「バンカーからボールが出せない」
「バンカーに入ったらもうそのホールはお終い…」
そんなバンカーショット苦手ゴルファーのために、もっとも簡単に打てるバンカーショット7つのステップをご紹介します。
バンカーショットをどう打っていいか分からない初心者や、やることが多すぎてお手上げになっているゴルファー含め、全員が実践できる打ち方のコツです。
この7つのステップを守って打てば、あれこれ微調整することなく自動的にボールはバンカー外へ飛んでくれるでしょう。
これ以上やさしいバンカーの打ち方は無いくらいの本当におすすめの打ち方なのでぜひ参考にしてみてください。
目次
【動画】1番やさしいバンカーショットの打ち方
↓↓↓バンカーが苦手なゴルファーのために作られた「ドルフィンウェッジ」を徹底解説しました!
実践!バンカーの打ち方7ステップ
ソール面を合わせる
ステップ1。まずはサンドウェッジのソール面をまっすぐターゲットに構えます。
フェースを開いたり閉じたりすることなく、目標に対してまっすぐ構えてください。
グリップを右側へ傾ける
ステップ2。グリップを右側へ傾けてハンドレイトの形を作ってください。
クラブヘッドの位置はそのまま。グリップの位置を右側へ傾けます。目安としてはグリップが右腰を指すくらいです。
フェースの開きに関してはこれで完成です。
「バンカーショットではクラブを開く」と教わった方も多いかと思いますが、その時々で開きの度合いが変わってしまうとショットの精度に大きく関わります。
その点、この方法はわざわざ自分で開かなくても、自動的にフェースの開きが作られるのでおすすめです。
グリップの位置へ移動する
ステップ3。右へ倒したグリップの位置へ”自分が”移動してください。
グリップの位置は動かさず、自分が移動してグリップの位置に合わせます。
ステップ1でグリップしたときと同じポジションに自分を動かしましょう。
体を30度開く
4つ目。足の向きを30度くらい開きます。
ターゲットラインに対してオープンスタンスを作ります。まだ足幅は気にしなくてOKです。
ボールは左足の前
ステップ5。ボールが左足の直線上にくるように左足を広げます。
左足の直線上=左側にボールをセットすることでボールが上がりやすくなります。ボールが右側にあるとクラブが鋭角に入って球が上がらない可能性があるので、ボールを左にセットします。
左足が決まったら、右足を広げて調整しましょう。
開く幅に関しては、それぞれの好みで問題ありませんが、広すぎるとバンカーショットに欠かせない体の回転がしにくくなるので注意してください。
開いた足の方向へスイング
ステップ6。クラブを振り抜く方向は、足を開いた30度の方向です。
通常と変わらないテイクバックをしたら足のラインに対して振っていきましょう。ここで30度の方向に振っていくことで砂を薄く削る打ち方ができます。
ターゲット方向に振ってしまうと砂を取りすぎて(打ち込んで)しまう可能性があります。距離が出ずにバンカーから脱出できなくなるので注意してください。
後ろを振り返るくらい体を回す
ステップ7。振り抜くときは、後ろを振り返るくらいしっかり回転しましょう。
バンカーショットをミスする原因として「振り切れない=回転不足」が挙げられます。
回転が不足してしまうと、手打ちなどのミスに繋がりバンカーショットは成功しません。バンカーショットが苦手なゴルファーの多くが振り切れていないことにあります。
手元を弱めることなく、最後まで回転を意識して振り切りましょう。
バンカーショットのイメージ練習方法
バンカーショットを成功させるには、砂をフェースに乗せたまま打つイメージが大切です。
画像のように砂をフェースに乗せていく感じです。
このイメージで打てると砂を薄く削って打つバンカーショットが可能になります。
この練習方法は自宅でもできます。フェースの上にハンカチを置いて、そのハンカチが落ちないように素振りしてみてください。ゆっくりでもいいのでフェースが上を向いたまま打つ感覚が身につくと、バンカーショットが楽になります。
重心バランスに関して
重心バランスは常に左足に乗せることをキープしましょう。
これは平地でも傾斜でもどこでも同じです。左足に重心をキープすることで、体重移動による打点のブレが減りショットが安定します。
ダフリ・トップも防止することができるでしょう。
>>>バンカーからもしっかり距離計測しましょう!グリーン奥のOBに注意です!
今回は、初心者にもおすすめのバンカーの打ち方7ステップをご紹介しました。
- ソールを合わせる
- グリップを右へ倒す
- グリップ位置へ移動する
- 足を30度開く
- ボールを左足線上にセット
- 30度に対してスイングする
- 後ろを振り返るくらい回転する
この方法を試せば確実にボールはバンカー外へ出ますのでぜひ試してみてください。