アプローチでのゴルフクラブの選択はどうしていますか?
SWを使ったり、AWやPWなど色々と使っているかたも多いかと思います。もしもあなたがアプローチでダフリ・トップなどのミスが多いなら、まずは1本に絞ってふり幅で距離感を合わせたほうが簡単に上達できるかもしれません。
今回は、アプローチの距離感をマスターするための2つのポイントをご紹介します。
アプローチは普段はなかなか練習する機会もないかと思います。ドライバー・アイアンと違って経験値を積みにくいので、まずは一つの番手でたくさん経験を積んで自分の思い通りに扱えるようになったほうが、グリーン周りでのミスショットを減らすことができます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
アプローチの距離感を打ち分ける方法
スイング幅で打ち分けるための基本
番手ごとの飛距離を把握する
ゴルフは距離を打ち分けるスポーツといっても過言ではありません。
どの番手で何ヤード飛ぶのか明確にすることが上級者への第一歩です。上記画像は一般的なアマチュアのアイアン数値ですので参考にしてみてください。しかし、必ずしもこれに合わせる必要はありません。自分の数値をしっかりと把握しましょう。
ちなみに、練習場のボールは内部が1ピース構造の飛ばないボールとなっています。コースで使うボール(2~4ピース)とは飛びが違うもということを念頭において計算しましょう。一般的には1~2番手(10~20y)違ってきます。
ふり幅の感覚を身につける
まずは、どれくらいのテイクバックとフォロースルーで何ヤード飛ぶのかをしっかりと把握することが重要でです。
例えばフルショットで90yの場合、ハーフスイングで45yという計算にはなります。スイング軌道を時計の針に見立てた場合、テイクバック(9時)→フォロースルー(3時)がハーフスイングの基本となります。
そして8時→4時の場合はどれくらい飛ぶのか?7時→5時の時はどうなるか?それぞれの数値を知ることで、ゴルフクラブを変更しなくとも、ふり幅だけで残りヤードを打つことができます。
ミスしないための2つのポイント
ゆったり振る
特にアプローチなどで使用する短いクラブは、7番アイアンなどのミドルアイアンと比べてシャフトが短くなり振りやすくなります。なので、自分では気づかないうちにアプローチの時にスイングリズムが早くなってしまいがちです。
いつもの自分のリズムよりも急いで振ってしまうと、ミスショットの確率が上がります。短い番手の時ほどゆったり振る事を意識しましょう。それがアプローチの距離感を向上させるコツです。
つま先に体重を置く
アプローチではド ライバーなどに比べ前傾角度が深くなるので、態勢が若干きつくなります。それを嫌うあまり、かかとの方に体重がかかりやすくなります。アプローチでかかとに大きく重心がかかると、ヘッドの軌道が安定せずミスショットに繋がります。
しっかりとつま先側に体重を乗せることで、インパクトも安定するでしょう。鎌田プロは7割程度の体重を乗せているそうです。割合は人それぞれですので、バランスを調整しながらあなたにぴったりのつま先重心の位置を探してください。
注意点~手首の使い方~
10yや20yの短いヤードを打つ時、フォロースルーで手首を返してしまうと、インパクトが不安定になったり、予想より飛びすぎたりする可能性が高くなります。フォローでは手首を返さずに打ちましょう。
フォロースルーでフェースが常に自分を向いているようにすることが短いアプローチを成功させるコツです。
アプローチの距離感を正確に身につけるには、ゴルフクラブを変更するのではなく、ふり幅で合わせるほうが、注意しなければいけないポイントが少なくなるのでおすすめです。
重心をつま先の方にして、リズムが早くならないように気を付けて振ってみてください。
更に1ヤード単位で刻みたい場合は、グリップを短く持って打つ方法が効果的です。ぜひ参考にしてみてください。