練習場ではうまく打てたのにコースに出るとダフリばかり…!!!
グリーンをしっかり狙っていきたいのに、地面を叩いてしまうとスコア的に痛いですが、何より恥ずかしいですよね。
とくにアイアンは練習頻度の高いクラブなのにミスショットばかり。そうなると精神的なダメージも大きく、その後のプレーにも響いてしまいます。
今回の記事では、練習場では上手くいくのに、なぜかコースに出るとダフリが連発してしまうアマチュアゴルファーのために原因と改善方法をご紹介します。
原因と対策がわかれば、コース上ですぐに調整できますので、ぜひ一読いただいてスコアアップの参考にしていただければと思います。
目次
【動画】アイアンのダフリ原因と対策
コースでダフる2つの原因
コースは必ず傾斜になっている
まず、大前提としてゴルフコースで平坦な場所はほぼありません。平らに見えるところでも多少なりとも傾斜があります。
反対に練習場(打ちっぱなし)は完全に平らにできています。ここのギャップが上手く打てないポイントの一つと言えるでしょう。
さらに本コースでは景観によって正しいアドレスが作りにくい傾向があります。木や傾斜によって自分ではまっすぐ立っているつもりでも実際は曲がった構えをとってしまいやすいといえます。
コースには必ず傾斜がある。それによる影響をできる限り少なくしてスイングすることがダフリを減らすポイントです。
スイングが小さくなりがち
本コースでは練習よりもスイングが小さくなりがちです。
その理由は、傾斜や景観の影響もありますが「うまく打ちたい」「早く打ちたい」といった意識によるところも大きいようです。
特にバックスイング〜トップが小さく浅くなってしまうと、クラブが”しなる”時間が短くなりヘッドが早く落ちてきます。結果、ボールの前を叩いてしまうのです。
いつも通り、しっかり深くバックスイングすることを心がけましょう。
アイアンのダフリ3つの対策
体をしっかり回す
前章でバックスイングが浅くならないようにと記述しましたが、ダウンスイングにも注意です。
振り抜きが甘かったり、腰の回転が途中で止まってしまうと、腕をクラブヘッドが追い越してしまいハンドレイトになってダフってしまいます。
コース上に出れば、ダフるのが怖かったり、オーバーを怖がるとさらにダウンスイングからフォローにかけて小さくなってしまいます。
体は必ず最後まで回りきることを心がけましょう。
足幅を少し狭くする
コース上は足元が不安定なので、無意識で足を広げてどしっと構えてしまいがちです。
足幅が広いと左右の体重移動の幅が増えてしまいます。
余計な体重移動をしてしまうと打点のブレに繋がりダフってしまう確率がアップします。
・体重が右に残ってボール手前の地面を叩く
・体重が左に動き過ぎて手首が解けて地面を叩く
左右の動きが大きければ大きいほど、どちらのミスも誘発してしまうので注意しましょう。
今日のラウンドはダフリが多い…
なんだかダフってしまいそう…
そう思ったときは意識的に足幅を狭めてみてください。過度にやりすぎるとイメージが変わり過ぎて打ちにくくなるので靴半足または一足分くらいでいいので足を狭めてみてください。
回転がしやすくなり、体重移動の幅が抑えられるので、打点が安定します。
ボールを内側に入れる
ボールを内側に入れることもダフリ対策に有効です。
ボールの手前を叩いているのなら、最初からその位置にボールをセットする方法です。
ラウンドでの応急処置にもおすすめ。普段よりボール1つぶんくらい内側にいれてみましょう。
打点を下げることでボールをクリーンに捉えられる確率が上がります。
>>>ダフリを根本から直すためにスイングの基本をしっかりと見につけましょう!
ラウンド中のダフリ対策についてご紹介しました。
ミスが続いてもスイングをあれこれ変えないことがゴルフの鉄則。原因は、ちょっとした足幅や回転不足などのイージーミスで起こっている可能性がとても高いです。
ラウンド中にダフリが頻発したときは、ぜひご紹介したポイントを思い出してスイングしてみてください。