飛距離が出ない…そんなお悩みのゴルファーのほとんどは、腕の力に頼ったスイングをしてしまっているようです。
非力な方や女性ゴルファーでもドライバーを遠くに飛ばすには、下半身の力を最大限生かしたスイングが欠かせません。
しかし、どうすれば下半身の力を使ったスイングができるのでしょうか?飛ばしの極意を学ぶべく、ドラコンチャンピオン山崎泰宏プロに飛ばすためのパワーを生み出すコツをお聞きしてきました。ぜひ飛ばしの参考にしてみてください。
ドラコンプロが教える飛ばしのコツ
飛ばない人は○○を使って打っている!
飛ばないゴルファーの多くは、ほぼ腕の力のみに頼ってスイングしています。ある程度腕力のあるゴルファーならそれなりの飛距離も出るかもしれませんが,
あまり力が無い方が腕力に頼っても強い力は生み出せません。
しかし、下半身の力は別です。女性でも下半身には一般男性の腕力を優に超える力を秘めています。女子プロゴルファーが一般男性ゴルファーより飛ばすのはこの下半身の力を最大限生かしていると言えます。
地面を踏む力、ジャンプする力といった強い動作をスイングンに加えることで最大の飛距離を手に入れることができるでしょう。
左膝を伸ばそう!飛距離アップのコツ
下半身の力を引き出すために、インパクト直前で「左膝をピン!と伸ばしす」動作をしてみてください。左膝を伸ばすことによるメリットは2つあります。
一つは、体の動きにブレーキがかかりヘッドが走る。もう一つは、膝を伸ばそうとすると人の体は一度沈み込む動作をします。沈んで踏み上がる=地面反力の力を生み出すことができます。ジャンプする動きに似ています。
ヘッドがボールに当たる前に膝を伸ばしましょう。意識することは膝のみでOKです。上半身や手元が力まないようにリラックスした状態で振ることも忘れないでください。
この方法はフルショットの時はいつでも使えます。アプローチなど反対に飛ばしたくないときは膝を曲げたまま柔らかく打つようにしてください。フワッと上がるアプローチが打てるようになるでしょう。
▶▶▶ドライバーの打ち方の基本はこちら!初心者は必ずチェックしてみてください!
飛距離が出ないと嘆いているゴルファーの多くは、うまく力を使えていないだけのようです。
弱い腕の力を中心に振ってしまってはどんなゴルファーでも遠くに飛ばすことは難しいでしょう。下半身の持つ強い力を腕を通してクラブヘッドに伝えることができれば、女性でも非力な方でもあっと驚く飛距離を手に入れることができます。
上半身はリラックスした状態で、ぜひ左膝をピンと伸ばしてみてください!