出典:GDO
国内男子ツアー
国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技 小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)」が終了しました。2位でスタートした時松隆光が、混戦を制して逆転で今季初優勝を飾りました。
終盤、首位が3人並ぶもつれた戦いは、時松隆光が15番ホールでバーディを獲って抜け出して、そのまま逃げ切りました。
時松は、最終組首位でスタートしたアマチュア久保田皓也に序盤で3打差をつけられましたが、3バーディ、2ボギーの「71」で回り、後半に2つのダブルボギーを叩いたアマチュア久保田を逆転し、昨年の「ブリヂストンオープン」に続くツアー3勝目を挙げました。
アマチュアの久保田は、4バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「75」、通算7アンダーの4位タイで終えました。2011年の松山英樹以来となるツアー史上4人目のアマチュア優勝の快挙はなりませんでした。
<関西オープンゴルフ選手権競技上位の最終成績>
優勝 −10 時松隆光
2位 −9 上井邦裕、今平周吾
4位T −7 久保田皓也、S・ノリス、浅地洋佑、野仲茂
8位T −6 小木曽喬、A・キュー
時松隆光のベースボールグリップは、方向性アップにとても効果的です!
国内女子ツアー
出典:GDO
国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス 中京GC石野コース(愛知県)」バーディの取り合いの展開で終了しました。首位と2打差の4位からスタートした韓国のぺ・ヒギョンは、7バーディ・ノーボギーの「65」で回り、トータル13アンダーでツアー初優勝を逆転で成し遂げました。
単独首位でスタートしたツアールーキーの小祝さくらは、5バーディ、2ボギーの「69」で回り、トータル11アンダーの2位タイでフィニッシュしました。
ぺ・ヒギョンは、「3ホールで1バーディの66」を目標にスタートしていたそうですが、その先をいく「65」でホールアウトしました。試合後のインタビューでは「まだ実感が沸いていません。母に電話をして話すと涙が出るかもしれません」と答えていました。
ぺ・ヒギョンは、2014年から日本ツアーに参戦して4年目の25歳です。日本の漫画「ドラゴンボール」で日本語を勉強しているそうです!この優勝で日本女子プロゴルフ協会の正会員となります。
<中京テレビ・ブリヂストンレディス上位の最終成績>
優勝 −13 ぺ・ヒギョン
2位T −11 小祝さくら、一ノ瀬優希、穴井詩
5位T −10 アン・ソンジュ、テレサ・ルー
7位 −9 上田桃子
8位 −8 大江香織
9位 −7 菊地絵理香
韓国女子プロの層は厚いですね!強さはこのベタ足打法に隠されています!
国内シニアツアー
出典:Yahoo!ニュース
国内シニアツアー「フーボン・ヨートク シニアカップ」が台湾の林口GCで開催されました。
2位に3打差をつけて首位でスタートしたプラヤド・マークセン(タイ)が、4バーディ、2ボギーの「70」で回り、地元台湾の盧建順を1打差で振り切って、今シーズン初優勝を飾りました。
日本勢は、室田淳が最上位のトータル4アンダーの7位で終えました。
<フーボン・ヨートク シニアカップ上位の最終成績>
優勝 −12 P・マークセン
2位 −11 盧建順
3位 −10 T・ウィラチャン
4位 −6 F・ミノザ
5位T −5 R・バックウェル、王偉軒(アマチュア)
7位T −4 室田淳、G・マイヤー
9位 −3 W・T・ルー
10位 −2 キム・ジョンドク
国内ツアーが盛り上がりを見せてきました。アマチュアの台頭でプロもおちおちと自分のゴルフができない状況の中で、最後はプロフェッショナルの意地を見せて、時松隆光プロが見事に優勝を飾りました。
国内女子ツアーもバーディ合戦の混戦でしたが、猛チャージをかけたペ・ヒギョンが、自身が掲げた目標よりも1打少ないスコアで上がり、韓国女子プロの強さを見せつけました。
国内シニアツアーも日本のレギュラーツアーでも活躍したプラヤド・マークセンが力強いプレーを見せてくれました。これからの3つのツアーか楽しみになってきました。たくさんの良いプレーを期待しています!!