ゴルフでラフからのショットが苦手という方も多いでしょう。うまく脱出ができない、距離が合わないなど、ミスも生まれやすいやっかいなシチュエーションです。
ただ、ゴルフではティーショットが曲がってしまったり、アイアンでミスが生まれたりすることは必ずあること。ラフからのショットも上手に対応することができれば、ゴルフのスコアの安定に大きくつながります。
今回はラフから高い球を打つためのポイントをご紹介します。前方にバンカーがあったり、打ち上げでグリーンを狙うというゴルフで遭遇するシチュエーションに役立ちます。グリップのコツや体の向きなどを解説していますのでぜひチェックしてください。
ラフから高い球を打つ方法
今回はゴルフで高い球を打つ方法をご紹介します。
ラフからボールを出すときには長い芝生が邪魔をして、ヘッドが上手くおろせないということがあります。それによって結果的に高く上がらずに狙い通りに運ぶことができなくなります。今回はそんなとき高い球を出す方法をご紹介します。
まずは通常のゴルフスイングと同じようにアドレスを構えます。そこから、クラブのフェース面を開きます。
スクエアな状態を時計の短い針で「12時」とした場合、フェースを開くと短い針の「13時半」くらいの位置になります。そこからさらに高く打ちたいときは「14時」くらいを目安に角度を開いてください。
時計で言うと「13時半」、角度でいうと45度まで開きます。そしてその状態から必ずゴルフクラブのグリップを握りなおしてください。握ったまま開くのではなく、フェース面を開いたあとで握りなおします。
そしてそのままアドレスをえます。そうするとフェース面の向きはターゲットよりも右に45度、向いていると思います。
その状態からゴルフボールを中心に体を回転させて、ターゲットよりも少し左に足のラインを向けます。このとき、ゴルフボールは身体の正面にあります。その状態から腰の位置を低くしてアドレスを構えます。
そしてゴルフクラブを振りぬいていきます。そのときにはフェース面が絶対に閉じないようにしてください。「開いたまま」振りぬくということを強く意識してください。そうすると、ゴルフクラブを振りぬいたあと、ヘッドの表面が打っている本人の顔を向いている状態になります。
もう一度、順を追って確認してみましょう。
(1)フェース面を45度開く
(2)必ずグリップを握りなおす
(3)ゴルフボールを中心に体を回してターゲットより少し左を向く
(4)腰の位置を低くして構える
(5)45度の状態を保ったまま閉じずにスイング
(6)スイングしたあとはヘッドの表面が自分の顔を向くようにする
このようにするとふわっと上がる軌道を出すことができます。
↓↓↓必見、アプローチのロブショットを打つ練習方法をご紹介しています!
ショットのイメージ
イメージとしては、上からつぶすようなスイングをするのではなく、ボールの下をくぐらせてふわっと上げるイメージです。ロフト角が寝た状態なのでバウンスが使いやすくなります。
抵抗に逆らうのではなくゴルフクラブのヘッドをうまく滑らせることが大切です。そしてボールの下をくぐらせるようにしてみましょう。
状況としてはどうしても芝の抵抗があるのは避けられません。スイングでは長い芝に負けてしまい、うまく振れずにミスにつながることもあります。ゴルフクラブは番手に関わらず短めにもつようにします。
グリップについてもある程度、普段のゴルフのスイングよりもしっかり握るようにしましょう。力の入れすぎはNGですが、少し強くグリップを握るように心がけていってください。
↓↓↓きっちり寄せるためのレッスン!アプローチをするコツと状況別の注意点についてまとめました!
↓↓↓プロゴルファーのようにカッコよく打とう!アプローチでバックスピンをかけてキュッと止める方法をご紹介します。
今回は知っておくと必ず役に立つ、ラフからショットの一つ「高い球」を打つ方法をご紹介しました。
ラフからでもふわっと浮いた軌道が打てると、グリーン攻略が一段と楽しくなります。ラフがちょっと苦手だなという方、もっとゴルフスコアを上げたいという方は一つ一つ、レッスンでご紹介したコツを確認しながら練習をしてみてください。