ドライバーを飛ばすにはアッパー軌道でインパクトする必要があります。
しかし、下から煽り打つようなスイングはダフリに繋がってしまいます。
ポイントはアドレスの段階でアッパー軌道になるようにセットすること。小手先でスイングしないことで再現性の高いスイングをすることが可能になります。
この記事では、ドライバーを構える時に必ず注意してほしい上半身の正しい角度を解説いたします。飛距離アップのために重要なポイントなのでぜひ参考にしてみてください。
目次
ドライバーは上半身を約10°傾けよう!
ドライバーを垂直に構えるとスライス球になる
ドライバーを構える時に地面に対して垂直にかまえてしまうと、右手が下になっている分、右肩が前に出た状態になってしまいます。
右肩が前に出た状態でどれだけうまくスイングしても、インサイド軌道にはならず、アウトサイド軌道になりスライス球の原因になります。こすり打つような形になるので飛距離も期待できません。
またフェースも被ってしまう(立ってしまう)ので弾道も自然と低くなってしまいます。
上半身の角度を10°傾けるべき理由
アッパー軌道で打つためのポイントは、最初からアッパーで打てて高弾道になる構えを作ってからスイングすることです。
そのために上半身の角度を10°程度右に傾けてください。画像右側が理想のドライバーの構え。これがプロにも共通する基本的なポイントとなります。
ゴルファー個々によって微妙な角度は違いますが、概ね10°が基本といえるでしょう。
最初から上半身を傾けることで以下のようなメリットがあります。
打ち出しのラインが平行になって高弾道になる
上半身が傾くことで、ドライバーの打ち出し角度に対して平行に近い形になります。スイング軌道がスムーズにアッパー軌道になります。
打ち出し角度が上がることで、手先であれこれ調整しなくても高弾道の球が打てるようになります。
反対に、肩が地面と平行の場合は、上から打ち込むような形になるのでロフト角どおりの弾道で飛ばすことが難しくなります。
球が上がらない…と悩んでいるゴルファーの多くにアドレスの段階から上半身がまっすぐになっていることがあるので、注意してほしいポイントです。
注意!傾けるのは上半身のみ
上半身を傾けたとき、腰や膝も合わせて傾かないようにしましょう。
腰の位置が下がってしまうとダフリなどのミスにつながる可能性が高くなります。
傾けるのは上半身だけです。
ボールを少し横から見るような形になりますがそれでOKです。
普段、ボールを真上から見ている人は最初は気持ち悪いかもしれませんが、これが正しい視線の角度なので素振りを繰り返して慣れていってください。
プロも上半身は傾いています!スロー動画で確認してみてください↓↓↓
ドライバーを高く飛ばすためには、アッパー軌道で振るためのアドレスを作ることが重要です。
そのために上半身の角度を10°くらい右に傾けましょう。?
体のラインがドライバーの軌道に近づくことで、スムーズに振り切ることができます。
飛ばない…球が上がらない…と悩んでいる方はぜひトライしてみてください。