ゴルフはスイングの始動がとても大事なポイントです。
体全体を使ってバックスイングできると、大きなパワーを生むだけでなく再現性の高いスイングをすることができます。
しかし、なかなか体全体を使ってまっすぐ引く(テイクバックする)ことが出来ない方も多いかと思います。
そこで今回は、理想のテイクバックを習得するための練習ドリルをご紹介します。バックスイングがスムーズになれば自然とダウンスイング~フィニッシュもうまくいくでしょう。ぜひトライしてみてください!
テイクバック練習法!正しい軌道の作り方とは?
テイクバック「スイング始動」のコツ
スイング始動はその名の通り、スイングのスタートとなる重要なポイントです。理想は『まっすぐ引く』こと。始動をまっすぐ引くことでクラブが正しい角度で戻ってきやすくなります。
もしも、内側・外側に引き過ぎたり始動からブレてしまうと、その後インパクトまでに色々と軌道修正しなければいけないので、再現性が低くなってしまいます。スイングが複雑になるとも言えます。
いつでも思い通りのショットをするには、スイングはできるだけシンプルなほうが◎。まっすぐ引くことで再現性は限りなく高くなるでしょう。
バックスイング上達ドリル
この練習ドリルはテイクバックと同時にペットボトルを真後ろに飛ばします。まっすぐ後ろに飛ばすことで、クラブヘッドは自然とまっすぐ後ろに引かれることになります。
もしもペットボトルが外や内のほうに転がってしまうということは、インサイドもしくはアウトサイドに引きすぎていることになります。
ある程度重さのあるペットボトルを使うことで、手上げを防止して体全体で後ろに引く感覚を身に付けることができます。
実践!ペットボトル練習法
まず500ミリリットルのペットボトルを用意します。
ボールのすぐ後ろに置きましょう。ボールとの距離を空けてしまうとまっすぐ引けなくなるので画像のようにすぐ後ろにセットする形で問題ありません。
ペットボトルでなくともある程度重さがあり、押しやすいものであれば何でも大丈夫です。ただし、あまり軽いと手だけでひょいと上げられてしまうので500グラムくらいはあったほうが良いでしょう。
練習のコツ
テイクバックするときは両肩とグリップで出来た三角形をキープして体全体で押してください。
コツは始動のときにおなかに力を入れることです。体感部分の力を意識することで、重さのあるペットボトルでも全身の力を使って押すことができるでしょう。
正しい動きでテイクバックできれば、始動の捻転がいつもよりも深くなってパワーが生まれます。
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理想のバックスイングを習得するためには、ペットボトルを利用した練習方法がおすすめです。
テイクバックの始動でペットボトルをまっすぐ押すことが出来ると、まっすぐクラブを引けている証拠になるので、その後のスイングがシンプルになり再現性が上がります。
ゴルフボールがなくても行える練習法なので、ぜひ自宅でのゴルフ上達に役立ててみてください。