ゴルフでは真っ直ぐスタンスするという事が何よりも大事です。
どれだけ正確なスイングが出来ても、正しく構えていなければボールは狙い通りのところには飛びません。ゴルフ初心者だけでなく多くのアマチュアゴルファーのミスショットの原因はスイング的な要素だけでなく、まず真っ直ぐ構えられていないことにあるようです。
一言でスタンスと言っても正しくセットすることはなかなか難しいです。ゴルフ場ではコースの傾斜や景観で斜めに見えているコースが実は平行だったりすることが多々あります。
では、どうすればスクエアにアドレスすることが出来るのでしょうか。プロゴルファーの多くが実践している方法をご紹介します。ぜひ参考にして、いつでも狙い通りのところに打てるように練習してみてください!
コース上で真っ直ぐスタンスする方法
真っ直ぐアドレスできない原因
アマチュアやプロ含めてターゲットに対して右を向いて立ちやすい傾向があります。
ゴルフスイングでは後ろの手が(右打ちの場合右手)がグリップの下を握るので、何もきにしなければ自然と身体が目標に対して若干開いた状態になります。なので、無意識にターゲットに対して右を向いて構えることで調整しようとゴルファー自身が反応してしまうようです。
そうしてセットした状態で、肩・腰などを調整してしまうと、打つ前からすでに右を向いた状態になってしまいます。それが真っ直ぐにセット出来ない原因になっている可能性が高いです。
👇プロは必ずアライメントスティックを使って練習をしているそうです。
真っ直ぐ構えるためのコツ
右打ちの場合、後方からターゲットを確認し、右手でフェース面をボールに合わせましょう。
①アドレスに入るときは目標の後方から確認しましょう。
横から見てセットすると目線も斜めになるので、正確な情報を把握することができません。後方から目標を確認することがポイントです。
②ボールに合わせる時は右手でクラブのフェース面をあわせましょう。
左手で合わせてしまうと、肩が入り過ぎてしまう可能性があります。肩が入りすぎてしまう右を向きすぎて構えてしまい、正しくアライメント出来ない可能性が高くなります。右手で合わせて、問題なければそこから左手を合わせます。
プロゴルファーの試合を見ていると、ほとんどの選手が右手でクラブを合わせてからライン決めを始めていることがわかります。
ボール位置のポイント
ドライバーの時は左足かかと内側の直線状に球をセットして構えましょう。そうすることで、肩・腰・足のラインが閉じ過ぎずに正しく構えやすくなります。
ボール位置が左側に来るとどうしても体が開きやすくなります。球の位置が変わっても肩のラインに注意して構えましょう。
👉ナイスショットには正しいグリップが欠かせません。基本をチェックしましょう!
カラダの方向が右を向いているということは、実際のターゲットは左側にあるということです。そのまま打つと、カラダは無意識に目標方向にあわせようとしてひっかけるようにショットしてしまいます。
もしも、あなたがラウンドでスライスや引っ掛けなどのミスショットが多いとしたら、原因はそもそものカラダの向きかもしれません。一度後方からスマホなどを使って撮影してみてください。ゴルフのスタンスはプロも常に注意するほど難しいポイントです。ぜひ、今回のポイントを参考にしていただき、ターゲットに対して正しく構えられるようにトレーニングしてみてください。