ラウンド当日にまずやるべきは「パター練習」です!
多くのアマチュアは朝一練習でフルスイングばかり練習してしまいがちですが…
スイングフォームはその日にあれこれ調整したところでスコアに大きな影響は見込めないでしょう。逆に意識過ぎて感覚がおかしくなってしまう可能性があります。
しかし、パターは別です。その日、そのコースのグリーンの速さを確認しておくだけでカップイン率は大きく変わってくるでしょう。
スコア110のゴルファーも、90台のゴルファーもスコアの約4割はパターが占めています。
そこで今回は、当日どんなパター練習をすればいいのか、おすすめの練習方法をご紹介します!
ラウンド当日に試してほしいパター練習法
スタンス幅を打った距離がその日の基準!
いつものパターのスタンス(足幅)で、その振り幅でボールを打ってみましょう。まずは出来るかぎり平らなところで試してください。
「そのときに転がった距離=両足の幅で振ったとき転がった距離」
これをその日の基準にしましょう。
ボール位置まで9歩だった場合は、このコースで両足幅でスイングしたら9歩ということを基準値として決めてください。
そして実際の本番コースのグリーン上では必ず歩測(歩いて距離を測ること)してください。スコア100が切れないゴルファーの多くが歩測をしないで、なんとなくパッティングしている傾向があります。
プロ含め、ゴルフ上級者は100%歩測しているので、必ず歩測してください。
上り・下りをどう調整すべき?
次に上りの場合と、下りの場合の歩数を測ってみましょう。
カップまで上りのラインだった場合、同じ振り幅で打てば9歩以下になると思います。これを上りの場面での基準に設定してください。
下りの場合はボールが転がるので歩数が増えると思います。10歩なのか11歩なのかは、それぞれのコースによって違ってきます。
ラウンド前のパター練習では、両足の振り幅を平地、上り、下り、の3パターンで試して歩測してください。基準値を設定することでその日のパッティングがとても楽になります。
ボールを見過ぎないようにしよう!
アマチュアゴルファーがパッティングをするときには「ボールを見過ぎ」が大きな弊害になっているようです。
アドレスでボールをじ〜っと見過ぎてしまうと、体が固まってしまいます。動き出しがギクシャクしてしまうので、スムーズにインパクトできなくなります。
また、ボールを打ったあとをすぐ目で追ってしまうと、ヘッドアップ(顔が起き上がって)しまいます。前傾角度が崩れてしまうので、ダフリ、チョロなど色々なミスに繋がります。
ボールを打ったあとも顔は上げない。くらいのイメージを持ってパッティングしてみてください。
>>>自分に最適なパター使ってますか?パタータイプごとのメリット・デメリットを明確にして、あなたに最適なパターを選ぶためのコツをご紹介します!
ラウンド当日にスコアを上げるにはパター練習が必須です!
両足の振り幅で転がった距離を基準にして、上り下りを設定するだけで、その日のカップイン率も大きく変わるでしょう。
朝一コースに行ったら、まずパッティング練習をしてみてください。