トップ位置は高い方が飛距離が出るって聞いたことがあるけど…高く上げると力が入らない!!!低いとダメなの??
今回はそんな疑問を解決いたします。結論から言えば、トップ位置の理想は人それぞれ、体形や感覚にもよりますが、身長と腕の長さによって最適な位置が決まるようです。
どうすればスムーズに振って、もっと再現性高く、飛距離を上げることができるのか。トップ位置の見つけ方とおすすめの練習法をご紹介いたします。
自分にあったトップの高さの見つける方法
理想のトップ位置とは?
トップ位置の高さの理想は、筋肉の付き方や骨格、柔軟性でも変わってきます。
しかし共通しているポイントはスムーズにスッと上げられるポイントを見つけることが重要。無理をして上げてしまったり、過度に低くなりすぎてしまうとパワーを生み出すことができません。
確実にここが正解!という答えはありませんが、腕の長さ(ウイングスパン)によってトップ位置の高さは変わってくる傾向があります。体に対しての腕の長さによって振り上げるポイントを探していきましょう。
基本的には5センチ程度を目安に、長い・短いを判別します。
トップ位置が低い人は…
身長に対して腕が短い人はトップ位置が低くなるという傾向があります。
腕の短い人は自然とアドレスで前傾角度が深くなります。その結果、スイングプレーンはフラットになる傾向があるので、トップ位置は低くなります。
例えば、身長170㎝、両腕の長さが165㎝以下といった感じで、身長よりウイングスパンが短い人です。
トップ位置が高い人は…
身長に対して腕の長い人はトップ位置が高くなる傾向があります。アドレスの前傾角度が浅くなるためスイングプレーンが縦になり、トップも自然と高くなります。
PGAきっての飛ばし屋バッバ・ワトソンなどは身長も高く、腕も非常に長いのでトップがとても高くなっています。高い位置から振り下ろせるので、縦振りで生まれる重力、遠心力を使って大きな飛距離を可能にしています。
理想のトップ位置の作り方
無理なくスムーズに振り上げるには、まず脱力した状態で連続して左右にクラブを振ってみましょう。ゆったりした軌道で左右に振ります。
そのままスイングの弧を大きくしていってください。左肩がアゴの下にくるくらいまで振りを大きくしていってください。そのとき、リラックスした状態で一番スムーズに動かせる軌道があなたにとって最適な軌道です。
そして、その軌道上でぴたっと止められる位置があなたにとって最適なトップの位置です。腕の短い人は自然と低め、長い人は自然と高くなる傾向があります。
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トップ位置の高い・低いは腕の長さで決まる特徴があります。
再現性の高いスイングを作る上でも、この位置が正解!と決めつけるのではなく、自分にとって最適な位置を見つけましょう。
おすすめの練習法をぜひ鏡の前などで繰り返してください。最適なポイントが必ず見つかるでしょう!