ゴルフでは得意なクラブ、苦手なクラブが人によっていろいろとあると思います。
その中でも「上手く打てない」「なかなか球が上がらない」というゴルファーが多いのがフェアウェイウッド(FW)です。長いクラブで芝の上から打つ、というのはなかなか難しいですよね。
ただ自分に合ったクラブ選びができると、これまでよりも高い軌道で、しっかりミートした球を打つことができるようになります。
あなたに合ったクラブとはどういったものなのでしょうか?おすすめのFWと選び方のコツをご紹介しまします。FWを打つときに押さえておきたいポイントもお伝えしますので、ぜひご覧ください。
目次
フェアウェイウッドとは?
フェアウェイウッドとはドライバーの次にシャフトが長くロフトが立っているクラブです。ドライバーの次に遠くまで飛ばすことができます。
大きさは違いますが、ヘッドの形も同じような作りです。ドライバーの場合はティーアップして打つことを前提に作られていますが、フェアウェイウッドは地面から打つことを想定して設計されています。
フェアウェイウッドの役割
3番Wは「スプーン」、5番は「クリーク」と呼ばれています。また今はあまり使われなくなりましたが、2番は「ブラッシー」、4番は「バフィー」という別名もあります。
フェアウェイウッドは、第2打目以降でグリーンまでの距離がある場合や、飛距離を出したいときに使います。またドライバーほど飛ばす必要のないホールでの第1打、左右に曲げるミスを避けたい場合などでも使用します。
平均飛距離
アマチュアの平均飛距離はこのような形になっています。あくまで平均なので目安として使ってください。
フェアウェイウッドはソールが広くヘッドも大きく作られているので、ダフリなどのミスを少なくしてくれます。軽く打っても遠くまで飛ばせるので、ロングホールなどでも重宝します。
使いこなすのは難しいですが、マスターするとその飛ばしの性能がコース攻略に欠かせないものとなります。
↓フェアウェイウッドの打ち方のコツはこちらの記事で紹介しています!確実にミートするためのコツも解説していますのでぜひご覧ください。
ロフト角は?
フェアウェイウッドは一般的に1Wの次に3番がラインナップされていてロフト角は15度ほど。その次に5番でロフト角が18度くらいのものが用意されています。
シリーズによっては7番、9番という「ショートW」が続きます。
選び方のコツ
ゴルフで肝心なのは狙ったところにボールを落とすことです。どの番手でもしっかりと打ち分けられるようになることが理想です。
フェアウェイウッドやユーティリティは、ドライバーとアイアンとの飛距離差を埋める役割を持っています。どんなものを入れるかという組み合わせはゴルファーの好みによっていくつものバリエーションがあります。自分自身が打ち分けをしやすいように構成を考えていきましょう。
一般的にはフェアウェイウッドはスプーン、クリークを入れて、ユーティリティは21度と24度の2本で構成するというのがよくあるセッティングです。
スプーンの選び方について
3Wを使いこなすのはとても難しいです。最初のうちはクリークで芝の上から打てるように練習していって、使いこなせるようになったら3Wをプラスしていく、というのもおすすめです。
また、初めて購入するときにはできるだけやさしくミスに強くて、ボールが上がりやすいモデルを選ぶこともコツです。
モデル選びのポイント
最も大切なこと
フェアウェイウッドでもっとも多い悩みが「ボールが上がらないこと」です。いつもと同じように打って、しっかりとボールが上がるタイプを選ぶようにしましょう。
3番と5番という組み合わせを紹介してきましたが、低い弾道が出るゴルファーやヘッドスピードがそれほど高くない人は、5番&7番の組み合わせもおすすめです。
無理にスプーンを使っていくよりは、しっかり当ててある程度、飛ばせるものを使うのがおすすめ。ミスが続いたりスイングが崩れたりするというリスクも避けることができます。
ドライバーとの関係
フェアウェイウッドは単品で購入ができるので、必ずしも1Wとモデルを合わせる必要はありません。ただ、同じにしておくと振り心地を統一できて番手間の飛距離差も均等になるのでおすすめです。
もし違うメーカーやモデルを選ぶときには重さのチェックも忘れずに。ゴルフではシャフトが長いほど重量は軽くなります。フェアウェイウッドは1Wよりも重さがあるものを選びます。
