出典:GDO
3月11日(日本時間12日)PGAツアーに帰ってきたタイガー・ウッズ選手が、2位タイという成績を残しました。5年前の2013年8月「ブリヂストン招待」以来、1680日ぶりの優勝こそなりませんでしたが、「惜しかった。優勝のチャンスはあった」とコメントしています。
最終日は、セカンドショットとパターで苦しめられました。しかし17番の13メートルのバーディーチャンスはしっかりと決め、トップに1打差と迫りましたが、あと一歩及びませんでした。でも、タイガー・ウッズのおなじみの「赤いポロシャツ、黒いズボン」でかつての強さを見せてくれました。
今期最速のヘッドスピードを叩き出した!
ムービングデーと言われる大会3日目、グリーン奥からのチップインなどを含め、日没間際のコースで5バーディ、1ボギーの「67」でまわり、14番ホールで計測されたドライバーショットのヘッドスピードが、なんと「57.66m/s」を記録しました。
今シーズンのPGAツアー最速のスピードを叩き出しました。身体の状態も良い証拠です。
タイガー・ウッズ選手の後方からのスイング。高度で完璧なダウンブローです!
タイガーのVを阻止した男は誰?
出典:GDO
タイガーの1680日ぶりの優勝を阻止したのは、PGAツアー2勝目を飾ったポール・ケーシー選手です。2勝目を勝ち取るまで9年の歳月を費やしました。とても感慨深い優勝になったと思います。ウッズが注目を集める中、最終日に6バーディ、ノーボギーで「65」の完璧なゴルフでした。
ポール・ケーシーは、イングランド出身。アメリカを主戦場にしています。欧州ツアーで13勝していますが、米ツアーでは2勝目。2004年のワールドカップでは、イギリス代表として、ルーク・ドナルドとコンビを組んで優勝しています。
タイガーの追い上げをかわしたパター
出典:PGA TOUR
ポール・ケーシー選手は、今大会のパーオン率は悪かったがアプローチが冴えまくり、短いパットをバンバン入れていきました。本人も「短いパットをたくさん決められた」とコメントしています。
そのパターは、「スコッティキャメロン 009 プロトタイプ」です。最終日は、3連続バーディなど7.5mのバーディーパットもねじ込みました。
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タイガーチャージ復活なるか!?
出典:ゴルフネットワーク
最近ゴルフを始めた方は、スキャンダルしか知らないと思いますが、タイガー・ウッズ選手は優勝回数も収入も圧倒的でした!
★通算106勝!
PGAツアー通算79勝(歴代2位)
日本など海外ツアー27勝
★メジャー優勝14回
マスターズは21歳3ヶ月で史上最年少優勝
24歳で4つのメジャーを優勝しグランドスラムを達成(グランドスラムとは、メジャー大会を全て優勝すること)
史上2人目のトリプルグランドスラム達成
★連続予選通過142試合
★生涯獲得賞金
$110,061,012(約122億1,677万円)
最盛期の年収は、スポンサー収入も合わせて120億円以上
アマチュア時代も、史上初全米アマチュア選手権で3連覇を成し遂げています。
一人だけステージが違います!
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今シーズンの最速スイングスピード、13メートルのバーディーパット、完全復活を予感させる2位でしたね!次週は、タイガーの子供たちが生まれた思い出の地、フロリダ州で行われる「アーノルドパーマー招待」に出場予定です。
過去8回優勝をしたコースに5年ぶりに帰ってきます。完全復活したタイガー・ウッズ選手が見られそうですね!