得意な番手だけでラウンドしたらベストスコアが出た!そんな話を聞きました。
得意な番手(例えば7番I)だけでまわればミスも少なくて、スコアもまとまりそうですよね。そんなゴルファーの願いを形にしたのが、新進気鋭のゴルフブランド、Edel(イーデル)の、「シングルレングスアイアン」です。
ゴルフクラブの打ち分けが難しい原因は長さと重量にあります。各クラブの長さ、重量が違うので、距離を打ち分けるたびにカラダにかかる遠心力が変わったり、前傾角度を変える必要があります。だいたいはこれが原因となり、スイング中のブレを起こしています。
そんな、これまでの常識を覆して全番手の長さを統一したのが、シングルレングスアイアンです。シングルレングスアイアンは全てが同じなので、同じようにスイングをするだけで、自然と距離差が生まれ、再現性の高い球を打つことが出来ます。
目次
シングルレングスアイアンとは?
ロングからショートまですべての番手で同じ長さ、同じ重量にし、ロフト角を調整してあります。
シングルレングスアイアン最大のメリットは2つ。どの番手を変えても同じボール位置で同じアドレスができること。そのために、ボールの位置やアドレスを変えることによって生じてきたミスショットを大幅に減らすことが可能になった。もう一つは、スイングの際に必要な考えや動作を究極的にカットできること。迷わずスイングできるので、飛距離、方向安定性にもメリットがあります。
シングルレングスアイアンの特徴
シングルレングスアイアンは番手ごとのシャフト長が同じになっているため、スイングフォームを一つにできることが大きな特徴です。
どのクラブを選択したとしても、インパクトの前後が同じ入射角と出射角でスイングすることができます。アドレスからスイングまで、一連の動作を番手ごとに変える必要がないため、距離感や方向性の精度を高めることが可能になります。
また、シャフトが長くなる5番I、4番Iなどの難しさの解消にもつながる。スイング動作にバリエーションをなくし、アドレス時に見えるフェースの長さも一定になることで、大きい番手を持つときも安心して打つことができ飛距離もアップします。
イーデル独自の技術について
打感も統一するためにヘッド部分に番手別中空構造を採用しています。5段階の鍛造プロセスを踏んだ緻密な軟鉄素材のバック部とフェース部の2ピースでヘッドを構成。
ロング系アイアンの中空を広く、ショート系の中空をより狭くしていき、内部にはサーモプラスチックポリマーを充てん、ショットの感覚を同一に調整したそうです。これにより軟鉄鍛造をはるかにしのぐ極上の打感にもつながっています。
ゴルフクラブをただ単に短くすればいいというものではなく、シャフトを揃えるためのバランスの調整や素材や角度などの微調整にとてつもない時間と労力をかけたそうです。*イーデル担当者談
重さについて
ヘッド重量は262g、シャフト重量は標準モデルのフレックスR相当で95g。ヘッドは264gから278gの間で2g刻みのオーダーが可能。また、ヘッドのバックフェースに2gから16gまで2g刻みで8種類のウェイトが用意されており、自分に合う重量にカスタマイズかできるのも◎。
さらにシャフトは軽量の85g、重量のある110gも選択ができるようになっている。クラブの長さは36インチから38インチまで0.5インチ刻みで好みのものを選ぶことができる。
素材について
シングルレングスアイアンはオリジナルの専用カーボンシャフトを採用。
3番から6番のロング系はつかまりと高弾道を実現するLIP、7番から9番のミドルは方向性と距離感を向上させるMIP、PWからSWのショートは中弾道の精度の高いショットを実現するSIPと、それぞれ使用されるシチュエーションに合わせた素材となっています。これにより振り心地、打ち出し角、スピン量の最適化を実現しています。
難易度は?
同じ長さと重量なので、スイングが限りなくシンプルになります。
ゴルフ初心者の方からベテランゴルファーまで幅広く使えますが、なにぶん慣れが必要。これまでの短いアプローチを長いシャフトで打つので、最初の感覚をつかむのに時間がかかる可能性があります。
しかし、一度身に付いてしまえばもう元へは戻れないほどの、スイングの再現性、安定性が手に入るはずです。ゴルファーよっては何の違和感もなく最初から打てる人もいるとのことですので、難易度は「???」といった感じでしょうか。
シングルレングスアイアンが向いている人は?
