待ちに待ったラウンド当日。その日を最高の一打でスタートするには朝一の練習が欠かせません。
ティーイングエリアに向かうまでに、いつものようにゴルフクラブを振る感覚を取り戻しておくと、第一打から気持ちよく進めていくことだけでなく良いスコアでまわるためにも重要です。
そして、体をしっかりほぐしておくことで、動きをスムーズにするだけではなくケガ防止にも役立ちます。今回はプロゴルファー今野康晴選手がラウンド前に行っているおすすめの方法をご紹介します。
目次
朝一ゴルフおすすすめのウォーミングアップ法
実践!感覚を取り戻すためのステップ
バットで素振り
ゴルフの練習用バットはかなりの重量があるので、体全体を使って振らないとうまくスイングできません。まず、バットをつかってウォーミングアップすることで手打ちを防いで、大きな筋肉を使って振ることができます。
フルスイングする必要はありません。ゆっくりでいいので、大きくゆったりと素振りしましょう。左右に入れ替えながら何度か振ってみてください。
まずはサンドウェッジ(SW)
まずはSWなどの短いウェッジを使います。あまりにも短い距離だと温める為の動きが少なすぎるので、50ヤードあたりを狙って打ちましょう。
ゴルフ場での朝一は夏でも冬でも体が固い状態にあります。感を取り戻すには、だんだんと番手を大きくして距離を伸ばしていくことが良い結果を生むコツです。
徐々に番手を上げていく
ウェッジが慣れてきたらショートアイアン、ロングアイアン、UT・FW、ドライバーと徐々に上げていきましょう。飛距離が出るゴルフクラブになると力が入りがちなのでリラックスして全身で振る事を心掛けてください。
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実践!朝一調整法のコツ
ハーフスイング
ゴルフでは番手が変わると前傾角度やグリップの位置が微妙に変わります。同じようなイメージで振ってしてしまうとミスに繋がる可能性が高くなります。まずは、半分のふり幅で確実にミートするように心がけてみてください。
ボールのミート率さえ高ければ半分の動きでも十分飛距離も稼げます。さらにミスからのトラブルになる可能性を抑えることが出来ます。最悪の第一打目OBを防ぐためにもぜひラウンド前に取り入れてみてください。
1球ごとに番手を変える
打ちっぱなしでうまくいっていたのに本番だとなぜかうまくいかない…その原因の一つが、「同じゴルフクラブを連続して使う頻度」にあります。
打ちっぱなしなどではドライバーを何発も連続で打ちますが、コース上のティーショットは一発本番。前の打席での感覚やイメージが残ったままで、次の一打を打たなければなりません。
ゴルフクラブが変わっても素振りだけで最高の一打が打てるように普段から訓練しておくと、コース上でも高い確率でナイスショットすることができます。朝一練習の最後でいいので、ドライバー→アイアン→ウェッジ、と流れを想定して緊張感を持って実践してみてください。
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まずはウェッジ、その後にアイアン、ウッドと徐々に大きくしていくことでゴルフでナイスショットするために欠かせない「感」を身につけることができます。コースに出る前に行うべき調整方法を参考にして、いつでも最高の一打が打てるようにトライしてみてください。