ヘッドスピードを上げてもっとドライバーを飛ばしたい!全ゴルファー永遠の課題ですよね。
この記事では、兎にも角にも速く振る技術・感覚を身につけてヘッドスピードを爆上げするための練習法「一誠プレス」をご紹介します。
一誠プレスでドライバーを今より速く振り切る感覚が身につけば、飛距離の底上げもされますし、少ない力でも効率よく飛ばすことができます。8割スイングでも今よりもっと遠くに飛ばすこともできるでしょう。
飛ばしのコツを日本トップレベルの飛ばし屋、松本一誠プロがお教えしますので、ぜひ飛ばしのヒントを掴んでみてください。
目次
【一誠プレスのやり方】飛ばしは、脱力・リズム・低スピン
脱力すれば速く振れる
ドライバーを速く振るには脱力が欠かせません。リラックスした筋肉は速く動かすことができます。ガチガチに力んでしまうと動きも硬くなり速く振れないだけでなく再現性も低くなります。
リズムが再現性を上げる
飛ばないゴルファー含め、アマチュアに多いのがリズムが悪いスイングです。
ドライバーを飛ばすには一定の良いリズムで振ることが大切です。振り切りやすくなり、いつでも同じようなスイングができるようになります。タイミングは人それぞれですが「1.2.3」とリズムよく振りましょう。
低スピンで弾道を抑える
ドライバーを飛ばすには低スピンが理想です。スピン量を減らすことでボールの吹き上がりを防いで適切な弾道でキャリーとランを稼げます。
スピン量を減らすにはアッパー軌道がポイント。ヘッドが下から入ってインパクトすることで擦り打つ量を減らすして低スピンで飛ばせます。
反対に上から叩いてしまうとボールに縦回転がかかってしまいボールが吹き上がってしまいます。パワーが上方向に向かってしまうので飛距離が出ません。
いい感じで打てたのになぜか飛距離が出なかった…そんな経験ありませんか?その原因は高スピンです。ボールが吹き上がってしまった結果飛距離が出なかったのです。
飛距離を爆発的に上げるスイング法「一誠プレス」
一誠プレスとは?
松本一誠プロがおすすめする練習法「一誠プレス」は自然な重心移動を可能にして、スムーズに振り切るための練習法です。
飛距離が出ないゴルファーの多くは、重心が止まったままスイングしたり、力みによって上から叩き込んでしまって飛距離が出ません。
一誠プレスで自然と重心を柔軟に移動させることで、筋肉は柔らかく速く動くことができます。
実践!30yかんたんに上げる方法
①通常のアドレスから少し右足を引いてクローズスタンスにしてみてください。
度合いは人それぞれですが、まずは大げさに引いてみてもOKです。
②右足かかとを上げます。左足はそのままです。
この時膝が前に出過ぎないようにしましょう。あくまでかかとを上げるだけです。
③テイクバックと一緒に右足かかとを下げて、左足かかとを上げます。左右のかかとをリズムよく入れ替えてください。
④ダウンスイングと同時に左かかとをつけてスイングします。
左右のかかとを上げてから振ることで、意識しなくても重心が勝手に動いて強いパワーを生み出すことができます。
いきなりボールを打つと感覚が掴みにくいので、まずは素振りから試してみてください。
左右のかかとの上げ下げをリズムよく行ってスイングしましょう。上半身は脱力して足振りに振られるようにスイングしてみてください。
ドライバー「一誠プレス」の注意点
マン振りと無茶振りの違い
フルスイングしたときにフィニッシュでビタっと止まれるのがマン振りです。もしフィニッシュでフラフラしたり、体勢が崩れるのは、マン振りではなく”無茶振り”になります。
上体をキープする
飛ばそうと思うと上体が浮きやすくなります。体が起き上がらないように前傾角度をキープしましょう。ボールを絶対に追わず、飛んでいくボールを前傾した状態(斜め)で見るようなイメージで振りましょう。
右肩を被せない
力みが入ってくると、右肩が前に出てきます。引っ掛けやスライス球の原因になるので右肩が前に出ないように、ターゲットに対して肩・胸・腰が並行になるようにしてください。
▶▶▶ドライバーを飛ばすためのスイングの基本はこちらでチェックしてみてください。
ドライバーを飛ばすためにヘッドスピードを上げましょう。
そのために「一誠プレス」はとてもおすすめです。力みを防いで自然な重心移動で強くスイングすることができます。
強いスイング、振り切るスイングができるようになると、自然と軌道も安定しショットの方向性もよくなりますので、ぜひトライしてみください。