グリップを握るスポーツには、野球、テニス、ゴルフなどがあります。競技を続けていとやはり手にはマメやタコができてきます。でき始めのころは、皮が剥がれてとても痛いですよね。でも上手くなるために練習をすれば必ずできます。努力の結晶です!
でもゴルフに限っては、手の全てにできると実はダメなのです。正しいゴルフスイングができている人は正しいところにできますが、ゴルフが上達しない人の位置は全く違うところにできます。
今回は、手にマメができてOKなところ、NGなところをご紹介していきます。
ゴルフでは、できた位置でゴルフの上手さがわかるそうですので、初心者は特にしっかりチェックしていきましょう。
目次
マメができる原因
グリップと手や手同士が擦れて起こります。擦れる原因は3つあります。
①しっかりと握れてない
スイング中にグリップが緩んで手の中が動くと擦れて水袋ができます。特にインパクトのときに芯に当たらないと衝撃でズレてしまいます。練習で何球も打ち込むとたくさんできます。
②握りすぎ
ゴルフのスイングで力を入れるところは、インパクトの部分です。テイクバックやダウンスイングで力を入れると力が分散してインパクトで最大のパワーを送ることができません。ゴルフボールにヒットする以前に力を入れると指に余計な圧がかかってしまい、マメができてしまいます。
③グローブのサイズが合わない
サイズが合わないと、グローブのシワで手を圧迫していまい、擦れてマメができてしまいます。グローブを選ぶコツとしては、少しきつい方が丁度いいです。使っているうちに手の大きさに馴染んできます。
ゴルフのマメができてもいい位置とNG位置
ゴルフでは、できても良いところと、ダメなところがありますので確認していきましょう。
右手
結論から申し上げますと、右手にできるのは、この場所以外はだめです。人差し指の基節(第2関節と第3関節の間)はOKな場所です。しっかりとゴルフグラブを親指と人差し指のV字で支えている証拠ですのでOKです。
他のところにできる場合は、力の入れすぎでNGです。
小指・薬指・中指
インパクトの時にズレているのが原因です。指を乗せるオーバーラッピングで握ると握力のない方は滑りやすので、指をクロスして引っ掛けるインターロッキングで握ってみてください。右手が効率よく使えるようになります。
親指
ゴルフでいちばん最悪な場所です。親指にあるということは、正しく握っていない証拠になりますのでグリップの改善をしましょう。右手は力一杯に握らずの軽く添える程度で、インパクトの時の衝撃を受け止める時だけに力を入れましょう。
↓↓↓右手グリップ親指の正しい位置の見つけ方はこちらで確認できます。
左手
親指・人差し指
左手のこの部分にできたらNGです。特に親指にできるとダメです。正しいグリップができていないことになります。グローブのここの部分によく穴が開くという人は、気をつけましょう。この2本は軽く添えるだけにしましょう。右手の小指をアジャストするだけと捉えておきましょう。
小指・薬指・中指
小指・薬指・中指と掌のこの部分にできているとしっかりと左手でゴルフクラブを握っている証拠です。ゴルフのグローブも、この部分を補強したて厚くできているものもあります。左腕主導でスイングが出来ているので、安定したショットが打てていると思います。
プロやゴルフ上級者はこの部分は、もうタコになっています。
ゴルフのマメを予防するには?
ゴルフスイングの改善
予防するには、スイングの改善が必要になります。正しい軌道で振ることができれば、余計な力が入らないので、適正なグリッププレッシャーで握ることができます。
軽く握りすぎても擦れる原因になりますし、強く握ると力が入りすぎて皮に圧がかかりマメができます。力が抜けると、手打ちも防げて左腕主導になりスイングの軌道も良くなってきます。正しいゴルフスイングができると不用意な場所にできることを防ぐことができます。
グッズを使おう
良いグリップやスイングを身につけるためにはやはり練習が必要です。しかし、どうしても酷使してしまうので、マメができやすくなります。練習の時にはできにくくするために、グッズを使って予防していきましょう。
・両手用グローブ
出典:Amazon
両手用のグローブも発売されています。良い振りが身につくまでは無理をせずに着けて対策しましょう。痛みの軽減になります。日焼予防にもなります。
・テーピング
ゴルフバッグに常備しておくのもいいでしょう。ラウンドやゴルフ練習中に不意にマメができてしまった場合、貼るだけ痛みが和らぎます。
・サポーター
出典:Amazon
テーピングの代わりとして重宝します。ゴルフクラブを振る前に装着すると防止できます。グローブの上からでも使用できます。
↓↓↓初心者必見!あなたに合うグリップが見つかります!
<OK>
右手の人差し指の基節部分
左手は、中・薬・小指、掌
<NG>
上記の「OK以外」の箇所は、すべてダメ!!
ゴルフの練習を行うと、どうしてもできてしまいますが上達のバロメーターとしてチェックしてみてください。