの掟
掟は4つあります。
・得意なゴルフクラブで打つ
・狙いを明確に定める
・アプローチはとりあえずグリーンに乗せる
・パターは入れずにカップ周辺に寄せる
この4つを意識すると念願のアベレージゴルフから卒業ができるようになります。また、初心者も自己ベストが狙えます。ぜひ、試してみてください。
得意なゴルフクラブで打つ
ゴルフは、クラブを振ってボールを飛ばします。しかし、苦手なクラブを使い、恐る恐るスイングすると不安定になり、ボールが曲がったり、飛距離も伸びなかったりして打数を稼いでしまいます。
苦手なクラブを作らないためには、ビジネスゾーンの練習がオススメです。ビジネスゾーンは、片山晋呉プロやジャンボ尾崎プロが今でも繰り返し練習を行っています。ゴルフの基本中の基本ですので、ゴルフ初心者も取り組みましょう。
この練習法は軌道の安定を生み、ナイスショットを約束します。この練習を取り入れると、ドライバーからアイアン、アプローチまでゴルフの上達が早くなります。
狙いを明確に定める
ゴルフは、10.8センチメートルのカップに入れるためにボールを打っていきます。広大なコースで打つ場合、しっかりと狙いを定めないと思うような場所にボールを運ぶことはできません。ティーショットを打つときから、しっかりコースマネジメントを行い、ショットを打っていく必要があります。
例えば、フェアウェイの右側に行ったらセカンドが池越えになるので、左側から攻めていく戦略を立てたり、ゴルフ初心者は、バンカーに入ると大叩きする可能性がありますので、絶対に入れないように短めのクラブを使って刻んでグリーンを狙ったりして攻略していくとまとまってきます。
ぜひ、長い距離でもしっかりと狙うところを定めてショットを打ってください。もし、違うところに行っても狙い続けることにより、マネジメント力がついてきますので、スイングの調子が戻ってきたら爆発的なスコアを叩き出すことができるでしょう。
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アプローチはとりあえずグリーンに乗せる
ミスしたあとは、アプローチでリカバリーできれば大崩しなくてすみます。アプローチではピンには寄らなくてもグリーンには乗せましょう。グリーンに乗せられれば、あとはパターで転がせるので安心です。
調子が良ければ、ワンピン(ピンの長さ)くらいに寄せられるようにしましょう。ワンパットでカップインできる可能性が出てきますので、「ボギーがパー」に、「ダブルボギーがボギー」に抑えられます。この1打が最終ホールに効いてきます。この苦しい状況を凌いでいくと90切りも期待できます!
↓↓↓アプローチの打ち方です。寄せワンに効果を発揮します!
パターは入れずにカップ周辺に寄せる
パターが入るとショットの調子も上向くので、しっかりストロークしてカップインを狙いたいところですが、できるだけ2パットで入れられるように、ファーストパットでは寄せに徹しましょう。短い距離は狙ってもいいのですが、少し長い距離や超ロングパットのときは、無理をせずに寄せていきましょう。
寄せて打つときのコツは、カップの広さを「直径50㎝位のバケツ」に見立てて打ちます。ファーストパットは大きなバケツに入れるように打ちます。そうすると、カップ周辺に止まりますので次が打ちやすくなります。
いかがでしたでしょうか!アマチュアのアベレージは「130」くらいでしたね!アベレージゴルファーを卒業するには「30」も縮めなければいけないと思っているかもしれませんが、打罰のペナルティーも含まれていますので、アプローチやパットのミスを減らせば、すぐに卒業することができます!
ぜひ、ご紹介したコツを参考にしていただき、スコアアップに繋げてください。