どれだけゴルフの練習しても、いつまで経ってもなかなか上達しなゴルファーや、ゴルフを出来るだけシンプルにしたい人には革命的な製品です。
「アプローチはゴルフクラブが短くなるから、前傾角度を変えないように膝を曲げて…」
「5番Iは7番よりゴルフクラブが長い分スイングがフラットになるから‥‥」
上記のようなシチュエーションごとの考え事がほぼなくなります。しっかり考えつつも、考えすぎず打つことがゴルフには重要です。もうワンランク上のゴルファーになりたい!人とは違うゴルフを楽しみたい!そんなあなたには最適かもしれません。
あまり知られていませんが、女子ゴルフ界のレジェンド岡本綾子プロも、8番から下の番手を同じ長さで揃えていたそうです。
シングルレングスアイアン実際に打ってみた
当たり前ですが、サンドウェッジから3番Iまで、本当に見た目が全部同じです。唯一違うのはロフト角のみ。個人的には番手をそろえることに納得いく部分が多かったので、あまり違和感なく打つことが出来ました。
特に感動したのが7番Iより上の番手の扱いやすさ!普通の5番Iなどは打つのが難しいクラブですが、3番でも変わりなく打てました。中距離をミスすることなく打てると本当にゴルフが楽になりますよね。
ユーティリティやフェアウェイウッド系は易しく距離が稼げますが、ボールを止める事がとても難しいです。シングルレングスアイアンであればロング系も苦にならずボールの転がり過ぎによるOBやハザードなどを避けられる可能性が高まります。
ただし、ショートゲームに関しては少し練習が必要かと思いました。感覚的な要素が強いのかもしれませんが、長いシャフトのサンドウェッジを扱うのには少しコツがいると感じました。とはいえ、サンドウェッジだけ普通のものを使い、あとは長さをそろえるといった戦略もありですね。
使用者の口コミは?
使用者の口コミを見てみると…
「全ショットの前傾角度やスイング軌道が同じなのでミスがなくなったうえに、同じ動きで思い切り打てるので、飛距離が伸びた」
「ゴルフ歴25年なので、なかなか慣れるのに時間がかかりそう。でも楽しい!」
「とにかく楽。ショートゲームのたびに深く屈まなくていいので◎」
筆者と違ってこんな声も…
「シャフトが長いので普通に打つだけで、サンドウェッジが上がる上がる。こんなに楽にバンカーから出せるなんて驚きです」
シングルレングスアイアン使用者の声も見てみると総じて評価は高いです。やはり一人一人にイーデルゴルフが持つしっかりとしたフィッティングサービスを行い、ゴルフクラブをその人に最適に調整しているからでしょう。
どこで買える?試打はできるの?
イーデルゴルフの全国代理店で試打、購入することが出来ます。
シャフト長が同じとはいっても、ただ長さを揃えてもボールは上手く飛びません。その人に合わせた最適な長さがあり、それを調整して全ゴルフクラブを製作できるのがイーデルゴルフの凄いところです。
なので、基本的にまずはイーデルゴルフのフィッティングをおすすめします。試打会などで詳細なデータを計ってもらえますのでぜひ参加してみましょう!
試打会、全国特約店情報はこちらから
シングルレングスアイアンを展開する、イーデルゴルフは世界最高の情熱と高品質な製品を作るプレミアムなブランドであり、すべてのプロダクトがハンドメイドであることに強いこだわりを持っています。
また、今回のシングルレングスアイアンと同様に、その他のクラブもフィッティングで一人一人のゴルファーに合ったカスタマイズができることもイーデルゴルフの大きな魅力のひとつです。自分に合ったカスタマイズをしながら、シングルレングスアイアンという革新的な製品を試せば、あなたのゴルフ人生がさらに深いものとなるでしょう。
もしお近くでシングルレングスアイアンの試打会・フィッティング等があればぜひ参加してみてください。何よりも、抜群の打ちやすさや、「ハンドメイド」「フィッティング」という、イーデルゴルフの情熱を実感できます。