日本から近く、治安も◎、料理や言語の面でも人気の台湾ですが、実はゴルフをプレーするにも素晴らしい国って知ってました?
台湾ならではの気候やコースセッティングで普段とは一味違ったプレーを楽しめます。また、観光地も多く、交通も整備されているので、旅行も楽しむことができます。
しかし、海外での経験がない方からすると「何を用意すればいいかわからない…」「言葉もよくわからないのに、楽しめるか不安…」そんな声も聞きます。
そこで今回は、安心してプレーするための情報をまとめました。この記事を読んでいただければ、特徴やプレーまでの一連の流れがわかります!ぜひ参考にしてみてください!
目次
ゴルフ場の特徴
天候
気候は日本と比べると夏は蒸し暑く、冬暖かいことが特徴です。6月でも30℃を超え、7、8月は40℃近くになることもあります。
湿度も高いので日本の気候よりも暑く感じます。冬は平均気温が10℃を下回ることがありませんが、朝・晩は冷え込み、10℃を下回ることもあるので、防寒対策が必要です。
日本では寒さでゴルフ場へ足を運びにくい11月~4月でも、比較的快適にラウンドを楽しむことができます。
雨の時期は日本とほぼ同じ。5月から7月にかけて梅雨の時期があり9月からは台風が来ます。冬は雨が少なく、晴れた日も多いようです。
ルール
ゴルフ文化は日本とほぼ同じ。日本のルールがしっかりと理解できていれば特に問題はありません。
服装
ラウンドではジャケット、革靴といったようなルールは設けられていません。
襟付きのシャツは必須ですが、短パン+短いソックスでもOK。シューズはソフトスパイクであれば問題ありません。
ラウンドで注意すべきこと
台湾のゴルフ場では18ホールスループレーで回る場合がほとんど。
ただし、途中で軽い食事は可能です。また、まだコース内にいるのに次の組が打ってくることもあります。次から来る組の様子をみることも重要です。
基本的に料金の返金はありません。スコールなどによるプレーの中断や前組のスロープレーなどによってすべてのホールをホールアウトできない場合でも料金の返金はありません。
台湾は亜熱帯地域。春から夏にかけてゴルフをする場合は暑さ対策が必須です。突然のスコール対策として雨具を携帯するといざという時も快適にプレーできるでしょう。
人気のおすすめゴルフ場BEST5
台湾ゴルフカントリークラブ
出典:gozarla
台北近郊のゴルフクラブです。国内最古のゴルフクラブで世界の名ゴルフ場50に選ばれました。
ホテルからの送迎サービスも行われていて、大きな荷物での移動も楽です。平日なら大人2名で25000円、土日祝日なら30000円程度です。アクセスは台北市内から車で50分程度。年中無休で営業しています。
幸福ゴルフクラブ
出典:gozarla
広いゴルフ場として有名なゴルフ場です。フラットでフェアウェイも狭くなく、初心者ものびのびと打つことができます。
ホテルからの送迎サービスもあります。平日なら大人2人で25000円。土日祝日なら30000円程度です。アクセスは台北市内から車で1時間程度。年中無休で営業しています。
翡翠ゴルフクラブ
出典:VELTRA
山、海に面しているゴルフクラブ。全てのホールから海の景色を満喫することができます。
野柳、金山、翡翠湾などの観光スポットも近いので、ゴルフも観光もどちらも楽しみたい人におすすめ。
クラブハウスにはシャワーだけでなく、スパもあります。平日なら大人4人で15000円。土日祝日なら16000円程度です。アクセスは台北市内から車で45分程度。年中無休で営業しています。
新淡水ゴルフクラブ
出典:VELTRA
山の上にある眺めのいいゴルフ場です。淡水や八里・市街を一望できます。地形上アップダウンが激しい上、フェアウェイも狭いので中上級者向けのゴルフ場になります。
平日なら大人3人で12000円。土日なら14000円です。アクセスは台北市内から車で約50分。年中無休で営業しています。
東華ゴルフクラブ
出典:VELTRA
全18ホールで特にパー4の7番ホールは世界の500ホールにも選ばれた名物ホールです。
今までも多数の国際的な大会が行われてきました。うねったフェアウェイと大きいグリーンが特徴です。
平日なら大人3人で25000円。土日祝日なら33000円程度です。アクセスは空港から車で約20分と空港から近いのも嬉しいポイント。台北市内からは車で約40分。年中無休で営業しています。
クラブ…借りる or 持っていく、どっちがお得?
金額的な面では、持って行く方がお得。ゴルフクラブの重さであれば、飛行機への預け入れは無料です。
ゴルフ場でクラブを借りる場合はおよそ4000円程度かかります。しかし、現地レンタルではあまり状態の良いものは期待しないほうが良いかと思います。しっかりプレーを楽しみたい人は持参をおすすめします。
出典:DMM
レンタルする場合は、日本のクラブレンタル会社で借りて送ってもらうのがおすすめ。DMMのサービスならゴルフ場までクラブを届けて、ゴルフ場で返却できます。料金は送料込みで5000~6000円程度です。
海外のゴルフ場へクラブを持って行く場合、荷物を預けることによる破損のリスクがあります。
・スタンド部分は紐で縛る
・タオルなどを詰めてバック内の隙間をなくす
・クラブカバー、トラベルカバーを装着する
などの対策をして、大事なクラブが壊れないように注意してください。
航空機預入の場合、破損が生じても補償されない場合がほとんどなので、別途ゴルフ保険に入会していると万が一というときに役に立ちます。
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プレーまでの一連の流れ
1. ゴルフ場に行く前の準備
ゴルフ場はあらかじめ旅行会社のサイトで予約しておきましょう。予約では日本円やクレジットカードで料金を支払える旅行会社もあります。
台湾旅行のスケジュールが決まったら、ゴルフ場までの送迎バスも予約しておくことをおすすめします。台北のホテルに宿泊しているなら無料でゴルフ場まで送迎してくれます。
当日はスタート1時間前までには到着しておくと◎。ハウスルールを把握するために必要な時間です。また、練習場がない場合もあるので体をほぐしたり、少し歩いて全身を動かすための時間としても重要です。
2. 受付
ゴルフ場に着いたら受付を済ませます。日本人に人気のゴルフ場ほど日本語が上手な受付スタッフが多いです。
ゴルフ場では台湾ドルの現金のみ使えるケースがほとんど。持っていくお金としてはプレー代を除いて食事代+お土産代で2000台湾ドルもあれば十分です。
3. キャディさんと一緒にプレースタート
いよいよラウンドスタート!キャディは必ず付いてきます。親日家の台湾では日本語を話せるキャディさんが多く、コミュニケーションが取りやすいです。リラックスして、ナイスショットを目指してください。
また、台湾にはチップの習慣がありません。料金にキャディフィーも含まれているので必ずしもキャディさんにチップを渡す必要はありません。
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今回は、日本人に人気の台湾ゴルフについてご紹介しました。
海外ゴルフは日本とはまた違った文化があります。台湾は比較的、ゴルフ文化が似ているので、海外ゴルフ初心者でもプレーしやすいと思います。
南国なので、全体的にカジュアルな印象がありますが、プレーに関するマナーはしっかり守りましょう。美しい風景、おいしい食事で最高の台湾ゴルフを楽しんでみてください!