スタート前の練習では調子が良かったのに、ラウンドすると思ったよりスコアが良くならない…。そんなことありませんか?練習場ではフラットな状態から打つことができるので、ライの状態は気にせず気楽にスイングができます。しかしコースに出るといろいろな傾斜があるため、ボールが思ったより飛ばなかったり、スライスやフックをしたりしてしまいます。
今回はつま先下がりの傾斜を打つコツをご紹介します。
傾斜からの構え方や打ち方を身につければ、芯でボールを捉えることができるので、飛距離を落とさずにグリーンを狙うことができます。よいスコアでラウンドする上で大事になってくるのが、このような傾斜のライからのリカバリーショットです。ぜひ、ご紹介するコツを試していただき、ゴルフ仲間が苦手としている傾斜からのショットを見せつけ差をつけましょう!
目次
つま先下がりの傾斜を打つ時のコツ
傾斜打ちの考え方
つま先下がりの傾斜の打ち方はいくつかあるのですが、今回はできるだけシンプルに打つ方法をご紹介します。
傾斜地には大きく分けて4種類あります。
・つま先下がり
・つま先上がり
・左足上がり
・左足下がり
4つの傾斜のすべてにおいて言えることは、できるだけ通常のフラットなときのスイングを変えずに同じにするというのが重要になります。
👇【つま先上がり編】はこちら
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スイングを変えないとは…?
スイングを変えないということは、どういうことかといいますと、傾斜からのショットで
・ボールの位置も変えて
・アドレスも変えて
・打ち方も変えて
いろんなものを変えれば変えるほど、普段あなたがフラットな状況で練習しているスイングからかけ離れてしまいます。
スイングをする際に、さまざまな要素を変えれば変えるほど、ナイスショット率は下がってしまうので、傾斜からはできるだけシンプルにショットをすることが重要になります。そのためには普段やっている、スイングの状態から変えるものをできるだけ少なくできるというのが、理想的になります。
アドレスだけを変えれば◯◯の確率が上がる!
つま先下がりの場合、変えるべきものとしては2つあります。
・アドレスを変える
・打ち方を変える
その中で、アドレスだけを変えて対応した方がシンプルにショットすることができます。アドレスを変えて、打ち方も変えると、変えるものが増えるので、スイングを難しくしてしまいます。
傾斜ではアドレスだけを変えて、あとは、フラットと同じ状態で振れると再現性が高くなって、ナイスショットできる確率が高くなります。
実践!つま先下がりアドレス習得ドリル
つま先下がりのアドレスの取り方
つま先下がりということは、通常のフラットなライに比べて、ボールの位置が低いということになります。ボールの位置に合わせて、両膝を曲げて腰の位置を低くしてアドレスを構えます。腰の位置を低くすることで、通常のフラットに近い状態をつくることができます。
腰の位置を低くしてボールに合わせることによって、通常のフラットに近い状況が作れるので、その状態から、通常のフラットと同じ振り方でスイングをします。
スイングはコンパクトに!
注意点として、膝を曲げて構えているので、膝の曲げ具合をスイング中に変えないようにします。膝の角度を変えるとクリーンにヒットできません。さらには、膝を曲げて腰の位置を低くしているので、通常のフラットな時よりも大きくスイングできないので、スイングをコンパクトにして、通常のフルスイングを100としたら、60~70くらいの力でスイングするというのを意識してみてください。
通常のショット時にくらべて、飛距離が落ちるのですが、クリーンヒットできるようになってくると、つま先下がりの傾斜からでも距離を出すことができます。
コンパクトなショットが出来るとライン出しが上手くなります。ぜひ参考にしてください。↓↓↓
今回ご紹介した、この傾斜地の打ち方の考え方として、
・アドレスを変える
・スイングを変える
その中で「アドレスだけ変える」というのを意識してみてください。
つま先下がりからのショットは、通常のフラットの状態を作るために膝を曲げて腰を落としコンパクトに振ります。芯に当たるので飛距離も落ちずにグリーンにオンすることができます。ぜひ試してみてください。
👇つま先下がり、つま先上がり、左足上がり、左足下がりの4コースの打ち方を攻略したい方、詳しくはこちらで解説いたします