ゴルフのトップの位置は強いスイングをするために重要なポイントです。
テイクバックを上げていき、どの位置で止めるべきかお悩みの方も多いかと思います。高い方が良いのか、もっと低い方がいいのか…。気持ちよくトップの位置が決まればその後のダウンスイングも思い切り振れそうですよね。
今回は、女子プロゴルファー馬場ゆかり選手がおすすめのトップ位置を作るための方法をご紹介します。あなたのスイングの参考にしてみてください。
【動画】ゴルフ理想のトップの位置とは?
高いor低い どっちが正解?
最適なトップの位置はゴルファーそれぞれで違います。しかし、ゴルフでは一般的に高いところから振り下ろしたほうが、強いスイングができます。
それは、高いところに上げたほうが、スイング軌道が大きくなって遠心力を最大限使えるだけでなく、ゴルフクラブが地面に落ちる力も利用できるので、ヘッドスピードも上げやすくなります。
振りにくければ無理に高くする必要もありませんが、もしもあなたのトップの位置が低い場合は、少し高いところも持っていくだけで飛距離アップ出来る可能性があります。
テイクバックの正しいイメージ
テイクバックでは外側に上げていくイメージがおすすめです。馬場プロ曰く、斜め45度くらいに上げていってもOKだそうです。
ではなぜ内側に上げると良くないのか。それは、内側に引き過ぎると、テイクバックでのインサイド軌道が強くなりすぎてしまい、トップの位置が低くなり過ぎてしまいます。その結果、円軌道が小さくまとまってしまうので、遠心力が生まれにくくなります。
テイクバックでは思い切って外側に振り上げるくらいのイメージを持ちましょう。
トップの位置を作る時のコツ
しっかりと左手で上げてスイングしましょう。左腕は伸ばせ!という方もいますが、無理に伸ばす必要はありません。多少の肘の曲がりはあまり関係ないので、気持ちよく振れる形でOKです。
一点、右手を使いすぎには注意しましょう。ゴルファーのほとんどは右利き。どうしても右を使いすぎてしまう傾向があります。右の腕や手を必要以上に使ってしまうとトップの位置が安定してセットできなくなります。
見比べ!良い例・悪い例
悪い例
インサイドに引くとこのような感じで、スイングが小さい円運動になるので、飛距離が出ません。
ゴルフ初心者のバックスイングがしにくい原因もこのトップの位置の低さにあることが多いようです。脇が体にぴったりついた状態では体も回しにくくなります。
良い例
トップの位置を高くし強いスイングをするための準備が出来ています。
もしもあなたが、いまいち振り上げにくい…と感じている場合は、意識して上げてみると回転もしやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。
👇トップの間の作り方についてもっと詳しく知りたい方はこちら
👇ゴルフ100切りはこれを意識すれば簡単に達成できるようです。
飛距離をMAXにするには、高いトップの位置を作ることも1つのポイントです。
ゴルフ初心者でなんだか振り上げにくい…と思っている方の多くは、インサイドに引き過ぎて低くなり過ぎている可能性があります。調整次第で窮屈さからも解放されてスムーズに振る事が出来るでしょう。ぜひ参考にしてみてください。