越えられそうで越えられないスコア100の壁。スコアを崩している原因は多々ありますが、なにから取り組めばいいのでしょうか?
ドライバー、アイアン、アプローチ、パター、やれることは多いですが一気に改善しようとすると上達が分散されなかなかスコアアップすることが難しいでしょう。
今回はそんな100切りを目指すゴルファーが改善すべきポイントとおすすめの練習法をご紹介いたします。ぜひ普段の練習で試してみてください!
スコア100切りのためのポイントとは?
100切りのためにOBをなくそう
スコア100を切れない原因は多々ありますが、スコアを崩しているもっとも大きなポイントがOBです。1つOBを出してしまうとペナルティが加算されるだけでなく、プレーにも焦りが生まれどんどん悪い方向へ進んでしまいます。
また左右へのボールのブレはOBだけでなく林の中や傾斜からのプレーになってしまうので大叩きしてしまう可能性があります。フルショット系の精度を上げることは100切りにとって重要なポイントです。
「フェースの開閉」を身に付けよう!
スライスを防止してショットの精度を上げるには「フェースを閉じる動き」を身に付けましょう。インパクトでフェースを閉じることができれば、ボールをしっかり捕まえることができます。
ボールを捕まえられると、スライスを確実に止めるだけでなく、球に力が伝わるので飛距離も大きくアップします。フェースを閉じる動きをマスター出来ればワンランク上のゴルファーになれるでしょう。
フェースを閉じるには手首を掌屈させる動きが欠かせません。手の甲を下に向けていくようなイメージです。スライスが出るゴルファーの多くはこの掌屈の動きが出来ていません。
ショットの精度を上げる練習法
手首を掌屈させようと言っても最初はなかなかうまくいかないと思います。なので、「最初からフェースを開いた状態で打つ」練習を取り入れてみてください。
普段より約30度程度フェースを開いて構えます。開いたらグリップしなおしてください。
フェースを開いた状態で構えているので手首を閉じる(掌屈)動きをしなければ、ボールをまっすぐ飛ばすことができません。この練習でボールをまっすぐ飛ばすことができれば、フェースを閉じて打つスイングが身に付きます。
最初からフルスイングすると元と同じようなフォームになってしまうので、小さなスイング幅からトライしてみてください。掌屈させたままインパクトするイメージが身に付いてきたら、だんだんスイングを大きくしていってみてください。
▶▶▶7番アイアンをうまく打つための基本ポイントをご紹介します→
スコア100を達成するためには、まずOBを防止することがポイントです。
そのためにもフェース閉じる動きを習得しましょう。スイング中にフェースを閉じることができれば、スライスを防止できるだけでなく、ダフリなどのミスショットも改善され飛距離・方向性ともに向上し、思い通りの球を打つことができます。
今回ご紹介した練習法で。ゴルフスイングにおいてもっとも重要なフェースを閉じる動きをぜひマスターしてみてください。