ゴルフクラブの「グリップの太さ」気にしたことありますか？
購入したクラブのグリップのまま何となく使っているゴルファーも多いかと思いますが…。
実は、球筋や振り心地に直結する重要なポイントで、プロゴルファー達は必ず自分に最適な太さを調整しています。
太い・細いにどんな特徴があるのか、自分はどう選ぶべきなのか、判別するための方法をご紹介いたします。
ぜひご自分の弾道傾向や体型・体格に合わせたグリップを選んで、もっとやさしくまっすぐ飛ばすための参考にしてみてください。
【動画】グリップ「細い・太い」どっちを選ぶべき？
細いグリップ、太いグリップ、どちらの方が良いということはありません。
ゴルファーそれぞれのスイングや弾道傾向、体格やフィーリングにマッチした選択をするのがベストです。
どちらにもメリット、デメリットがありますので、まずは特徴をしっかり把握しましょう。
グリップの基本はこちらでチェックいてください！握り方を徹底解説いたします↓↓↓
細いグリップの特徴と弾道
グリップが細いと、手首が動きやすくなり、ヘッドが動いている感覚が掴みやすいという特徴があります。
ヘッドが走る感覚がわかりやすくなるため、ドライバーなど飛距離を出すクラブにはおすすめと言えます。
また、手元返りやすいのでボールが右にいく人（スライスする人）が使用すると、球をつかまえて左に飛ばすことができます。
反対に手首が動きやすくなるため、方向性が定まりにくい、ボールが左に飛びすぎるといったデメリットも挙げられます。
太いグリップの特徴と弾道
グリップが太いと、手首が動きにくくなりフェースの開閉度合いが軽減される特徴があります。
フェースの開閉が少なくなることで、再現性が高くなり、方向性が良くなる傾向があります。
ボールがつかまりすぎる（左に飛ぶ人）上級者には、つかまりすぎない太いグリップが相性が良いと言えます。
グリップが太い分、フェースの向きも意識しやすいので、面でボールをつかまえていくイメージも掴みやすいでしょう。
手の中でグリップが動く理由
スイング中やインパクト時にグリップが手の中で動いてミスショットしてしまった。
そんな経験ありませんか？
手の中がブレてしまうと正しくインパクトできないので飛距離・方向性が悪くなります。
その原因が意外とグリップにあることがあります。以下のようなゴルファーはグリップが細すぎる可能性がありますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
指の長い女性ゴルファー
女性用のゴルフクラブは比較的グリップは細めに作られています。
「指は細いが長い」女性が細いグリップを使用すると、指とグリップの間の隙間が大きくなってしまい、グリップが動く原因になります。
背の高い男性ゴルファー
一般的に背が高い人は手も大きくなります。
一般的な身長よりもはるかに高い方は、そもそも市販品のゴルフクラブではグリップが合わない可能性があります。
手の中がブレやすかったり、ボールが左に飛びすぎたりする場合は、グリップを太くすることで安定したショットを打つことができるでしょう。
自分に最適なスイングや動きを知りたいなら、プロに相談してみることをおすすめします
まとめ
グリップの太さによるメリット・デメリット、そして選び方のポイントをご紹介しました。
一般的にはあまり注目されないポイントですが、正確なショットを打つためには欠かせない要素でありプロゴルファーは必ず調整しているポイントです。
ぜひ、最高のパフォーマンスを出しつつ、余計なミスショットを減らすためにも、グリップの太さをチェックして最適な太さを選んでみてください。
