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ゴルファボ TOP知識アプローチを打ち分けるときに注意すべき5つのポイント

知識

アプローチを打ち分けるときに注意すべき5つのポイント

あと20Y、ピンはすぐそこなのにオーバーしたり、ショートしたり…。アプローチで距離が合わないと行ったり来たりして大叩きにつながってしまいます。

距離が合わない根本的な原因はスイングよりも「構え方」にあるようです。

スタンス幅や重心など構え方が間違っていると、スイングをいくら直そうとしても距離が合わない原因になってしまいます。

正しい構えをマスターしたうえで振っていくことが、アプローチ成功の近道です。今回は失敗しないアプローチ打ち分けのための5つのポイントを紹介します。普段のゴルフの練習にもぜひ取り入れてみてください。

アプローチを打ち分ける5つの注意点

グリップ

ゴルフクラブは普段よりも短く握ります。

両手がグリップの中央にあるくらいが目安です。短く握ることでコンパクトに振れてクリーンにボールをとらえやすくなります。

また握る位置によってヤード数の調整も可能。ゴルフでは短く持つと飛ぶ距離は落ち、長く持つと遠くまで飛びます。

スタンス幅と重心

スタンスはいつもよりも狭くします。だいたい両足の間がこぶし一つから二つ分くらい空けるようにしましょう。

重心は左右均等に。ゴルフでは近いところへ打つときには体重移動はしません。片足に荷重しないようにバランスをキープして打っていきます。

10ヤード、20ヤードと特に近い場合は、あらかじめ左足に荷重をかけておいてもOK。不要な体重移動も生まれずにミスも減らすことができます。

ゴルフボールの位置は両足の中央が基本です。これよりも右に置くと低い球、左に置くと高い球が出やすくなります。転がしたいときや高く上げたいときは、状況に応じて変えていくようにしましょう。

頭の位置

頭の位置は最初から最後まで動かさないことがゴルフの基本です。

頭がズレると打点も安定せずにダフリやトップの原因になってしまいます。膝や腰と一緒に頭を固定しておくとクラブ軌道のブレも少なくなります。

腕の三角形

スイングするときは腕の三角形をキープできるようにします。三角形が崩れて脇があいてしまうとフェースが狙った位置に入らなくなったり、フェースが開いてシャンクにつながってしまいます。

上半身と腕が一体となって動けるように構えたときからフィニッシュまで意識をして振っていきます。

スイング幅

ゴルフのアプローチを打ち分けるには、スイング幅で調整します。まずは「①フル」「②スリークォーター(4分の3)」「③ハーフ(半分)」の幅でどのくらい飛ばせるのかを記録します。

たとえば①で90Y、②で60Y、③で40Yであればこの飛距離を目安に実際のラウンドでも打っていくことができます。ゴルフクラブごとにそれぞれの飛び具合がわかっていれば、実戦でもいろいろな状況に対応できます。

↓↓↓SWで寄せるときのコツとは?寄せがうまくなるゴルフのテクニックを紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。


ミスの原因と対処法

アプローチでは大きなミスにつながる原因が3つあります。

クラブが減速する

もっとも多い原因はゴルフクラブが減速してインパクトが緩むことにあります。

振っていく幅は変えても、スピードを変えるのはNGです。特にテイクバックが大きくなりすぎると、途中で動きを調整してインパクトが緩んでしまいがち。

一定のスピードで振っていけるように、素振りなどであらかじめ試しておき、まったく同じリズムで打つようにします。心の中で「イチ・ニ・サン」と数えたり、ゴルフ漫画のように「チャー・シュー・メン」と唱えたりするのもリズムを一定にするのに有効です。

手打ちになる

特に近いところから打つアプローチだと腕や手を使った「手打ち」になりがちです。ゴルフでは手打ちになると、クラブの軌道が不安定になり、ダフリやトップの要因になります。

腕と上半身が一体となって動かしていくのがポイント。肩、腰がしっかり回転させていきます。適度に腕は脱力していくとうまく連動した動きができます。

すくい打ち

打ち上げになっていたり前方にバンカーなどがあって、「高く上げたい」と意識してしまうと、下からすくって打つ形になることがあります。

ゴルフですくい打ちをすると手前にヘッドが落ちてダフる原因になります。右足体重になるとすくい打ちを招くので、構えたときから両足に均等に体重をかけてフィニッシュまで維持できるようにしましょう。またゴルフボールの左側を打つように意識して振っていくのも効果的です。

↓↓↓ゴルフですくい打ちを防ぐための3つのコツを紹介します。おすすめの練習法もレッスンしますのでぜひご覧ください。

おすすめの練習法

基準を作る

ゴルファーによって得意な距離は必ずあります。30Y、40Yなど得意なヤード数を見つけるのが近道です。

「ハーフスイングだと40Y飛ぶ」というように、自信を持って狙えるヤード数は打ち分けをするための基準にもなります。

そこから少し大きめの振り幅にすれば50Y、小さめにすると30Yなどと応用も可能。最初に基準を作れるといろいろなヤード数を狙いやすくなります。

力の入れ具合は一定にする

大切なのはショットするスピードをいつも一定にすることです。

力の入れ具合を同じにしないと調整はなかなか難しくなります。腕で振らずに上半身を使っていくことがコツ。力の入れ具合を同じにして、振り幅で調整して距離を調整します。

↓↓↓ゴルフの基本を徹底解説!ドライバーからアイアン、ウェッジまで使い方を詳しく取り上げているのでぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回はゴルフでアプローチの打ち分ける方法とコツについて紹介しました。狙い通りにグリーンに乗せて寄せワン、あの快感は何度でも味わいたいですよね。ゴルフでスコアを上げるためには欠かせない点でもあります。上達のためにぜひ普段の練習にも取り入れてみてください。

この記事を書いたライター

ゴルファボ編集部

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