アドレスを構えた時、重心を高く構えたほうがいいのか、低く構えたほうがいいのか。悩んでいる方、一度は試してみた方も多いのではないでしょうか?
前傾を深くして構えるゴルファーもいれば、直立に近いような形でアドレスするゴルファーもいます。理想のアドレスで精度の高いスイングをするためにはどちらが正解なのか。
今回はアドレスと重心に関する上達法をレッスンいたします。ぜひあなたにとって最適な構え方を見つけてみてください。
重心は高く構える・低く構える、どっちが正解?
結論から言うと『重心は高く構える』が正解です。
理由は、高く構えたほうが大きな軌道でスイングすることができ飛距離アップするから。またフェースローテーションもしやすくなるので、ボールを確実につかまえる確率もアップします。
個々のスイングの特徴や体型によって差はありますが、まずは高く構えることを基本としてスタートしてください。大きく振り切れる形からスイングを作ることで、ダイナミックで正確な振りをすることができるでしょう。
重心が低いと何が悪い?
重心を低くすると前傾が深くなります。見た目には深くしゃがんだようなスイングになります。
低く構えてしまうと関節が潰れてしまいスムーズに動けなくなる可能性があります。また、無理に低く構えてしまうとバックスイングで上半身が沈み、ダウンスイングで起き上がってしまう可能性も高くなり、再現性が低下します。
重心が高いと何が良い?
重心が高いとスイングアークが大きくなります。スイングの視点となる位置が高くなることで、クラブの上がる位置が高くなり大きな軌道で振ることができます。
重力による落下のパワーも活かすことができるので、飛距離を大きく伸ばすことができます。自然に高い重心で動けると下半身も使いやすくなり、地面半力の力もうまく引き出せるでしょう。
まず、まっすぐ立って土踏まずで重心を感じたらイメージを高くして構えてください。
アドレスのコツとして重心を、胸・首の付け根あたり(胸鎖関節)に意識をおいてみてください。自然とスイングの視点を高く構えることができます。軽い連続素振りなどを繰り返してイメージを体に定着させてください。
▶︎▶︎▶︎ドライバーをもっと遠くへ飛ばすための秘訣はこちら↓
スムーズにしっかり振り切るために、まずは重心を高く構えましょう。高く構えることでスイングアークも大きくなり、精度の高いスイングをすることができます。
低く構えてしまうと窮屈なスイングから始まってしまうので、まずは高く構えて、その後に自分に適したアドレスを作っていってみてください。
ゴルファーそれぞれで理想の形は違いますが、高く・大きく構えたほうが基本的には飛距離、方向性ともに良い結果が生まれやすいです。ぜひ参考にしてみてください。