ゴルフ場や練習場に着いてからどんな練習をしていますか?
とにかくドライバーをぶんぶん振り回してから、最初のティーイングエリアへ向かっている方も多いかと思いますが…上級者になればなるほど、初めから長いクラブを思い切り振り回すことはしないようです。
急な動きによるケガ防止といったこともありますが、ラウンドする上でもっとも重要なのはそれぞれの番手をしっかりと打ち分けるための感覚を調整することです。どのように練習すれば良いのか、プロゴルファーによるアイアンの調整法をレッスンいたします。
次回のラウンド前にぜひ試してみてください。
馬場プロ直伝!ウォームアップ調整法
ウォームアップで使うべきゴルフクラブ
まずウォームアップで使用して欲しいのが、ショートアイアンです。そのあとに、ミドル・ロングと番手を上げていきます。少しずつ距離の出るゴルフクラブを使うことで、思い通りの距離感を確認することができます。
大きい番手から始めると、感覚が掴みにくいのでウェッジ→9I→8I~5I→UT→FW→ドライバーといったように上げていきましょう。
おすすめのスイング幅
すべてのゴルフクラブで思い切り振るよりもハーフスイングなどで5ヤードなどの微妙な長さを打ち分けられるように調整しましょう。
まずはサンドウェッジから振ります。30~50ヤードを打つイメージで3時~9時のふり幅でスイング。そのあと、だんだん大きくして振ります。寒い日や、体の体調によってその日のゴルフ感は微妙に変わるかと思います。
今日はどれくらいの幅で打てばどれくらい飛ぶのかをウォームアップの段階で把握することが、良いラウンドをするためのコツです。
ゆっくりテンポよく振る
どのプロゴルファーや上級者も自分のテンポを大事にします。
ミスショットが続く時は、打ち急ぎなどが原因になっていることも多く、自分が気付いていない事も多いようです。ウォームアップでは、スイングが速くならないようにゆっくりとテンポよく振るように心がけましょう。
「ゆっくりテンポよく」はその日の体調などに左右されなくとも簡単に実践できる方法なので、ぜひ常に頭の中に置いていただけると良いゴルフが出来ると思います。打ち急ぎはNGです。
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ストレッチも忘れずに!
クラブを使ったウォームアップも大事ですが、その前にかんたんなストレッチをするだけで、その日のショットが数倍よくなります。ゴルフでは広い可動域が美しいフォームと力強く精度の高いショットを作ります。
股関節まわりや肩甲骨まわりがスムーズに柔軟に動くことができると、無駄な動きが加わらず飛距離や方向性にも大きく影響します。
いつでも簡単にできるのが「肩甲骨回し」です。両肘を内回り、外回りにぐるぐる回しましょう。この時に腕だけを動かすのではなく、肩甲骨全体を使って回すことがポイントです。体の後ろまで大きく回すことで肩甲骨をしっかり使うことが出来ます。
👇もう+10ヤードの秘訣はこれです。肩甲骨まわりをもっとゴルフ使用にしましょう。
ゴルフのウォームアップにおすすめの方法をご紹介しました。
短いヤードから合わせていくことで、その日のラウンドがスムーズで思い通りになるでしょう。そして、実際にクラブを振るだけでなくストレッチなども積極的に行って、思い通りの球が打てる体の状態を作ることも重要です。ぜひ今回のレッスンを参考にしてみてください。