ゴルフを始めると目標にするのは「100切り」と思います。しかし、壁は高くなかなか達成することは難しいですよね。実際、ゴルファーの7割がまだ未達成と言われています。
今回の記事では、そんな状況を打破するためのおすすめ練習メニューBest5をご紹介します。
初心者でも簡単にできて、効果も抜群に現れる方法です。これが実践できれば、夢の第一歩に近づくことができるでしょう。一度、100切りを達成してしまえば、確実にゴルフのレベルがアップするので、難易度の違うゴルフ場でもナイスプレーのラウンドが期待できます。
目次
100切りに効果的な練習BEST5
パターの距離感と方向性アップドリル
ゴルフで100切りをするためにはパッティングはとても重要です。
読んだラインに乗せるための方向性や距離感を重視することで、パット数は劇的に少なくなります。2つの要素を身につけるためには、まずは安定した下半身のフォームを作る必要があります。
ゴルフで理想のパターの打ち方は、腰から上の上半身だけでストロークすることです。下半身を動かさないようにするには、アドレスで少し両膝を内側に絞ります。そうすることで太ももの内側の筋肉が張り、ブレずにどっしり構えられます。
下半身が安定することで、腕と肩をスムーズに動かすことができ、ゴルフの距離感が安定してきます。
<距離感を養う>
目印を置き手前ギリギリでゴルフボールが止まるようにストロークします。ここがポイントになりますが、目印のギリギリで止めることによって距離感覚を覚えることができます。
最初は、1メートルの距離から始めて、慣れてきたら、短くしたり、長くしたりすることで、ロングやショートパットが上手くなっていきます。
<方向性>
また、方向性をよくするためには、スティックやクラブをヘッドの幅より少し広く平行に起き、それに沿ってストロークすることでフェース面を真っ直ぐに動かすことができるようになります。
ドライバーを曲げない練習法
出典:GDO
ゴルフのドライバーやアイアンを振って曲げないためには、クラブを短く持ってスイングすることが必須です。意外と思われますが、飛ばし屋と言われる人ほど短く持つことを推奨しています。
2018年賞金王の今平周吾もグリップを余して握っています。元世界ランク1位のリディア・コーは、グリップの握る位置で距離を打ち分けています。
ゴルフではどのくらいドライバーを短く持つのが正しいのでしょうか?それは、指3本ほどです。1本くらいでは効果は出てきません。大きく変えることで効果が現れやすくなります。ぜひ、思い切ってやってみてください。OBや池などのペナルティを受けないことが100切りの近道です。
ゴルフはグリップが命です。握り方1つで上手くなるポイントが隠されています。初心者やベテランもチェックしてみてください。
アプローチ(ピッチ&ラン)ドリル
ゴルフで100切りするまでは、1つのアプローチ方法で攻めていきましょう。ゴルフ初心者でも簡単にできるがピッチ&ランというアプローチです。クラブはPWかAWを使います。打つポイントは4つあります。
- 1.アドレスをしっかりと作る
2.ハンドファースに構え手首の角度をキープする
3.左右対称に振り幅を揃える
4.前傾姿勢を保つ
この4つのポイントを意識すれば、簡単にしかも楽に打てます。初心者ゴルファーにおすすめです。注意点として、インパクトで手首を返すとトップやダフリの原因になりますので、手首の角度を維持してインパクトしましょう。
ハーフスイング
ゴルフの練習はしているけど、なかなか上手くならない…スライスやフックがいつまで経っても直らない。そんな悩みはハーフスイングをすることで上手くいきます。
ゴルフのハーフスイングとは、フルショットのときの半分の振り幅と力で振ることを言います。
腰から腰までの幅になります。つまり、テイクバックで腰の位置までクラブ上げて、シャフトを地面と平行にします。インパクトを迎えてフォローも腰の高さで止めます。そのときもシャフトは地面と平行くらいにします。
最初は素振りから行い、慣れてきたらゴルフボールを打っていきましょう。繰り返し行うことで軌道も安定してきますので、フルショットでもしっかりと球をつかまえることができるようになり100切りに近づきます。
ゴルフで飛距離アップするにはヘッドスピードを上げることです。参考になるレッスンメニューです!
メンタルトレーニング
メンタルでスコアが左右されることがありますので、ミスが出ても動揺せずにいきましょう。ゴルフではいつもナイスショットを打つ必要はありません。プレッシャーを感じないようにスイングすることでプレーに余裕が生まれます。
心に余裕がない状態で攻めていくと、考えられないようなミスをします。ミスが出ても平常心でゴルフスイングするためには、打つまでの動作をルーティーン化することです。
「ボールの後ろから目標を確認したら6歩でスタンスを取る」とか「構えたらワッグルを3回する」など打つまでの動作をいつも同じにすることで、精神状態を安定させることができます。慌てて打つことがないように、ゴルフで100切りを目指すならメンタル面も鍛えていきましょう。
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初心者からアベレージ手前までレベル別…裏練習メニュー
140前後
平均スコアが140前後のゴルファーは、ピッチングでスイングを整えることをおすすめします。このスコアのレベルですとクラブの軌道が不安定で、ダフリやトップのミスがまだたくさん出ていると思います。
ピッチングウェッジは、ゴルフクラブの中では重い方なので、身体の回転を使った打ち方ではないと上手くヒットすることができません。ボディターンができるようになると軌道やリズムが良くなり、コンパクトな振りができるので、ドライバーやアイアンの調子もよくなってきます。
120前後
100切りするためにはトラブルショットに強くなりましょう。無理に狙うのではなく、出球を低くして確実に1打で脱出できるようにします。
使うクラブは7~8番アイアンを使います。打ち出しを低くしてボールを転がしたいので、ロフトの立っているクラブを使います。低く出すことが秘訣ですので、練習にも取り入れていきましょう。
105前後
もう少しで目標達成のあなたは、もう安定したスイングができていることでしょう。最後の壁を乗り越えには、コースマネジメントが必要です。
このコースマネジメント(考え方)こそがゴルフ100切りの重要なポイントとなってきますし、これを基本とし応用していく事で道も開けてくるので、しっかりと抑えていきましょう。
基本を徹底的に練習することで◯◯がアップ
これまでご紹介してきたゴルフの練習は、特殊な方法は1つもありません。プロも実践している基本動作です。
スコアをアップするには、地道な反復とコースを攻めるときの考え方が重要です。徹底して体に染み込ませることで、ゴルフで大崩れすることがなく、いつでも100切りすることができます。
さらには、90台、80台…とどんどん上達することが期待できます。ぜひ内容を確認していただき、紹介した内容を取り入れてみてください。
ゴルフ100切りの練習メニューはいかがだったでしょうか。目標を達成するには、現在の自分のレベルに合った方法でレッスンを続ける必要が大切です。
ゴルフのレベルを図るのに使われる「100切り」ですが、今回ご紹介した方法を試していただき、無理をしないスイングとショットさえできれば、スコアを崩すことが少なくなるので効果が期待できます。ぜひ、トライしてみてください。