出典:GDO
「第7回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」が宮崎県のUMKカントリークラブで行われ、昨年プロテストに合格したルーキー・河本結がツアー初優勝。
河本は最終日、スタートホールでボギーとしたものの、2つスコアを伸ばし通算15アンダー。後続に5打差をつけ、独走で優勝を決めました。
通算10アンダーの2位でユン・チェヨン(韓国)とS.ランクン(タイ)がフィニッシュ。前週優勝を果たした上田桃子は通算5アンダーの14位でフィニッシュ。
河本結のプロフィール
出典:日本女子プロゴルフ協会
出身:愛媛県松山市 |
生年月日:1998年8月29日(20歳) |
身長:163センチ |
体重:58キロ |
血液型:O型 |
出身校:日本体育大学(在学中) |
プロ転向:2018年 |
これまでの歩み
ゴルフを始めたのは5歳のとき。ジュニア時代から四国のアマチュアタイトルを獲得。同学年には勝みなみ、新垣比菜らがいる「黄金世代」の一人で、高校卒業後は、日本体育大に進学、在学中。
2018年に下部ステップアップツアー「Skyレディース ABC杯」で初優勝。年間でも4勝を挙げて同ツアーの賞金女王に輝きました。同じ2018年にプロテストを通過。今回がLPGAツアー初優勝。
アクサレディス in MIYAZAKIの結果
出典:日本女子プロゴルフ協会
4打差リードの単独首位でスタートした河本結は、最終日も4バーディ2ボギーの70とスコアを伸ばし、通算15アンダーに。2位に5打差をつける圧巻のプレーでLPGAツアー初優勝を挙げました。
河本は昨年プロテストに合格した20歳。日本体育大学に在学中の現役の「学生」でもあります。今シーズンの国内女子ツアーは日本勢が開幕4連勝。これは2005年の11試合連続以来、14年ぶりの記録となりました。
上位選手の顔触れは?
出典:日本女子プロゴルフ協会
通算10アンダーの2位には韓国のユン・チェヨン、タイのS.ランクンが入りました。ランクンは前週のTポイント×ENEOSゴルフの2日目に2位タイにつけるなど優勝争いを演じています。
通算9アンダーの4位には最終組で回ったルーキー・脇元華と、韓国のぺ・ギヒョンが入りました。続く8アンダー6位タイには臼井麗香と吉本ひかる、韓国の全美貞の3人が続いています。
【欧州男子】川村昌弘・初優勝はならず
出典:GDO
ヨーロッパツアーとアジアツアー共催の「ヒーローインディアンオープン」がインドのDLF G&CCで開催され、日本から参戦している川村昌弘が終盤まで優勝争いを演じました。
最終日、首位に2打差の3位で出た川村でしたが、3バーディ4ボギーと1つスコアを落とし、通算8アンダー。1打差で優勝を逃しました。
ヨーロッパツアーでは、1983年に「パナソニックヨーロピアンオープン」で青木功が優勝。また松山英樹が世界ゴルフ選手権で2勝(2016年「HSBCチャンピオンズ」、2017年「ブリヂストン招待」)を挙げています。日本勢3人目となる同ツアー制覇に期待がかかりましたが、あと一歩届きませんでした。
国内女子はこれで日本勢が4週連続優勝。優勝を果たした選手もベテランや新鋭など、さまざまな顔ぶれ。今シーズンの女子ツアーの激戦ぶりを表しているかのようです。毎週のように新しいヒロインが誕生している展開で、これからも一戦一戦、目が離せませんね。