ヘッドの大きさ
フェアウェイウッドは1Wと同じようにヘッドが大きいほうがスイートスポットも広くできていて、ミスにも強い設計になっています。厚さが低いもの(シャロー)のほうが球を高く打ち出しやすくなっています。
スピン量
スプーンで打っても高い球が打てて、ヘッドスピードも速いゴルファーには、アスリートモデルのフェアウェイウッドがおすすめです。低重心の作りになっているので、芝の上から打っても低スピンで遠くまで飛ばすことができます。
↓ユーティリティの打ち方を解説!優しいといわれるクラブですが注意すべきポイントを押さえればもっと楽に飛ばせます。ぜひチェックしてみてください。
おすすめランキングBEST5
第5位
出典:amazon
タイトリスト VG3 フェアウェイウッド
前作よりも体積が大幅に増え大型のヘッドが自慢、高いボールが打ちやすくなっているモデルです。
シャローな作りで構えたときの安定感も特徴。ミスにも寛容で打ちやすく、打感がとても柔らかいのもウリです。操作性を特に重視する方を除けば、幅広いゴルファーにおすすめのシリーズとなっています。
第4位
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テーラーメイド M3 フェアウェイウッド
操作性が高くスイングスピードがある方におすすめ、テーラーメイド社が誇るアスリートモデルです。スピン量はかなり抑えているのでパワーが必要。力がある方で球をしっかりつかまえられるとかなり遠くまで飛ばせる仕様になっています。
ヘッドは小さく左へのミスが抑えられる作りに。中級者から上級者におすすめのフェアウェイウッドです。
第3位
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キャロウェイ ローグ スター フェアウェイウッド
飛距離性能が抜群に高いのが最大の特徴です。
フェース内部に2本の棒を内蔵、インパクトのときのたわみを防ぐことで、エネルギーのロスを減らすキャロウェイ社独自の「ジェイルブレイクテクノロジー」を搭載しています。
突出したボール初速でやや高めの球を安定して打つことができます。フェアウェイウッドにも飛ばしを求める方にはもってこいのシリーズです。
第2位
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ヤマハ インプレス UD+2 フェアウェイウッド
ヤマハが誇るクラブの中でももっとも「飛ばし」の性能を追求したのがインプレスのUD+2シリーズです。フェースが返りやすい設計になっていて、つかまりがとてもいいのが特徴。
左に出る癖があるとつかまりすぎる心配もありますが、スライス軌道の方がつかえば右へのミスを減らすことができます。スピンは少な目でやや低弾道が出るのもポイント。飛距離が出てヘッドが大きいフェアウェイウッドが好みの方にはおすすめです。
第1位
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ゼクシオ テン フェアウェイウッド レギュラーモデル
国内でも売上ナンバー1を誇る大人気・ゼクシオシリーズのフェアウェイウッドです。投影面積が大きく、構えたときの安心感があります。
フェース周り全体が薄く設計されて低重心化が図られています。そのために芝の上から打っても安定してボールが上がる設計になっています。4番、7番、9番とラインナップが揃っているので自分の好みに応じて番手を揃えられるのも大きな魅力です。
↓アプローチウェッジの選び方もまとめました。短い距離を打ち分けるためにぜひ役立ててください!
↓自分にぴったりのギア選びができると上達のスピードも格段に上がります。ドライバー選びのポイントを徹底解説した記事です、是非ご覧ください。👉ゴルフドライバーの選び方5つの基本!性能と相性を大解剖
フェアウェイウッドの役割や選び方、おすすめのモデルについてご紹介しました。ドライバーとアイアンとの飛距離差を埋めるためにも便利なクラブです。
特に最近は技術の進歩によって、球が上がりやすく遠くまで飛ばせるタイプが続々と登場しています。自分に合ったものをチョイスして、コース攻略やスコアメイクに役立ててください。