残り250ヤードのフェアウェイバンカーショット。砂から脱出しつつ、飛距離も稼ぎたい場面ではついつい力が入ってミスしがちです。
足元の悪い状態から打つのは難易度が高くなるので、いつものようにフルスイングしてしまうと思わぬミスを招くことになります。
そこで今回は、フェアウェイバンカーからでもしっかり飛ばしてグリーンに近づけるためのポイントをご紹介します。ここぞという時に役立つ打ち方なので、ぜひ参考にしてみてください!
フェアウェイバンカーからの打ち方
どの番手を使うべき?
足元が悪いときはユーティリティがおすすめです。
ウッド系を使って飛距離を稼ぎたくなりますが、無理にフェアウェイウッドを使うとミスする確率が上がります。
ユーティリティは球も上がりやすい設計となっているため、ミートすることさえできればしっかり球は上がります。
ユーティリティではグリーン近くまで運べない場合でも、このシチュエーションではバンカーから脱出しつつ、ある程度前に飛ばすことを最優先させましょう。
ショットの注意点
フェアウェイバンカーでは砂に足を取られてバランスが崩れやすくなります。
スイング中に上下に動きやすくなるため、手前からダフってしまうことが増えます。ボールの手前に入ったクラブが上昇軌道の時にボールの頭を叩いてしまいます。
ボールの上部を叩いてしまうチョロのようなショットが出ることもありますが、これもダフリが原因なことがほとんど。全体の上下動によるダフリには注意しましょう。
打ち方のコツ
クラブを短く持つ
通常のショットよりもクラブを3~5センチ程度短く持ちましょう。
短く持つことでクラブを操作しやすくなります。大振りによる再現性の低下を防ぐことができます。コンパクトに振り抜いてください。
足を埋める
次に足を砂にしっかり埋めましょう。膝をいつもよりも曲げてがっちり構えるようにしてください。
膝を曲げたときに、お尻が下がってかかと体重にならないように注意してください。あくまでいつものアドレスのまま膝を曲げるイメージです。
ボールは中央に寄せる
ダフリを防止するためにもボールはいつもより中央に置いて打ちましょう。
ロフトも少し立った状態でインパクトすることになるので、ランが増えて飛距離も伸びます。
過度に右に寄せるとイメージが変わってショットしにくくなるので、ボール1個分程度寄せて打ってみてください。
▷▷▷ドライバーもアイアンもまずは自分の飛距離の把握をすることが重要です↓
飛距離を出しつつ確実にフェアウェイバンカーから脱出するには、球の上がりやすいユーティリティがおすすめです。
打つ時はクラブを短く持って、コンパクトに振りましょう。重要なのは足元がブレないことです。必ず大振りしないように注意してください。