スプーン（３W）って、ゴルフコースで使ったことありますか？ドライバーの次に遠くに飛ばせるゴルフクラブですが、ほとんどがティーアップしないで打つので、１４本のクラブの中でも、特に難しいクラブと言われています。
ゴルファーのタイプによっては、ドライバーより飛ぶ人がいます。効果的に使えば、飛距離もアップできます。
今回は、ゴルフの３Wの効果的な使い方&打ち方のコツをご紹介します。ドライバーの苦手の方は、これまでの悩みが解消されるかもしれません。ぜひ、トライしてみてください。
目次
ゴルフ｜スプーンとは…！？
ドライバーの次にシャフトが長く、ロフトが１３°～１５°と小さいゴルフクラブです。ドライバーと違って、地面にあるゴルフボールを打つクラブとして作られています。飛距離は個人差がありますが、一般的な男性の場合220y前後です。
ゴルフショップでは、「３」と刻印されて販売されているものと「１３°・１４°・１５°」などと、ロフト角が表示されているものがあります。自分のスイング、ヘッドスピードなどを元に購入しましょう。
ゴルフクラブをフィッティングすると、自分に合うクラブが見つかります。参考にどうぞ！
スプーンの語源
ゴルフクラブには、１番ウッドのことを「ドライバー」、「３番ウッド」をスプーンと、数字以外で呼んだりします。諸説ありますが、昔の形状が凹凸になっていて、その形が食器のスプーンに似ているために呼ばれていったそうです。
参考までに、各ゴルフクラブの愛称をご紹介します。
ゴルフ｜３Wの効果的な使い方
スプーンは、おもにパー５のセカンドショットなどで、できるだけ距離を稼ぎたいときに使います。また、狭いホールで曲げたくない場合やドライバーで打つとコースを突き抜けてしまうときなどにも使います。
実は超難しい！
打ちこなすには、ヘッドスピードが必要ですので、難しいと言われています。理由は
・ロフトが立っている
・シャフトが長い
ことがあげられます。ティーアップすると、さほど問題はありませんが、芝の上から直生にゴルフボールを打つので、ある程度のヘッドスピードが求められます。
３番アイアンが打てないと、スプーンはバックに入れないほうがいいとも言われています。それほど難しいクラブなのです。しかし…
ゴルフ技術革新にともない…
最近のスプーンは、トップやスライスが多い人のために、ソール後方にウェイトがついた深重心のものや、フックが多い人のために浅重心のものが発売されています。ミスに強い設計になっていますので、比較的に打ちやすくなっています。
３W｜打ち方のコツ
基本、ウッド系と同じ打ち方になります。ティーショットにも使いますが、フェアウェイの芝の上から使うので、ボールを上げることが大切になってきます。
ゴルフボールの位置
ドライバーよりも右足寄りに置くのがポイントです。ドライバーのボールの位置を基準にしてクラブが短くなるにつれて、右側に寄っていきます。
しかし、どのくらい寄せたらいいのかわかりにくいですよね。こいうときは、クラブを握って一度頭の上まで振りかぶり、振り下ろしたところが正しい位置になります。
ボールの位置が適切であればミスショットも減りますので、当たりが薄い、芯に当たらないときは試してみてください。
スイングの弧を大きく緩やかに
長いゴルフクラブを振るポイントは、球への入射角度を緩やかにしないといけません。そのためにはスイングの弧を大きくします。そのためには、５番ウッドやユーティリティーよりもフラットの軌道で振ることが大切です。
アイアンとウッドでは振り方を変える部分と変えない部分があります！
短く持つ
グリップの真ん中部分を持って短く持つと、シャフトが短く感じて振りやすくなるのでスイングもコンパクトになり、シャープに触れるようになります。ミート率が上がります。振りにくいと感じたら短く持つことをおすすめします。
フェアウェイウッドの打ち方はこちら！アイアンは打てるけどFWが打てない方必見！
タイプ別おすすめのスプーン
トップやスライスに悩まされている人は…
出典：Amazon
★テーラーメイド：グローレF（F2）
ミスヒットに強く、球がつかまりやすいのでゴルフボールが上がります。トップやスライスの多い人にはピッタリのゴルフクラブです。
フックや吹け上がりに悩まされている人は…
出典：Amazon
★ブリヂストン：ツアーB XD-F
球のつかまりと上がりやすさを抑えています。フックや引っ掛け、フケ上がりが嫌な方におすすめのゴルフクラブです
まとめ
スプーンは難しいゴルフクラブです。しかし、220ヤード前後の距離を攻めるには必要です。刻んでもいいのですが、３Wを手にして２オンできればイーグルチャンスが待っています。イーグルパットを沈めたときのことを想像してみてください。気分は最高ですよね！
最近のスプーンは昔よりも優しく打てるモデルがたくさん出てきています。しっかりとスイングの練習を行えば振れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてください。
この記事を書いたライター
ゴルファボ編集部
