最近、ゴルフで「右足」の特集がよく組まれるようになりました。それだけ飛距離アップに効果が期待できるのでしょう!国内外の男女ゴルフツアーで結果を残しているプロたちは、ほとんど蹴りの打ち方をして、パワーをボールに伝え「距離」や「勝利」を稼いでいっています。
今回の記事では、右足の蹴りで+10ヤードが期待できるテクニック方法をご紹介します。
ゴルフで足を蹴るように動かせば、下半身のパワーを最大限に引き出すことができます。ぜひ試していただき、次回の練習につなげてください。
目次
ゴルフ|蹴りの正体とは…?
ゴルフで下半身の蹴るという動きは、空手やサッカーのように足首をターゲット方向に蹴り上げるということではありません。
簡単に言いますと、ダウンスイングからインパクトにかけて「地面を踏みつける・踏ん張る」のイメージを持つと良いでしょう。このイメージができないと、膝が前に出たりして、せっかく溜めてパワーを分散させてしまい、飛距離を稼ぐことができません。誤解したイメージを持ってしまうと、ゴルフでは正しい動きができませんので、注意しましょう!
トップからダウンスイング、インパクトにかけて、体を回転させるためには、右カカトを粘りながら目標と反対方向に蹴りを入れていかなければいけません。
右足を使って飛距離アップ!
ゴルフで右足が使えると、身体の重心を下につかうことができるので、カカトを浮かせずに踏ん張ることができ、スムーズに左足に体重ができます。
そうすることで、手打ちにならずに身体の回転だけでゴルフクラブを降ろすことができます。トップポジションで溜めたパワーをボールの伝えることができるので、ドライバーやアイアンの飛距離アップが期待できます。
鈴木愛選手の世界基準のスイングを支えているのは”右足の蹴り”です。参考にどうぞ!動画の1分前後の下半身の動き必見です。
右足の蹴り方とは…?
ゴルフでは、トップポジションで右股関節に乗った体重を左側に移動していくことで、インパクトの時にパワーを伝えることができます。そのときポイントとなるのが、右足の蹴り方になります。
拇指球で地面を強く踏みつける
ゴルフでトップからインパクトにかけて意識するのは、右足の拇指球になります。そこを意識するだけで膝が前に出たり、のび上がったりすることがないので、上下の動きも減り芯に当たるようになります。
また体重もスムーズに左足に移動することができるので、インパクトでしっかりと叩けます。拇指球で強く踏みつけて、踏ん張ることでヘッドスピードが上がり、ロスなくボールにパワーが伝わりボールが伸びていきます。
松山英樹プロのドライバーです。下半身から上体、ゴルフクラブにパワーが伝わっているのがわかります。
カカトをギリギリまで浮かさない
飛ばそうと思うと、どうしてもゴルフクラブを速く振ろうと上半身や腕に力が入るので、体全身が左を向きます。そうなると早くに左腰が開き、腰が伸びた状態になってしまうので、力が抜けてヘナヘナボールになってしまい飛びません。
ゴルフで腰の開きを防ぐためには、右膝を内側に絞り、右足のカカトをインパクトまでギリギリ浮かさないようにします。下半身の内側で踏ん張ることでクラブヘッドが走るので飛距離がアップします。
蹴りのイメージがつかめる方法のレッスン動画です。ぜひ、ゴルフ仲間と一緒に試してみてください。劇的に変化するでしょう!
フォロースルーにかけて右足裏をめくる
インパクトギリギリまで、粘ったら、フォロースルーにかけてしっかりと足裏をめくり、フィニッシュを取りましょう。
そうすることで、ゴルフでは左足にしっかりと体重が乗ります。フォローでも足裏をつけて置くと、右肩が下がりクラブが寝て降りてくるので、ダフリやトップの原因になります。インパクトを過ぎたら足裏をめくりはじめ、体を回転させて左側に重心を移動させましょう。
ゴルフ|+10ヤードテクニック
ボールを遠くに運ぶための、下半身の動きは意外と簡単にできそうですよね!それに加え、下記のテクニックをプラスすることで、さらに球の伸びを実感できるでしょう!
フィニッシュをバランス良くとる
アマチュアゴルファーの中で、あまり重要視されていないのが、フォロースルーとフィニッシュです。実は、フォロースルーの出来次第で飛距離が伸びます。
その理由は、フォローが取れるということは、アドレス、テイクバック、バックスイング、トップ、インパクトまでのスイングのバランスが良くないと無理だからです。
ゴルフでフィニッシュをしっかり取るには、一度フィニッシュをとってみて、この形を再生できるように右足の感覚を体に染み込ませてから、アドレスを構えて打ちます。そうすることで、余韻が残り、しっかりとフィニッシュが取れるスイングができるようになります。
+10ヤードの手本は女子プロにあり
女子プロのヘッドスピードは、一般アマチュア男性とほぼ同じです。でも飛距離では20~30ヤード先をいっていますよね。その違いは、下半身の粘りです。女子プロの形を真似ることで+10ヤードが期待できます。ぜひ、ゴルフ雑誌の連続写真などを参考にしてみてください。
現在の女子ゴルフ界には実力だけでなく、美貌を備えた美人プロゴルファーが多数います。華やかな彼女たちのスイングは見ごたえがあります。
ゴルフの飛ばしは、やはり下半身にありましたね!特に右足はとても大切です。
・拇指球で地面を強く踏みつける
・カカトをギリギリまで浮かさない
・フォロースルーにかけて右足裏をめくりはじめる
この3つのポイントを意識し、フィニッシュがしっかりとれるようなゴルフスイングができると+10ヤードは楽に達成するでしょう。ぜひ、試してみてください!