出典：LPGA
女子プロゴルファーで元世界ランク1位の宮里藍さんが、自身のブログを通じて33歳の誕生日である6月19日に入籍したことを発表しました。
お相手は以前から交際していた男性で、アメリカツアーに本格参戦して2年目の2007年から宮里さんのマネジャーを務めている方です。「私がアメリカに渡ってから彼と出会い、いい時も悪い時も現役生活を最後まで支えてくれた彼には本当に感謝しかありません」とコメント。
アメリカツアーに参戦してから宮里さんは初勝利まで3年以上の月日がありました。ゴルフでも私生活でも自身をサポートしてくれる存在があってこそ、異国の地でも常に前を向いて戦い抜くことができたのでしょう。
「これからは、私自身が成長していきながら、また1人の女性としても彼を支えていけるよう、温かい家庭を築いていきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い致します」と今回の報告について宮里さんは締めくくっています。
女子プロ人気の立役者
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宮里さんは2004年にプロ初戦で優勝し、初年度でいきなりツアー5勝という快挙を成し遂げました。
若さに加えて抜群の実力と健康的な「藍ちゃんスマイル」で一躍、女子ゴルフ界のヒロインとなりました。前向きで歯切れのよいコメントと真摯な姿勢で、多くのファンから愛される存在になりました。
宮里藍さんの活躍は女子ゴルフ界にも大きな影響を与えました。宮里さんが登場してからは、横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵らが台頭、彼女らの活躍によって女子プロゴルフ界は今に続く盛り上がりを見せることになりました。
引退からその後
日本ツアーで15勝、アメリカでは通算9勝を挙げ、世界ランク1位にもなる活躍をしたものの、昨年、若くして引退をした宮里さん。その決断を惜しむ声もありましたが、下した決意とこれまでの活躍に多くのゴルファーとファンが拍手を送りました。
引退後もゴルフ中継でゲスト出演されたり、自身の名を冠したトーナメントも行われるなど、ゴルフ界のために精力的に活動。4月のマスターズのパー3コンテストでは兄・優作選手のキャディを務めるなど、選手だった頃は出来なかった家族孝行もしていました。
そんな、ゴルフ界きっての人気者の結婚。公式SNSなどには多数のお祝いメッセージが投稿されています。引退してもなお、たくさんの笑顔を届けてくれる宮里さんの幸せを願わずにはいられません。
宮里藍 主な戦歴
宮里さんは沖縄県出身。2004年にプロに転向、初戦の「ダイキンオーキッドレディス」を含めて初年度に5勝を挙げた。2006年からはアメリカに戦いの場を移し、2009年に初優勝。2010年には年間5勝を挙げる活躍をした。2017年5月に引退を表明、同年9月の海外女子メジャー「エビアン選手権」で現役を退いた。日本ツアー通算15勝、アメリカツアー通算9勝。
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この記事を書いたライター
ゴルファボ編集部
