イ・ボミ選手のスイングはアマチュアのお手本です。
158㎝の小柄な体から放つドライバーの平均飛距離は237ヤード。現在の女子プロゴルフ界では際立った数値ではありませんが、アマチュアからすれば十分すぎる飛距離です。また彼女のスイングで参考になるところはそのバランスの良さです。リラックスした状態から一定のリズムで放つショットは安定感抜群。
240ヤード近いドライバーに安定したアイアンが打てたならあなたのスコアはどうなるでしょうか?言うまでもありませんね。真似したいスイングNo.1イ・ボミ選手の秘密について見ていきましょう!
イ・ボミ選手のスイング解析
①アドレスでは非常にリラックスしています。グリップはストロングです。
②彼女のトップの位置は意外と浅いですね。女子選手は体が柔らかいのでかなりのオーバートップになる選手がたくさんいますが、イ・ボミ選手のトップはこの位置です。アマチュア男子にもマネしやすい位置です。
これだけ浅くてもしっかり飛距離が出るのは、やはりその後のインサイド軌道やミート率、スイングの加速にあるのでしょう。無理に上げず、ヘッドを加速させることが重要です。
③ダウンスイングではしっかりとインサイド軌道になっているので、手首のタメがしっかり出来て腕とクラブで「L」の字になっています。解けが早すぎるとダフりなどの原因にもなるので、注意したいポイントです。
④極端に大きな体重移動はなく、クラブの落下の力、腰の回転、右足の蹴り、左足のツッパリなどを上手く連携させて非常に力みのないスムーズなスイングです。
⑤安定したショットに欠かせない体の軸も全くブレていません。フォロースルーでも頭(帽子のつば)はまだティーアップした位置を向いています。頭が残ることで体のスウェーを防ぎ、結果クラブヘッドが走るスイングになります。
⑥インパクトの瞬間体はほぼ回転しきっています。体の回転を行い、それに合わせて肩もしっかり回転させることで下半身の力を上手にクラブヘッドに伝えています。アマチュア選手は飛ばそうと意識するあまり右足を蹴りすぎてしまいますが、イ・ボミ選手の右足はそれほど上がっていません。飛距離を出すにはベタ足で打つくらいの感覚のほうが力が伝わります。
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